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腕白でもいい、

「来るぞ!  魔法陣を早く!!」
私は風を読み、左に展開しながら
先登のカルキに叫んだ。

「おれにめいれいするなーーーーッ」
「はぁ? たわけ小僧!
口答えなぞ40年早いわ!!
って来るぞ! 翔べ!!」

視界が黄濁し、頭の先から靴の先まで
全身に攻撃が及ぶのを感じる。

「うわぁぁぁぉぁーーーーッ」
カルキの絶叫が響く。 目をやられたようだ
「大丈夫か?! まずい!2波だ!!」
「水のこきゅう〜〜〜〜〜ッ」


埃来襲強風日、
7歳児との校庭での遊び方。
(旋風 : 低燃費で動く事を覚えた大人には
洗髪洗濯の憂いの塊)


「たわけってなに?」
「タワシの仲間よ。」

逞しく育って☆い。



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