見出し画像

【鉄道・駅弁女子旅】金沢の由緒ある老舗料亭で加賀料理に浸る(株式会社大友楼さん)

Googleマップの口コミを書かせていただいたことのロングバージョンになります。Googleマップの口コミって今までしたことがなかったのですが、どんなものかと投稿してみたら結構見て下さっているようで、ありがとうございますm(__)m

大友楼さん、金沢の老舗料亭で食事をしたい方も、駅弁ファンの方にもおすすめです。 私は駅弁ファンなので、出先では必ずと言っていいほど駅弁にまつわる所に伺いますが、今回はかねてから伺いたかった大友楼さんへ。

1000円ちょっとで殿様気分になれる駅弁

大友楼さんの駅弁は、「利家御膳」(写真下)が有名ですよね。駕籠をイメージしたスタイル、そして前田利家公や歴代藩主が城内での宴席で召し上がっていた献立を元に、現代風にアレンジされたお殿様気分に浸れる駅弁です。(大友楼さんの駅弁には「おにぎり弁当」(680円)などもあり、お手頃価格でありながら、老舗伝統の味を食すことができるので金沢に行った際は是非オススメです。

写真は過去に頂いた時のものです。

大友楼さんで「半月弁当」と「治部煮」

さてご時世柄ということもありますし、「絶対食べたい」ということもありましたので、あらかじめ電話して御食事のメニューや予約などを確認し、予約の方が良さそうでしたので「半月弁当」をお願い致しました。

当日は金沢駅近くから街並みを散策しながら歩いていくと、わかりやすく大友楼さんの看板を発見。
株式会社大友楼さん 石川県金沢市北安江1-5-33
http://www.ootomorou.co.jp/

丁寧に手入れされた御庭を通り、通して頂いたお部屋はランチの一番早い時間を予約したこともあり独り占め。座ると暖かく、ホットカーペットが既に暖められていることに感動しました。(11月)


なかなか伺えないので「半月弁当」と「治部煮」を頂きましたが、御料理の美しいこと! 御弁当箱の中に旬の食材を取り入れたメニューがたくさん。治部煮も美味しく頂きました。御料理を頂きながら目の前には日本庭園が見え、しかも頂いている場所は一流の茶人が訪れている由緒ある一井庵。

半月弁当
治部煮


抹茶茶碗が選べる「上生菓子(吉はし)とお抹茶のセット」

次のお客様もお待ちになっていらっしゃらないようなので、甘味も頂きたいと追加でお願いしました。 甘味もとても悩ましく、「濃厚抹茶わらび餅ドリンク」(660円)も気になりましたが、抹茶茶碗が選べるという「上生菓子(吉はし)とお抹茶のセット」(1100円)をお願いしました。名店・吉はしさんの上生菓子は当日お店に行っても買えない知る人ぞ知る和菓子のお店で期待が高まります。

そして、抹茶茶碗をどれにしようか、アマビエ柄もかわいいと思いながら渋めの御茶碗に入れて頂きました。 吉はしさんの紅葉をかたどった上生菓子は、さらさらと口に溶け、飲む和菓子のよう。(その後吉はしさんに歩いて行き、当日発売の和菓子をお土産にしました) なにより、由緒あるお茶室で、ちょっと背伸びするくらいのお値段で優雅にお食事を堪能させて頂きました。御馳走様でした。

吉はしさんの上生菓子と御抹茶。
御茶碗を選ぶことができます。
アマビエ柄もかわいいですね。

食後に庭を少し見させていただいて、表に出ると「只今満席」の一文が…。やっぱり予約させていただいてよかった〜!と思った瞬間でした。

それにしても…字も達筆、趣があります。


名店「吉はし菓子店」さんへ

せっかくなので、大友楼さんから歩いて「吉はし菓子店」さんへ。ググってみると、当日でも購入できるお菓子もありそうです。

吉はし菓子店さん
石川県金沢市東山2丁目2−2
フルーツ大福やくるみ餅などどれも美味しそうで熟慮した結果、「わらび餅」(330円)と「寒氷」(330円 日持ち10日間)をいただきました。

旅の(仕事の)途中で購入する「駅弁」も良いのですが、調整元で頂く御料理は格別! 場所的にも予算的にも、そう何度も伺うことはできないけれど、普段地道に頑張って、また金沢に行った際…別の季節の時も味わってみたいと思いました。(季節によって内容が変わるから)


(2021年11月)






よろしければサポートお願い致します✨