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【バチェラー5考察】 長谷川恵一は本当にモテないのか? 〜良いパートナー探しにモテテクニックはむしろ悪?〜

バチェラーシリーズにどハマりし、全シリーズ完走はもちろん、特に大好きなシーンであるバチェラー2の伝説の浜辺花火デートは作業用・睡眠用BGMのように周回した私ですが、バチェラー5についてもしっかりリアタイで完走しました。

我が妻と同様、ポジティブサバサバ女子である西山さんが激推しだった私としては少し残念な結末でしたが、「バチェラーが誰を好きか」だけでなく「参加者がバチェラーを好きか」も重要な中、あまりバチェラーが好きなように見えなかった西山さんが最後の一人ではなかったのも、まあ納得できる結末でした。

ネットでは「そこで西山さんを選ばないような男だから恵一は37歳まで結婚できないんだ」とか言われており、まあ確かにと思ってしまいましたが笑、早く結婚する方が正解・幸せというわけでも全然ないので、そこは良いとすべきでしょう。

そんなことより西山さんは、木曜日の放送終了後以降、長谷川さんよりももしかしたら魅力的な数多の男性が声をかけ、バチェロレッテよりも圧倒的に競争率が高い状態になることでしょう。
婚活という意味ではまさにこれからが本番かもしれません。

ところで、今回の参加者、レベル高くない?

と、みなさんも思いませんでしたか?

私としては本編の結末以上に気になったのが、今シーズンの参加者のハイレベルさ、もう少し言語化すると、外見の美しさ・可愛らしさに加え、内面的にも考えが成熟していたり自分なりの考えを形成していたりする、一言で言うと人としての魅力の高さでした。

バチェラーシリーズがシーズンを重ねるに連れ、認知度も高まり競争率も激しくなり、結果としてハイレベルな参加者が増えるのは当然です。

ただ、特にラス5に残った参加者は、前シーズンであれば全員ラス2に残っていたであろう、と思うほど、各人に異なる個性があり魅力溢れる方々でした。
本編を見ていただくのに加え、以下の動画を見ていただくと、またその魅力が確認できると思います。

逆に、前シーズンと今シーズンで、なぜこれだけ参加者の魅力に差がついたのか?というのがとても面白い論点だと思うので、掘り下げてみます。

たったn=2の考察で、結論がとても確からしいとは言えませんが、皆が好き勝手意見しているバチェラーシリーズの考察モノとしては、そんな瑣末なことは無視します笑

シーズン4とシーズン5で、参加者の属性が大きく違った

今回のバチェラーである長谷川さんの「まずは話を聞く」という姿勢が参加者の話を引き出し、それが放映時間の限られる中で参加者の魅力を高めていってくれたのは確かですが、それだけでは説明がつかないほど差があった気がします。つまり、参加者が決まった時点で大きな差があった、ということです。

少し考えてみると、この2つのシーズンでは参加者が確定する際の条件に大きな差がありました。

シーズン4:バチェラーが誰か知らされていなかった。つまり、シーズン3までのようにいわゆるイケメンハイスペックの誰かがバチェラーだろう、という期待で集まった参加者

シーズン5:バチェラーが長谷川さんであることは知らされていた。いわゆるイケメンハイスペックとはとても言えないが、人柄の良さは魅力的に感じる、という期待で集まった参加者

この差は決定的で、この属性の差によって参加者のレベルに大きな差が生まれた、とみます。

イケメンハイスペック目当てかそうでないかでここまで差がつく

この考察は一部の人によっては嫌悪されるものになるだろうことは想像して書いていますが、それでも一言断っておくと、イケメンハイスペック目当てで婚活をすることは、全く悪いことではないと思っています。

むしろ、自分の遺伝子を後世に残したい、あるいは、伴侶を含む素敵なアクセサリで自分の身の周りを固め、今後の人生を過ごしていきたい、といった本能的な欲求を満たす意味では、イケメンハイスペックを追い求めるのはベストな選択肢のはずです。

また、イケメンハイスペック市場というのは相当に競争相手も多いわけですから、そのレッドオーシャンに進んで飛び込むという勇気・度胸も素晴らしい、と思います。

ただし、イケメンハイスペックに憧れ・追い求める女性は、彼らを惹きつけるような(特に性的)魅力を高めることにリソースを多く割いていて、所謂モテテクニックも熟練していることが多いです。逆に、それ以外の部分については疎かにならざるを得ません。自分のやりたいことに邁進している・考えが成熟している・考えが独特ではあるが自分なりに深めたものを持っている、といった人間的な魅力が薄くなるのも仕方ない、と言えます。

一方で、イケメンハイスペックに特に憧れを持たない女性は、「イケメンハイスペック」というわかりやすい魅力を持たない男性に対して、自らの考えに基づき魅力を見出している人なので、必然的に自分なりの考え方を持った、人間的な魅力の高い人が多くなる、と言えます。

人間的魅力の高いパートナーを得たいなら、長谷川的ムーブを目指しましょう

というわけで、より人間的魅力の高いパートナーを得たいなら、今回のバチェラーである長谷川さんポジに自分の身をおくことができれば、成功する可能性が高いという仮説が立てられます。

では、参加者を惹きつけた、長谷川さんの魅力とは何だったのか、というところが男性目線ではポイントになります。

長谷川さんは、正直自分の考えを吐露するシーンが少ない(したとしてもそれは一般的によく言われることだよね、が多い)ですし、1つの領域の仕事を長年やり続けて深ぼっていて面白いとか、話が軽妙であるとか、そういった点でも魅力的な部分はあまり感じられません。

一方で女性の話をしっかり傾聴したり、肩肘張る必要のない空気感を作ったり、間違ったと思うところはすぐに謝罪したり、あまり自分発信ではないですが、リアクションは素晴らしく、総合的に人間性がなかなか優れた方だとも思います。

その上でみなさんに問いたいのは、以下の動画の2:30くらいから言及されている、長谷川さんが女性を差し置いて、イルカをうおー!と見にいってしまい、それじゃモテないだろ!と言われているところです。
私としてはそこが長谷川さんの魅力であり、おそらく参加者の方々もそう思ってこの旅に参加しているのでは?と思いました。ここで女性を見やすい位置に行かせてあげるのは優しく、男性としての配慮ですが、どちらかと言えばモテテクニックなきらいがあり、理性を優先して自分という人間の発露を抑えている、といった感じがあります。
たとえば黄さんだったら女性を見やすい位置に行かせてあげたと思いますが、果たしてそうする人の方が本当にモテるのか?
子供みたいにイルカを見にいってしまう、素直な男性を魅力的、と思う人もかなりいるのでは?と思います。

後は場数を踏むだけ

最後に忘れてはいけないのは、多くの出会いがないと嘆く男性陣がやっていなくて、長谷川さんがやっていることが1つあります。
それは、

        『『『 バチェラーに出た 』』』

ということです。

・・・

何を当たり前のことを、と言う勿れ。
長谷川さんは、今回のバチェラー出演によって多くの女性に自分の人となりを知らしめることができました。仮に今回ショーの中で選ばれた方とうまくいかなくとも、長谷川さんが魅力的だと思ってくれた人は他にも相当数いるはずです。
そうです、商品と同じで、知られなければ売れることは絶対にない、というのが重要です。

良いパートナーを得るために、モテテクニックは別に必要ではなく、長谷川さんのような魅力を高めることが重要。

でも、知られなければ意味がない。たくさんの女性に知ってもらえる場にどんどん出かけよう。バチェラーに出よう。

ということで、最後はなぜか教訓に落ちてしまいましたが、男性視聴者目線のバチェラー5考察としたいと思います。

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