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【FX:ドル円 2023.8.27】機会損失トレードポイント振り返り

今回は、2023年8月27日のドル円のトレードポイントについて振り返ってみたいと思います。
私としては、このポイントは残念ながらエントリーすることはできませんでした。

後付けでは何とでも言えてしまいますが(というセリフを一度言ってみたかった。)、今後の同じようなチャートパターンになった際には、積極的にエントリーしていけるように、記録しておくこととします。


1. トレード概要


  • エントリーできなかった理由: 寝てた

  • 通貨ペア: ドル円

  • 推定損切幅: 32pips

  • 推定利幅: 78pips

  • リスクリワード: 1対2.4

2. 日足環境


エントリーポイント前日の日足の環境

日足は過去の節目となる高値ラインを抜けて逆に節目ラインに支えられて引き続き上昇に転じていました。
他方で、週足レベルでは、ここまで順調に上昇してきましたので、上昇トレンドを継続しつつも、一旦押し目をつけてきてもおかしくないような状況です。
日足がやや週足MAに対する日足グランビルで若干MAの傾きが緩やかになってきつつあるように見える点も要注意ではありました。

3. 4時間足


エントリーポイント直前の四時間足

4時間足レベルでは安値を切り上げながら上昇トレンド。
そのうえで、一旦の押し目を作り、Wボトムを形成しそうな様相を呈してきました。

Wボトムの下限のサポートラインは過去の4時間足の高値の実体では抜けているものの、ローソク足の実体ベースではレジスタンスラインを形成しているように見えなくもなく、終値ベースの奇麗なレジサポラインを形成しているわけではありませんが、レジサポを意識するトレーダーとしては、一応押さえておくべきポイントになろうかと思います。

4. 1時間足


エントリーポイント直前の一時間足

上述の通り四時間足ではWボトムを形成してきそうな状況下、四時間足Wボトムの右側で一時間足も、若干安値を切り上げながらWボトムを形成してきそうな状況になってきました。

この時点において、四時間足MAは上の傾きを維持している一方で、一時間足は下向きの状況です。
ここでロングを打つことは、グランビルの法則上は、四時間足MAに対して、一時間足MAが収縮拡散を狙うトレードといえると思います。

ここで注目すべき点は、ダブルボトムの左側は一時間足チャートにおいて、きれいなレジサポラインを形成している点でしょう。
したがって、一時間足のWボトムの左側については強固なサポートが期待できるポイントです。

5. エントリー可否の検討


1. 抵抗帯確認

過去の日足・四時間足レベルでは高値はいくつか形成されていたものの、想定エントリーポイントの上方で、何度も止められているような強固なレジスタンスラインは確認できませんでした。

一時間足レベルの抵抗帯

一時間足レベルの抵抗帯として意識するとすれば、上のような抵抗帯が考えられるかもしれません。
特に抵抗帯の下限は何度か止められているポイントですので、留意すべきポイントだったかもしれません

したがって私がこのポイントをエントリーする場合には、一時間足のWボトムネックラインを超え、かつこの抵抗帯の下限を若干抜けるポイントに逆指値を設定したいと感じました。(これこそ究極の後付けコメント。)

2. リスクリワード

過去の4時間足の何度か止められている目立つ高値までは、180pipsほどありそうですので、RRの観点から一旦のターゲットとしては問題なさそうです。
したがって、基本的な戦略としては、チャネルラインへの到達、もしくはダウのトレンド転換までのトレールというのが基本戦略になろうかと思います。

3. レジスタンスラインの有無

Wボトムの左方レジサポラインが綺麗に効いている

先述の通り、一時間足チャートにおいては、赤の三角の部分でレジサポラインが綺麗に効いていました。
ダウの考え方からすれば、Wボトムの右側でレジサポラインが効いていると、損切幅を狭くすることができるので、RRも改善するのですが、ここは、左側でしたので、損切ラインは要検討でした。

4. 一時間足MAの傾き

黄色のラインを超えると一時間足MAは上向く

グランビルの法則の観点から、狙いたいポイントとしては、一時間足MAよりも上のポイントかつ、一時間足MAが上向きに転換するポイントです。

この観点から一時間足MAについて確認すると、一時間足のWボトムのネックラインと、20MAが上向くポイントである黄色の横線は、ほぼ同じポイントであったことがわかります。

さらに、21本前のローソク足はその後3時間ほどかけて下落する形になりますので、ここから3時間以内にエントリーできれば、一時間足MAがしっかりと上向きに転じる可能性は高いポイントだったといえると思います。

したがって、一時間足Wボトムのネックライン越えでエントリーした場合には、グランビルの法則がしっかりと効いてくるポイントだったと言えそうです。

4. 結果


その後しっかり上昇

一時間足のネックライン抜けでエントリーし、一時間足ダブルボトムの左側を損切ラインとした場合は、損切幅は約32pipsでした。
抵抗帯下限を抜けたポイントを意識していることと、Wボトムの右側ではなく左側を損切ラインとして設定していることでやや広めの損切幅となっています。

利益確定については、先述した通りチャネルラインで決済またはトレールという形が想定されました。
この場合、一時間足レベルのエントリーですので、当然トレールでも一時間足レベルで行うべきですが、トレールだけの場合は、その後の指標で損切になっていた可能性があります。

一時間足のチャネルライン

個人的には、分割決済があまり好きではないというか、下手くそなのか、決済後に大きく伸びるポイントにあまり当たったことが無く、割と戻してしまうことが多かったので、エントリー足のトレールにかかるか、チャネルか、目標ライン到達のいずれか早いタイミングで全決済するようなやり方をしていますので、今回の場合は目標ラインは180pipsほど先でしたので、チャネルライン到達の78pipsで全決済していたと思います。

今回は以上となります。
皆様の参考になれば幸いです。


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