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ずっと友達!ピューロランド学園祭─コロナによって青春を奪われた人々へ

お久しぶりです。

突然スマホが壊れて、新しい機種へと変え、慣れないことが多く、少し執筆を控えていました。

また、最近執筆したかった内容が、少し暗めな話になるようなものが多く、あまり全員が見れるブログで暗い話を書き綴るのもな…と思ったのもあります。

ですが、ようやく明るめな話ができそうなので、久々に筆を取りました。

更新が遅れた言い訳はこの程度にしておいて、本日はピューロランドの新パレード「ずっと友達!ピューロランド学園祭」についてお話したいなと思います。

⚠️注意⚠️
この記事では、ずっと友達!ピューロランド学園祭のネタバレを多分に含みます。

ネタバレを踏みたくないという方はここでブラウザバックをお願いします。

ずっと友達!ピューロランド学園祭 の魅力

このパレードの魅力は、なんと言っても、とってもかわいいお揃いのパーカー、そして盛り上がるダンス、学園らしい青春を感じるストーリーでしょう。

しかし、私が今回言いたいのは、そこではございません。

私が今回このパレードについて語りたいのは、

コロナによって青春が奪われた今の高3~大2の人達の声、それを代弁しているパレードであるということです。

一見「なんだこいつ?」と思われる意見かもしれませんが、語らせてください。

①強調される「今しかない」という表現

このパレードで非常に多く出てくる表現、それが「今しかない」というものです。

「私たちの青春は、今しかないの」

「このメンバーで作る学園祭は、これが最後なんだ」

みんなは、ピューロ学園の先生である烈子先生に向かって、「最後」という言葉をキーにして、後夜祭を続けさせて欲しいと懇願します。

このピューロ学園の生徒の姿、これは、コロナに青春を奪われた私たちと重ねることが出来るのです。

②コロナによって青春を壊された私たち

遊びに行くにしても、学校のイベントをするにしても、何かとコロナが付きまとった私たち。

コロナを理由にし、体育祭や、それこそ学園祭も中止になることが多くありました。

抗議の声を上げても、教師陣は「じゃあ感染対策をなんとかできるのか」と言うのみ。

正論であることを分かっているので、黙るしかない私たち。

コロナによって、学校の楽しいイベントが全て奪われ、ただただ授業を受けるだけの、退屈で代わり映えのない学校生活を送った私たち。

それを見た大人の人達は「でも、そうやって我慢したおかげで今の自由がある」といいます。

確かにそれは事実です。もしイベントを強行する方針だったら、今のコロナはここまで収束してなかったかもしれません。

ですが、「今の自由」と「あのときの自由」は、大人たちにとっては同じでも、子どもたちにとっては全く違う。

あの時学生だった人々は、間違いなく、コロナによって「青春を奪われた」のです。

そんな「我慢することで未来が開ける」と論ずる大人たちに、私たちはずっと言いたかった。

「私たちの青春は今しかないんだ」と。

もちろん、奪われたものをもう取り返すことはできない。コロナが酷かったのは事実なので、強行開催するべきだったとは言わない。

でも、失われた青春を蔑ろにはして欲しくない。ピューロ学園祭は、そんな想いを代弁したパレードになっているのだと思います。

③ピューロ学園祭は「青春の追体験」

先程も言った通り、そんな青春を奪われた私たちの思いと、ピューロ学園の生徒たちの思いはリンクします。

そのため、自分自身もピューロ学園の一生徒になった気分で、ショーを楽しむことができます。

つまり、ピューロ学園祭では、あの時感じられなかった青春を、この場所で、擬似的にではありますが、体験することができるのです。

あの日々のように、もう一度「青春は今しかない」と願い、

後夜祭の続行が決まったら、喜びを分かち合い、

みんなと一緒に、いちごあめステッキを持って楽しく踊る。

そんな青春の1ページを、体感することができるショー。それが、ピューロランド学園祭なのです。

まとめ

本日は、「ずっと友達!ピューロランド学園祭」について語ってきました。

このような受け取り方をできる人は、多くないかもしれません。

ですが、コロナによって、またはその他のものによって、青春を、大事なものを奪われた世代の皆さんは、ぜひ、今しかないと熱弁するみんなの姿を自分に重ねてみてください。

そして、青春の1ページを追体験してみてください。

終わった頃には、涙で視界がぼやけます。(マジ)

そして、そうでない皆さんも「今しかない」というメッセージを受けとめ、

コロナ、またはその他諸々によって青春を奪われた人々の、深い悲しみ、苦しみを、肯定し、受け止めてあげてください。

そして、ピューロランド学園祭は、まだまだ続きます!

この記事を見て、気になっていただけたのなら、ぜひ見てくれると、とてもとてもありがたいなと思います。

今回の記事はここまでです。
最後まで読んでくださりありがとうございました😊

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