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日常

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読書以外の僕が普段感じていることなどです。
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#今こんな気分

これからは「ずんだ色」の手帳とともに

僕は一昨年の9月から、日々の生活で起こったことや感じたことを箇条書きの形式で書き留めていて、昨年の9月からはしっかりと文章の形式で書く、いわゆる「日記」として書き留めている。 2ヵ月前には、日記を書き続けたことでの変化や感じたことについて書いた。 あれから日記は1日も欠かすことなく書き続けている。 これまでも日記を書こうとして途中で断念したことが何度もあったので、ここまで続いているのは自分自身でも驚きだ。 まさに「習慣」となっている。 いや、「趣味」になりつつあるのかもし

今その瞬間までわからないワクワクを楽しむ

先日、図書館に予約していた本を借りに行った時のこと。 借りた本を手に抱えながら歩いていると、面陳されている本が目に留まった。瞬間的にピンとくるものを感じてその本も追加で借りた。 それは、いまがわゆいさんの『コミックエッセイ 本屋図鑑 だから書店員はやめられない!』という本。 書店員のいまがわゆいさんが、書店員の仕事内容や仕事中のあるある、書店や本に関する知識などの書店員のリアルが四コマ漫画形式で描かれている1冊だ。 かわいくて癒されるイラストに、わかりやすくてためになる

《出会いは僕の心を動かすきっかけになる》 古本市に行って芽生えた想い

2月11日に、新潟市で開催された古本市『アカミチフルホンイチ』に行ってきた。 古本市の良さは、書店では購入できないような本やZINEが手に入れられたり、店主たちと直接お話をしながら色んな想いを伺い知れることにあると思う。個性があふれた色とりどりの本棚は、見ているだけでも興味をそそられる。 会場内は、今年の暖冬の気候のような温かな空気で満ちていた。 今回は会場内で行われた読書会にも参加して、本も予定よりも多く購入。 みんなの「好き」の集合体でもあるこの空間が好きだなと改めて

明日がよい日でありますように

新年早々、あってはならないことが起こってしまった。 大きな地震、津波。 実家に帰省中の夕方16時過ぎ。 書店にいて、会計の直前に本を差し出した瞬間に鳴った大きなアラーム音がまだ頭の中でこだまする。トラウマまではいかないけど、これから書店に行く度に思い出すかもしれない。同時に書店員の落ち着いた対応も忘れないと思う。その落ち着きに救われた部分がある。ありがとうございます。 僕の実家は震度4、新潟市は震度4~5強。 昨年のゴールデンウィーク中にも帰省中に地震が起こった。昨年は地

「デジタル」な現代で「アナログ」な手帳に書き留めるということ

心地よい陽射しが降りそそぐ朝。 レトロな雰囲気、店員さん温かみを感じさせる接客、落ち着く空間でいただくホットサンドとコーヒー。 日々の喧騒の中で、頭の中のノイズが小さくなっていくのを感じる。 そんなことを、お気に入りのRollbahnの手帳に書き留める。 先日の読者会で僕は『書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜』を紹介した。 影響を受けた1冊ということもあって紹介したが、周りからは思った以上の反応があった。それだけ「書く」という行為に興味がある方は多いのだな

21.0975kmで止まっていた針を動かしたい ~フルマラソン完走者の表情を見て~

「そういえば、芦沢くんは日曜日のマラソン大会には出るの?」 「いや、今回は出ないんですよね」 上司の質問に、曖昧な表情を浮かべながら答える。 目前に迫っている休日に胸躍らせる金曜日の午後。しかし、僕の心は青空から急に曇り空に変わったかのようだった。 今回は、というのは何も無意識ではなく意識的に答えた。つまりは以前はエントリーしたことがあるということ。実際、数年前は「出ます」と言っていた。 でも…… 本当は今回は、ではなく、これからもずっと出ないつもりだった。もう僕が