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6/30 乙丑、六十干支の風景。

6月も今日で終わりですね。
明日から7月ですが、干支暦の月(庚午月)の変わりはもう少し後…

今日は乙丑の日
乙は、木性で陰木で草や蔦、花をあらわします。
丑は、土用の丑の日などで丑の日というのは聞き馴染みの深い干支(えと)の1つですが、
土性、季節でいうと晩冬になります。
なぜ晩冬か?
土性の干支(えと)は丑、辰、未、戌と四つあるのですが、亥子(水性•冬)と、寅卯(木性・春)の季節の間に丑(土性•季節の間)が入るのです。
土性はいつも季節終わりと始まりを待つ風景になるのです。

春を待ち侘び、雪解まではもう少し時間のかかる土の上に芽や蕾を出す草花。
雪の中、健気に芽吹いるけれど季節には負けない養分を得ようとする賢さも備えていそうです。

風景を描く時、
干が中心になります。
十干の甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の
甲(樹)と乙(草花)が昨日と今日は木性
木性の次は木生火で、丙丁の火性へとつながって行きます。

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