藻谷浩介氏への信頼

藻谷氏は10数年前からTVのコメンテーターとして拝見し、まともな事を言う方だなと思っていた。

数日前の日経朝刊に著書の宣伝が出ていて、「誰も言わない日本の「実力」」という題名に惹かれてダウンロードして読み始めた。

「我が意を得たり」という表現が正にぴったりの内容が殆ど。

私もアベノミクスで株は上げてもらったが、国策(年金、ETFなど)で上げた株はいつか下がる筈、恐々としていなくてはならない。新NISAでまた下支えをしたがいつかは調整局面が訪れる。賃金が上がって個人消費が増えていかないと本格的な景気上昇にならないと思っていた通りのことをデータを基に解説してくれる。

毎日新聞に連載されていたそうだが、普段見ないので知らなかった。最近、TV出演も少なくなと思っていたが干されていたんですね。たまに見かけても発言が制限されるような様子も垣間見えました。

そういう体質に政府もマスコミもなってしまったんですね。

切れ味鋭くここ数年の自民党政権のみっともなさを指摘されていて、若い世代の皆さんに是非この本を読んでもらいたいと思います。

教育行政に「道徳」という科目を入れると聞いた時、どの口が言っているのかと唖然としてしまったことを思い出す。

辺野古の問題も別の視点を知ることができた。
これからニュースの見方も変わると思います。

藻谷浩介氏のますますの活躍を望みます。

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