衛生的な餅つきのやり方について

お正月になると町内会等の各所で餅つきが行われます。楽しいイベントなのですが、その一方でノロウイルス等食中毒がよく起こるイベントでもあります。

そこで、安全かつ楽しく餅つきを行っていただく為に、衛生的な餅つきのやり方について説明したいと思います。


1事前準備

1)臼や杵のささくれやひび割れをヤスリがけして滑らかにし、異物が付かないようにする。

2)ヤスリがけが終わったら、臼に水を張り、杵のつく部分と臼を一晩水に浸けておく。


2当日

(1)清潔な帽子、マスク、エプロンを着用する。

(2)手を石けんで洗い(洗浄30秒、すすぎ30秒のセット×2)、アルコールで消毒する。

(3)餅つき開始直前に「熱湯」で臼と杵を消毒する。

(4)手水はこまめに交換し、餅つきをする枚に臼と杵を熱湯消毒する。


3餅つきの参加者について

(1)あらかじめ餅をつく人やこねる人等の食品に触る人を決めておく。

(2)餅つき前に、食品に触る人達の体調確認を行う。手指に傷は無いか、発熱してないか、家族含め嘔吐下痢等の胃腸炎症状がないか等々。

出来れは口頭確認では無く、ペーパーでの確認を。


4最後に

調理後2時間以内に食べきる。

イベントでついた餅は、磯辺巻きやあんころ餅にするのでは無く、出来れば、雑煮やお汁粉等加熱してから食べる。鏡餅何かにするのも可。

参考:川口市保健所

https://www.city.kawaguchi.lg.jp/soshiki/01090/seikatueiseika/shokuhin/shohisha/16297.html


以上となります。衛生に気を付けて楽しく餅つきを行ってください。



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