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なんか無性に上達したくてしかたなかったから上達論に絞って読書してみた

こんにちは。お久しぶりです。
最近課題に感じていたパワーアップ、一つの分野での上達について書きます。
新しいことを始めることへの抵抗はないがイマイチ続かない、平均点で、何かキラッとひかる成果が出ない。
よく考えてみると仕事でもプライベートでも同じだ。って不安になることがありまして、上達?その道のスペシャリスト、プロ?ってなんだ?ってことをテーマに最近エゴサや読書してました。

その中で面白い本を発見。
世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0

ネタバレしない程度に書くと、東大卒プロゲーマー(ゲーマーっていいますが、プロeスポーツ選手ね)のときどさんって如何にも強めな選手が、一回挫折した時にやった新しい努力の仕方について書いてる話。
個人的には、変化の激しいeスポーツの世界とビジネスの世界に重なるものを感じ、ビジネスパーソンにとっても良本なと思って紹介してみることにしました。

何が良かったか(※ここからネタバレ※)

いろいろあったけど、一つピックアップするとこれ

「心のエネルギーは無限ではない」(ときど「世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0」第3章)という話

プロゲーマーはもちろん根っこに支えているゲームへの情熱はとても熱いことが読んでいくとわかるのですが、一方でこの章では、心のエネルギーは無限ではなく、時間や労働力と同じで「有限」であることが書かれていました。

有限で貴重な「心のエネルギー」を、なるべく大切に使っていくこと
(ときど「世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0」第3章)

この発言に、痺れました。

みんな高みを目指して努力はしているんだけど、やり尽くして心のエネルギーが切れちゃったら、楽しみや意義を見出せないぐらい、飽きてきてしまう。仕事の場合は、そのまま続けているとやっていることがmustになってしまう。

まさに新入社員から4年目まで営業をしていた自分自身がこれでした。
飽きちゃうんです。楽しかったのに、好きだったのに、楽しくなくなっちゃうんです。成果ばかり追っていたからです。

これって、その分野で一つ突き抜けるか突き抜けないかの境目なんじゃないか、とビビッときました。
確かに成果出している人ってそれ自体を楽しんでいるんですよね。そうでないと日々新しい発見がない。いろんな角度から自分がやっていることの魅力や意義を見つけられない。
勝ちに対して合理的に鍛錬するだけでは、続かない。
結局続かないと、成果出せない。
だから楽しむんですね。

この章以外を読んでいても、そんな勝ちにこだわり過ぎない、ときどさんの努力2.0が垣間見れました。

変化が激しく不確実な世の中だからこそ、楽しみって必要なキーワードなんじゃないかと思いました。

ちなみに、その他上達系でオススメ本はこちら。(どこかでこれら総論で上達についてまとめたいと思ったりしたりしなかったり。またの連休でやります!)

甲野善紀「上達論」

メンタリストDaigo「短期間で“よい習慣"が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術」

Andy Hunt「リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法」

以上。
ありがとうございました


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