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ジャニオタ歴20年の私が、今になってコロナ禍に同年代のキスマイを好きになったわけ

KinKi Kids(堂本剛)、渋谷すばる、二宮和也、SMAP、☆☆I★N★G★進行形(藁谷亮太)、TOKIO(国分太一)、嵐(相葉雅紀)、関ジャニ∞(大倉忠義)、ふぉ〜ゆ〜(辰巳雄大)、ジャニーズWEST(中間淳太)。

わたしが今まで「好きになった」という自覚がある、グループやひとたちだ。
小学生〜社会人とざっと20年に渡るので、できることはそのときそのときで違うけれど、みんな、TVを観たり、番組の録画をしたり、ラジオを聴いたり、CDを買ったり、写真を買ったり、コンサートに行ったりしていたくらいに好きなときがあった。


そんな私がこの1年で好きになったのが、

Kis-My-Ft2

だ。
そのきっかけは、昨年発売されたTwenty★Twenty『smile』のメイキング。
今まで20年もジャニーズを好きでいたが、キスマイの曲といえば前列3人の声の印象が強く、他のイメージといえば、宮田くんがオタクでいい子、舞祭組って何だか面白そうだな、といった程度の認識だった。
それが、メイキングを観てみたら、桜井和寿さんへのリスペクトが感じられ、何せニカちゃんの声が好きだということに気づいてしまった。
それからは私なんぞのつぶやきをファンの方にみつけてもらい、あれよあれよと勧められるがままに、キスマイブサイク、YouTube、オンラインライブ、キスどきと追っていき、2020年の末には、ファンクラブに入るかどうか考えるほど好きになっていき、実際に2021年1月には、ファンクラブに入った。


何故、そんなにハマったのか。

肌感覚として、KinKi KidsとKis-My-Ft2の2組を好き、というひとは、それほどいないように思う。
共演だってそんなにないし、バックについていたというイメージもあまりない(キスマイの前のユニット時代に横尾くんがついてくれていて、「横分けです!」というギャグ(?)を伝授されていた記憶はある)。
ギターを弾いたりそれぞれソロで活動したりする2人組と、ローラースケートのイメージが強くバラエティで活躍する7人組とでは、同じジャニーズといっても世間のイメージも違うだろう。
全然違うからこそ好きになった、ということがひとつ挙げられる。

また、基本的に年上が好きだった私としては、自分と同年代でチャラついていたりオラついていたりするイメージのあったキスマイを好きになれなかった。
それが30代になり、キスマイ自身も落ち着き、私が同年代のひとたちを好きになれてきたともいえる。
これは、剛さんを始めとした10歳近く年上のひとたちを多く好きになっていた20年前と、辰巳くんや淳太くんといった同年代を多く好きになっているここ数年を比べると、一目瞭然である。

これは入ってみて感じたことだが、キスマイのファンクラブからは恩恵を受け過ぎているようにさえ思う。
正直、ファンクラブに入ってる意味ってあるのかな?と思うほど会報には一人しか載っていない時期があった、年に1回のコンサートだって当たらないグループを好きな私としては、本当に同じ会費でいいのかと心配になるほどである。
オンラインコンサートのファンクラブ会員限定部分や写真、10周年のプレゼントやメイキング、そして会員限定の動画のオンパレードと、この1年だけでも元が取れているどころではない。

さらに、このコロナ禍である。
今まで上に挙げた方々の中で会えなかったのはSMAPくらいで、あとの皆さんは、会ってからより好きになったといえる。
しかしKis-My-Ft2を好きになったのは2020年で、7人に会える機会は一度もなかった。
それでも、TVやラジオ、YouTube、dTV、最近ではLINE MUSICで活動を観たり聴いたりすることができている。

私は好きなひとたちにはできるだけ安全なところにいてほしいと思うタイプなので、正直コンサートなんてやらなくていいとさえ思っている。
KinKi Kidsの場合は、本人というよりも周りのひとたちの生活を考えてのことだと思うし、ふぉ〜ゆ〜の場合は今の活躍の場所のほとんどが舞台だし、考えはそれぞれあると思うので、それについてどうこう言うつもりはない。
もちろん会いたいけど。コンサートや舞台をしてくれるなら、なおさら会いたいと思う。
そして実際に開催してくれればわりとどうにか会いに行っているので、そんなやつが何を言うんだとは自分でも思う。

ただ、Kis-My-Ft2だって、10周年である。
ニカちゃんに至っては、ファンと会う場所がなさすぎて、自分にファンはいるのか疑問に思うといった言葉をブログで綴っていたこともあった。
他のメンバーのブログを見ても、やはり、客を入れてコンサートをしたいという気持ちは当然あるようだ。
でも、していない。
そんな、しないという選択をしている彼らが、好きだ。
おそらくドーム規模を想定しているために今の状況ではできないということが大きいのだろうが、正直コンサートなんてやらなくていいと思っている、そして会える機会があるならば会いたいと思ってしまう私としては、コンサートをしないという安心感は大きい。

私は、先ほど述べたように、強行突破でどうにか舞台やライブに行っている方だとは思う。
それでも、この1年半、舞台やライブが中止になったり、やっているのに行けない状況になったりするたびに、私はそのひとたちの曲を聴いたり映像を観たりできなくなっていた。
観ると、会いたくなるから。会える機会があるのに会わないことを選ばなければならないから。

会えない辛さ。

キスマイだって、私が好きになる前にコンサートが中止になっているようなので、そんな思いのあるひともいるかもしれない。
しかし、その代わりにWEB FESが開催された。
そしてこのタイミングでBest of Kis-My-Ft2を発売した。

そんな彼らを、これからも応援していきたい。
そしていつかこのときを越えたら、絶対に会いに行くと決めている。

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