見出し画像

【FX:USDCAD 2023.9.13】利確トレードポイント振り返り

今回は、米国時間2023年9月13日のドル/カナダのトレードポイントについて振り返ってみたいと思います。
結果は指標もあり決済ラインをタイトに引き下げた結果、目標ラインには届きませんでしたが、一定の利益を確保できたトレードとなりました。

なお、MAのカラーは以下の通りです。
週足: オレンジ
日足: 白
4時間足: 水色
1時間足: 赤 
15分足: 茶色


1. トレード概要


  • 通貨ペア: ドル/カナダ

  • トレード: ショート

  • 損切幅: 14pips

  • 想定利幅: 30pips

  • 想定リスクリワード: 1:2.1

  • 実際利幅: 20pips

  • リスクリワード: 1:1.5

2. 環境認識


2-1.日足の環境

日足の環境

日足は、一目瞭然に上昇トレンドでした。
しかし、押してきたところの日足のMAでの反発も想定されたところでしたが、日足MAを抜け、二日連続で日足のMAを下回る状況となってきました。
さらに日足のMAも上向きから水平に変化してくるタイミングでした。

日足レベルのトレーダーとしては、MAが下向きに変化してきて、MAを下抜いてきているところですので、ダウ的には上昇トレンドを継続してきていますが、MAを下抜けたことを材料に売ってくるトレーダーも出てくるのではないかと考えられるポイントです。

他方で、ダウ的には上昇トレンドが継続しているところですから、下げたところからは日足レベルの押し目買いが入ってくる可能性がある点には留意が必要な場面でした。

2-2. 4時間足の環境

4時間足の環境

このような環境下、4時間足レベルでは、日足MAを下回ってもなお、一貫して下落トレンドを継続している状況でした。
4時間足が綺麗な下落トレンドですので、基本的には戻りの部分で可能な限り4時間足MAに引き付けて、素直に売っていきたい環境でした。

2-3. 1時間足の環境

1時間足の環境

一時間足では、直近のレンジ帯を指標の影響で上下に抜けたあと、高値を切り下げ続けてくる場面でした。
ここで、直近の安値のラインを抜けてくると一時間足でも下落トレンドが確定する場面でした。

100億円トレーダーさん的な言い方をすると、4時間足の下落トレンド中で1時間足が下落トレンドを確定させる場面、ということであり、4時間足のスイングトレーダーと1時間のデイトレーダーの目線が一致してきます。

以上の状況を踏まえて、一時間足の直近安値の直下にショートの逆指値オーダーを設置しました。

3. エントリー可否の検討


1. 抵抗帯確認

4時間足レベルの抵抗帯

エントリーポイント付近では、4時間足レベルのレジサポラインおよび日足のMAが最も大きな抵抗帯となりそうでした。
とはいえ、30pips程度の利幅は確保できる程度には距離があるところでしたので、損切ライン次第ではエントリーできると考えられます。

2. リスクリワード

いつも通り、チャネル・MA・目立つ高安値をターゲットの候補にしており、今回はターゲットは先ほどの抵抗帯として認識したラインをターゲットとすることになりました。
この場合の想定利幅は30pips、損切幅は14pipsでした。
したがって、想定されたRRは1:2.1となります。
なお、実際の決済注文としては少しバッファーを見て、下の40pipsあたりにTP注文を入れてあり、30-40pips程度のところで様子を見ながら手動決済を考えていました。

3. レジスタンスラインの有無

4時間足のレジスタンスライン

今回のエントリーポイントに関しては、上記の三角印のポイントでレジサポされたラインがあり、このレジサポラインを背にエントリーできる形となっていました。
上下に何度も抜けているので、強烈に効いているラインというわけではないと思いますが、最低限の条件はクリアしていたと思います。

4. 一時間足MAの傾き

1時間足

エントリー足の21本前のローソク足は黄色の縦線のところであり、紫色のWトップのネックライン割れでエントリーした場合、このネックライン部分が黄色線以降のレートより低い位置になるため、当面の間は一時間足MAは下向きを維持していくことが想定されました。
したがってこの条件もクリアです。

4. 結果


15分足

結果としては、15分レベルでもトレンドを崩さずに下落を続けていきましたが、残念ながらRetail Salesの指標発表が控えていたので、その直前でタイトに決済ラインを引き下げており、そこで決済となりました。
実際に、指標発表時に大きく上昇しているので、指標直前で決済ラインを引き下げて決済したのは正解だったと考えています。

なお、指標発表のあと結局のところは目標としていた黄色の横ラインに届いたわけですが、指標を無視して通常通りのダウで決済ラインを引き下げていた場合には、ほぼ建値の微益撤退だったと思われます。

負けないことも重要ですが、指標などのイベント時にはギャンブルで伸ばすことよりも、しっかり利益を確保することが大事だと思いますので、今回のトレードはこれでよかったかなと思っているところです。

今回は以上となります。
皆様の参考になれば幸いです。


この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?