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今日は内定式だったらしいじゃん

どうも、一休誰絵です。1ヶ月ほど更新していませんでした……note さんからご丁寧に「連続更新しませんか?」と9月29日くらいに通知が来たのですが、書こう書こうとおもい、すでに10月が突入してしまいました。

というわけで、本題に入ります。
そういや、10月2日の今日、多くの企業が内定式を催したそうです。
「そうです」と書いているということは、そうです。私は内定式に出ませんでした。というか、企業就職活動を辞めています。

6月ごろに最後の面接を終え、無事に祈られ、鬱々と日々が過ぎ、気づけば10月になっていました。その間、憧れの会社が追加募集する、とかなんとかメールが来ていたのですが、悩んで結局エントリーシートは出しませんでした。というか、出せなかった。気持ち的に。まだまだ、私はわがままなニート予備軍ですね。ははっ

6月に面接を一通り終わって、一休誰絵はどうしていたのかを、さっと振り返ってみようかと思います。

6月下旬:見ている景色がモノクロになった

行きたいと思っていた企業から全て祈られ、他の業界もなかなか手に出すことができず、毎日思い出しては泣いていたような気がします。自転車を漕いでも、誰かの手を使って漕いでいる気分で、自分の魂が3メートル先にある感じ。

7月:帰省と、テスト

親から「まあ気分を変えて帰省したら」と言われ、父親と一緒に、故郷の福岡に帰省しました。帰省するために使った交通手段としてフェリーを使ったのですが、これがめちゃめちゃ楽しかった。横須賀から北九州まで約24時間かけていくのですが、食っては寝て、食っては寝て、たまに本を読んで、また寝て、と。ネットもフリーWi-Fiはあったのですが、調子が悪かったため、ほぼ機内モードにしていました。何も繋がらないって、最高です。デジタルデトックスです。
また、露天風呂があったのですが海上で全裸仁王立ちできて、気分晴れやかになりました。
福岡に到着し、2日くらい過ごしたのですが、特に何かをするわけでもなく、友人と朝ごはんを食べたくらいです。

そして、大学のテスト期間です。選択必修の授業があり、これを落としたら後期が大変なことになりかねない、といった感じで、それなりに勉強を頑張りました。後日、無事に単位取得です。少しおかしかったのは、休学明けの授業のGPAの平均が1以上上がっていたことです(よほど休学明けの勉強が楽しかったのか、それとも3年までのGPAがアホみたいに低かったのか……)

8月:旅行!ヒャッホイ!

バカですよね、NNTの癖に何やっているのだよ、って。いや、旅行していましたねぇ。
お盆周辺に家族旅行に国内を周り、下旬に妹と韓国に行っていました。家族の月ですね。昨年は一家でコロナに感染してしまったため、ほぼ半月が潰れてしまい、計画していた旅行もパーになってしまったため、親は少し悔しかったようです。今年は、少し力を入れたようでした。楽しかったです。
妹との旅行は、妹に振り回されまくったのですが、それはそれで楽しかったです。

この月、私は韓国に旅行に行く前に「いい加減、資格を取ろう」と思い、5月ごろからなんとなく勉強していた日商簿記3級のCBT試験を受けました。無事、受かりました。1週間くらい目にぶわあ〜〜と、予約し勉強し、といった感じ。これを1年前にやるべきだったのですよね。まあ仕方ない。

9月:フィリピン旅行、後期開始

中旬に、友人と前々から計画していたフィリピン旅行を遂行しました。場所はセブにしましたが、止まったのはリゾート地・マクタン島ではなく、セブシティ。ということで、それなりの治安の中で過ごしました。
ホテルの前は、ビキニクラブ?みたいな名前のナイトクラブがあって、セクシー路線のものらしかった。外観は真っ赤なライトで「XOXO」とド派手に照らされていて、日本の歌舞伎町でもなかなか見かけない仕上がりでした。行っていませんけれど。

