【社会人2年目奮闘記】

社会人２年目＿つい最近までは"新入社員"の肩書きを持っていたが、ついにその肩書が通用しなくなった。つまり、より一層会社にとってプラスとなる人材を意識していかなければならないということだ。これからキャリアを積んでいくなかで、二年目というのはじわじわと周囲と差がつきだす頃ではないのか。

今まで通り目の前の仕事をこなすだけでなく、もっとビッグで社会に、会社にとってプラスとなるような色んなことに挑戦したいと考えている。そのために過程としてnoteを書いていこうと思う。同じ境遇の人に読んでいただきアドバイスをもらいたいなあ。

・・・と目標高くつづっているがここまでの道のりは順風満帆なわけでもなく毎日ヒイヒイいいながら業務をしてきたのである。笑

今回はとりあえず初回なので私の1年目を振り返っていこうかな。

①４月　入社直後　自分に自信に満ち溢れていた時期

第一志望とまではいかなかったが納得のいく就活を終え、大手化学メーカーに就職。入社前の人柄のよさそうな(常に前を向いておりこの業界のなかでは活気のある会社)雰囲気と同じく研修も同じ志を持った同期に恵まれ日々充実。昔から何かしらのチームスポーツを経験してきた私は、1番になりたい欲が常にあったので、絶対にこの中の同期の中で一番になってやる！という気持ちに満ち溢れていた。

②５月～８月　配属＆引継ぎ

配属は会社の中枢となる事業のメイン部署の生産管理。しかも女性が配属されること自体が珍しく部署の方からも期待のまなざしがすごく、うれしかった半面気が重かった。期待されると頑張れる反面、応えられなかったらどうしようという想いが働いていた。なぜ私がこの部署に配属されたのは聞いていないが、いずれ成果をあげ配属してよかった、と言ってもらえるような人材になりたいなあ。

クールで分かりにくい上司の登場

引継ぎを受けたのは一つ上のスラっとして高身長なクールな感じの上司だった。お昼もおにぎり一個、社内でも無口であまりしゃべっているところを見たことがない。最初は正直失礼だがやる気のないようにみえた。。。（ごめんなさい）のだがもうポテンシャルが高すぎた（笑） 業務を顔色一ついやな顔せずにこなし、トラブルがおきても落ち着いて柔軟に対応。またエクセルが非常に得意で何でもかんでも効率化していつも余裕そうにしている。

決して業務は暇ではない。生産管理はいわゆる、営業や工場の「何でも屋」。人が少ない分何種類もある製品の生産を一人で管理し予算を作成したりトラブルに柔軟に対応したりと、常に電話が鳴りやまない部署である。朝きたら机の上にどっさり伝票や書類が…という日々であった。

言ってみたらこの上司は自分と間反対な性格なので、引継ぎが分かりにくくて苦労した。私だったらマニュアル作って丁寧に説明するのになあという所存。3行ぐらい数式の入ったエクセルも「みたらわかるから時間あるときにエクセル数式みておいて～」といわれたり、なんでこれ分かるんですか？ときいたら「フィーリングやな。」で終わらされる。天才とはこの人の事だと思った。正直自分が要領悪すぎて心が折れていたが、この人の行動すべて完コピする事で業務に慣れていった。休日も手元にある資料を読み込み自分にできることはすべてやり切った。

この上司から学んだことは「習うより慣れよ！」ということだ。完璧主義な自分を捨て、分らないから何もしないのではなく、try and errorを繰り返していった方が断然要領得るのが早いということに気づいた。

今は営業に出ていったため会う事はほとんどないが、連携とるときも相変わらずクールな感じ(笑)社会っていろんな人がいるんだなあ～。

③９月～１２月　一人立ち

引継ぎが完全に終わり一人立ちするように。めちゃくちゃに不安だった。イレギュラーな時も一人で対応。といっても一人では分かるはずがないのでそういう時こそ社内のネットワークの活用が大事だとしみじみ思った。

品証の方に問い合わせて教えてもらったり、営業と連携して調査してもらったり、製造に調整してもらったり。とにかく人と人との潤滑剤になる仕事を経験することができた。しかし、潤滑剤の立ち位置だからこそ板ばさみな状況になる事も多々あった。自分にできる、みんなにとって最も効率のよい方向へもっていくことが難しかった。正直正解なんてないんじゃないかな、と思うようになってきた。決断して良かった！という方向にもっていく後からのフォローが一番大事なんじゃないかなあと思う。

④１月～３月　

年明けてから一気に社内の人に認められた感じがした。自分あてに問い合わせ来たり、G長から一任されたり、自分が必要とされている？自分にしかわからない状況？を感じていたからだ。

また、業務中みんな雑談とかあまりなかったが、するようになった気がした。いいムードで仕事ができこの会社に入社してよかったなあ居心地がいいなと思った。

ざっと振り返ってこんな感じかな。一瞬だったけど新しいことに挑戦したという意味では人生で一番濃かったかもしれない。

学んだことをまとめると

・「習うより慣れよ！」質より量！

・100％の正解でなく「正解にもっとも近い答え」を出すことが重要！

かな。

読んでいただけた方。

ありがとうございました！