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【鉄道・駅弁女子旅】富山駅からますのすしミュージアム&自販機へ(株式会社源さん)

ちょっと間が空いてしまいましたが、前回の「北陸周遊乗車券」で向かった先はまずは富山!

富山といえば、「ますのすし」が有名ですよね〜!
そして、富山で駅弁といえば「源」さん。
源さんの歴史は古く、遡ると江戸時代から。駅弁は1908年(明治41年)に作り始めたとのことですから老舗中の老舗です。源さんの歴史についてはこちらを。

源さんのニュースといえば、今年(2021年)1月に北陸道で大雪により約60時間もの間、約1500台が立ち往生したニュースがありましたが、「困っている方のために少しでも…」とますのすしを配ったことをとても評価・賞賛されました。(詳しくはこちらを

駅弁会社さんの優れた活動の一つに「供食」というのがあるのですが、例えば鉄道で何かあった時に乗客の方等に食料を提供するということも昔からされていて、その精神を感じました。(ご当人も大変な状況なのに、なかなか出来ることではないですよね)。

今でも(一社)日本鉄道構内営業中央会のHPに『災害時等のマニュアル』が掲載されていますが、どの会社がどれくらい供給できるのか明記されておりますのでご興味のある方は読んでみてください。

まずは「ますのすしミュージアム」へ!


以前から「富山に行ったら行きたい!」と思っていたのが「ますのすしミュージアム「ますのすしの自販機」です。

富山駅といったら、富山地方鉄道株式会社(地鉄)の電鉄富山駅があったり、路面電車も通っていたり、あいの風とやま鉄道もありますし、お蕎麦も美味しいし、誘惑が多い駅なのです。限られた時間の中、あいの風とやま鉄道さんの鉄印をいただいて、源さんのお店で駅弁を購入し、ますのすしミュージアムの開館時間が迫っていたためバスに乗って移動します。

『鉄印帳』も持参していたので、あいの風とやま鉄道さんの鉄印をいただきました。※鉄印の購入時間は、富山駅の場合、営業時間内(5時30分から23時00分まで)。詳細は公式HPでご確認下さい。
「源」さんのお店は新幹線のりば(中央口)改札のすぐ近く。「ますのすし」の文字がわかりやすいです。急いでいる時には改札側からも買えるのでありがたいですし、時間がある時は店内でお土産や駅弁をじっくり選んで購入することもできます。
普段東京ではお目にかかることのない駅弁のラインナップに釘付け! 
その中でもダントツで気になった駅弁がこちら「氷見産牛肉重」(1200円)です。注文を受けてから作っていただけるというなんともご当地冥利につきる駅弁!こちらを購入しました。

駅弁を待っている間、源の店員さんに「ますのすしミュージアム」の行き方について伺うと、少々時間がかかりますとのこと。バスで最寄りまで行けるとのことで不慣れながらも富山の駅前でバスを待ちます。すると心配していただいたのか、先ほどの店員さんがバス停まで時刻等の確認に来てくれました。(なんと親切な!それだけで富山や源さんの好感度UPしちゃいます。)

富山駅から笹津線 笹津(バス)行で栗山までバスで移動(510円)。栗山で下車したのはGoogle先生に従ってしまったんですが、源さんのHPによると「安養寺」が最寄りのようです。栗山で下車したのはいいですが、「ココはどこ???」…。

バス停で下車し、Google先生を頼りに「ますのすしミュージアム」へ到着!

住所:富山県富山市南央町37-6  
TEL:076-429-7400  
営業時間:当面の間10:00~15:00  
見学無料!

なんとか営業時間内に間に合い、見学時間の目安は30分程とのことなので、急ぎめでミュージアムの中へ。

ますのすしミュージアム公式・見学案内人「ますまる」君がお出迎え。
ますのすしのパッケージを描かれている「中川一政画伯」コーナー。中川一政画伯に描いていただく際に、とれたての鱒を届けたエピソードなども紹介されています。この絵と文字を書かれた時は70歳前後の作品とのこと。
昔の貴重なお弁当箱等の展示もあります。
壁一面に日本全国の駅弁の掛け紙が展示。こちらは1979年(昭和54年)の富山駅開業80周年のイベントの際に集められたものとのこと。前年は国鉄の「いい日旅立ち」キャンペーンが始まったためところどころロゴが印刷されてある掛け紙も見られます。

ミュージアムの見学のキモは「工場見学」だと思うですが、撮影不可のため写真はありません。閉館間際でしたので作られている方も少なかったのですが、ますのすしならではの工程はとっても興味深いです。


次は「ますのすし自販機」へ!


「ますのすし自販機」、富山駅にあるんじゃないの〜?と勝手に思っていたら、駅にはなく「富山インター店」にありました。(源の方に伺っておりてよかった〜!)

富山インター店
富山県富山市上袋632 富山インター近く(アピタ富山店前)
巨大なますのすしの看板が目印です。
お店の営業時間中ですので、自販機は店内に、スイッチは入っておりません。
自販機のラインナップは、「ますのすし一重」(1500円)と「ぶりのすし」(1600円)。
自販機で購入できるのは、お店の営業時間外とのこと。
丁寧に説明して下さってありがとうございました♪


富山駅に戻り、「氷見産牛肉重」と期間限定の「カレーうどん」「ますのすし」を頂く


なかなか富山に行く機会もないので、あれもこれもと目移りしてしまうのですが、期間限定の「カレーうどん」はオススメとのことで、いただきます。

カレーうどん(500円)、ますのすし1カット(200円)。
ほかにぶりのすし1カット(210円)、トッピングメニューには白えびやえび天、山菜ややまかけなども。
翌朝は源さんのおにぎりを朝ごはんに。
おやつに「ささぎ餅」を購入。こちらは源さんのものではなく、「月の屋堂」さんでした。ささぎ餅、初めていただきましたが北陸地方の郷土菓子とのことで、柔らかいお団子の周りにささげ豆がぎっしり纏っています。

久しぶりの富山駅。出会った方々もとても親切で、食べたことのない駅弁もまだあり、また北陸方面へ行く際には富山駅は下車したいな、と思いました。



(2021年11月)

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