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【FX:USDJPY 2023.9.6】損切トレードポイント振り返り

今回は、米国時間2023年9月6日のドル円のトレードポイントについて振り返ってみたいと思います。
結果は残念ながら損切撤退となりました。

なお、MAのカラーは以下の通りです。
週足: オレンジ
日足: 白
4時間足: 水色
1時間足: 赤 

目次


1. トレード概要


  • 通貨ペア: ドル円

  • トレード: ロング

  • 損切幅: 25pips

  • 期待利幅: 99pips

  • 期待リスクリワード: 1:4

2. 環境認識


2-1.日足の環境

日足

日足レベルでは、Wボトムを完成させ、ネックラインをわずかながら更新しており、日足レベルの上昇方向への圧力が期待されるポイントでした。

2-2. 4時間足の環境

4時間足

このような環境下、4時間足レベルでも上昇トレンドを継続し、安値の切り上げポイントを形成してきました。
四時間足MA、日足MAとも下から追いかける形となっており、大きな方向では上方向であると判断しました。

2-3. 1時間足の環境

1時間足

一時間足では、四時間足の高値切り上げポイントの中でダブルボトムを形成し、ネックラインを越えてきました。
本来であればここでエントリーを検討するところですが、チャート上に国旗マークが表示されている通り、これはISMの指標による上げだったことと、一時間足MAが下向きであったことからスルーしました。

その後、ややレートが落ちついて一時間足の安値切り上げポイントを再度形成しようとしているタイミングが上記のチャートになります。

Wボトムも右足上がりとなっており、一時間足の上昇トレンド中となっていましたので、ここでロングの逆指値を直上にセットしました。


3. エントリー可否の検討


1. 抵抗帯確認

一時間足

今回のトレードで検討すべきは、一時間足レベルで二度止められている最高値(黄色ライン)を抵抗帯とみなすかどうかがポイントだったように思います。
今回は、エントリーポイントは、こちらの黄色ライン直下であったため、非常に悩みましたが、その差は数pipsであったことと、一時間足レベルでも既に上昇トレンドであったことから、逆指値発動で上昇トレンドの継続が確定しますので、エントリーすることとしました。
(迷うということ自体トレード手法が確立されていない証拠ではあります。。。)

2. リスクリワード

チャネルも引いたが、基本黄色の日足レベルの高値までを目標。

いつも通りですが、チャネル・MA・過去の目立つ高安値をターゲットの候補にしており、今回は仮のターゲットは2022年11月の日足レベルの次の高値ポイントをターゲットとしており、想定利幅は99pips、損切幅は25pipsでした。
したがって、想定されたRRは1:4でした。もちろん、伸び方によってはチャネルで決済も想定していましたが、エントリータイミングが米国時間の昼すぎであったことから、あまりすぐには動かない想定でした。

3. レジスタンスラインの有無

レジサポライン

今回のエントリーポイントに関しては、上記の三角印の目立つポイントでレジサポラインが効いているように思われました。
一時間足レベルで二度ほど効いているポイントでしたので、そこそこ強固なラインであることが期待されました。

4. 一時間足MAの傾き

MAは横向きから上向くポイント

エントリー足の21本前のローソク足は黄色の縦線のところであり、レートが大きく動かなくともMAは上向きになり、下から支えてくることが期待できるポイントでした。
ただし、エントリータイミングが米国時間の昼過ぎから夕方(日本の深夜から早朝)となる見込みでしたので、スプレッドや値動きの少なさは若干の懸念点ではありました。

4. 結果


ほぼ伸びずに微損で撤退

赤矢印のポイントでエントリーし、一時間足の安値切り上げポイント直下にロスカットラインを入れておきましたが、全く伸びずにしばらく含み損のまま停滞しました。
その後、一時的にプラスに転じ、一時間足レベルの高値を更新し、そのまま伸びてくれるかと思いきや、上昇と同じ速度で急降下してきました。

高値のラインを抜けた際に一気に伸びてくれれば、ゆっくり伸ばしていきたいと考えていましたが、高値更新も誤差の範囲だったと判断し、15分足のキリの良いポイントにLCラインを引き上げていたところ、そのまま持ち直すことなく微損で全決済となりました。
早めに損切ラインを引き上げることでリスク管理を行った形です。

直近の高値越えを狙うトレードは伸びる際には一気に伸びますので、是非狙いたいポイントではあるのですが、当然目立つ決済ポイントになるため反落するケースも多いので、非常に悩ましいポイントです。

今回のケースでも、仮に一時間足の高値直上に逆指値を設置しても、結局のところはエントリーは執行されたのち、そのままそこで反転してしまったと思われますので、ポイント自体は今回のポイントで仕掛けるのが正解だったと思います。

あとは、直上の一時間足高値ラインをどう捉えたかというところが判断の分かれ目だったかと思います。
単なる高値ならともかく、二度止められているところがわかっていて、抜けないかもと思って損切ラインを早めに引き上げるくらいならエントリーしなければ良い、ということなのだと思います。

今回は以上となります。
残念な反省トレードでしたが、皆様の参考になれば幸いです。


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