ボトルネックとなる送電網インフラをどうカバーするか？

2024年9月11日 13:37

次世代通信技術IWONによって、データセンターが都市圏集中から地方に移転できると期待されていますが、データセンターに電力をどう供給するかが問題になっているようです。

北海道、再生エネ供給に揺らぎ　データセンター整備加速で課題浮上

北海道では、さくらインターネットや京セラなどがデータセンターの整備を進めていますが、大量の電力を安定して供給できるかが課題となっています。特に、再生可能エネルギーを利用することが求められており、再生エネインフラの整備が遅れることで、電力供給の不足が懸念されています。

北海道は風力や太陽光など、再生可能エネルギーの開発余地が大きいものの、消費電力の急増に対して、現状の供給力では不十分な可能性があります。また、石狩地域では電力の送電網が遅れており、データセンターの増設が進むことで、供給不足に直面するリスクも指摘されています。

電力不足に対応するため、北海道電力は液化天然ガス（LNG）火力発電や原子力発電所の再稼働を計画していますが、送電網の整備が課題です。北海道は有識者や電力会社と連携し、24年度中に具体策をまとめる予定です。

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