私のジャパングリッシュは見事に玉砕され、カフェで自分の言語能力の低さに唇を噛みつつ、コーヒーを飲んだりしました。あとホテルのロビーが甘ったるい強烈な匂いがして、床が汚かったです。ユニットバスの水漏れもひどかった。冷蔵庫は生臭いし。夜は雄叫び声が聞こえてくるし。Wi-Fiの調子は悪いし。ベッドも嗅いだことのない甘い匂いがしたし。枕はペラッペラでマットレスも硬いし。実質床で寝ていたし。トイレは全然流れないし。

こんなホテルだけでケチョンケチョンに書いてしまいましたが、楽しかったですよ。フィリピン。現地の人は南国らしくおおらかで人懐っこかったし、ここで生まれたら、日本ほどあれこれ悩まず過ごせそうだな…と、羨ましくなりました。

そして、大学の後期授業が始まりました。本当はゼミだけで卒業はできたのですが、せっかく授業料も払っているし、興味のある分野のものを受けてみたいな、と思い、なぜか哲学系の授業を履修しました。あとは、数学の興味のある分野のものと、その大学ならではのものを。
現時点ですでに2週を終えましたが、気楽に授業を受けられるため楽しいです。

現在:古から伝わる就活プラチナカード「卒業見込み学生」を捨てかけています

と、ここまでざっくり振り返ってみましたが、遊んでばかりですね。その中で、卒業した後はどうしようか、となんとなく考えるようになりました。というか、考えざるを得ませんでした。親からそれとなく何度も言われるし、福岡に住む祖母からも、ビデオ通話をするたびに「なんで就活をしよらんと?あんたもったいなか〜」と言われたり。

先述した、簿記3級も、いずれ本格的に独立してフリーランスだの会社なり立ち上げる段階で必要になる知識だもんな、ということで取得しました。今後使うであろう大きなお金のために、強制的に貯金する目的として資産運用や株についても勉強しています。

また、最近は急にミニマリストに目覚めました。ミニマリストの先輩方々の本やYouTubeをひたすら読んで観て、断捨離に力を入れています。メルカリに出品して、臨時収入が入ったり、部屋がスッキリしたりと、心がスッキリしているところです。

これからのライフスタイルに関する勉強は、少し義務感にやられる部分がありますが「せっかくの機会だし」と思って勉強してみると、案外楽しいものですね。これからの環境がまだ決まっていないため、少し哀れにも見えるかもしれませんが、生きる力を身につけている感覚は、確かにあります。

何者でもない期間だからこそ、自分には何が必要なのか何が不必要なのかを、積極的に取捨選択している気がします。

そんな10月のスタート。今日は授業が入っていなかったので、日本橋でランチしに行きました。天ぷら。

その後、お手洗いに行ったのですが、私の前に並んでいたのは、リクルートスーツに身を包んだ、5人の学生でした。そういや、今日は内定式の企業が多かったっけなぁ、と。自分の生活の基礎を固めていっている間、周りの大学生は社会人の第一歩を踏み出そうとしていました。

若干の焦りを感じたのは事実です。あの学生さんはスーツを身につけているのに、私はワンピースを着ていたのですから。ああ、私は社会にでることに対して、まだ覚悟ができていないのだな、と。

同時に、多くの企業による採用活動から一旦逃げることができた、と安心した部分もあります。もともと、正社員を目指して活動をしていたわけではなかったので、何かにせかされることもなく、自分の進路を自信を持って選べる。開放感にも近い気がします。やっと、この時が来た。

ここで何が言いたいのかと聞かれると、ちょっと仰々しいことを言ってしまいますが、良いですか。

この時期、多くの学生さんは進路を決定されていると思います。また、私のように宙ぶらりんになりながら「これからどうしようかな」と、悩む学生さんも当然いらっしゃると思います。

多分、生きていたら、なんとかなる。











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