マガジンのカバー画像

日常

20
読書以外の僕が普段感じていることなどです。
運営しているクリエイター

#本

全身全霊だった20代。30代は半身半霊で生きる。

僕は本を読んでいる中で、これまで知らなかったことを知ることが多々ある。 また、内面ではうっすらと感じていたことが表面化して、それにより考えるきっかけを与えてくれることもある。 最近読んだ本でもまさにそのような体験をした。 「全身全霊をやめませんか」 その章タイトル、内容にハッとさせられる。 今の自分がうっすらと感じていたこと、心がけていること、過去の苦い経験が表面化された瞬間。 これからの自分について考えるきっかけを与えてくれた本。 それが三宅香帆さんの『なぜ働いて

今その瞬間までわからないワクワクを楽しむ

先日、図書館に予約していた本を借りに行った時のこと。 借りた本を手に抱えながら歩いていると、面陳されている本が目に留まった。瞬間的にピンとくるものを感じてその本も追加で借りた。 それは、いまがわゆいさんの『コミックエッセイ 本屋図鑑 だから書店員はやめられない!』という本。 書店員のいまがわゆいさんが、書店員の仕事内容や仕事中のあるある、書店や本に関する知識などの書店員のリアルが四コマ漫画形式で描かれている1冊だ。 かわいくて癒されるイラストに、わかりやすくてためになる

年末年始の特急電車が連れて行ってくれる場所

年末年始。 帰省に伴う行き帰りの移動。 新幹線、特急電車、飛行機、自動車……。 今年帰省するあなたも、きっと何かしらの乗り物を利用して移動することだろう。 僕は年末年始の帰省では、学生時代は新幹線、今は特急電車を利用している。 行きは、今年1年で起こったこと、自分が頑張ったことや変化を振り返りながら実家へと向かう。家族、友人から「刺激」という名のおみやげをもらっての帰りは、新たな1年の目標や頑張りたいことを考える。 同じ車両に乗っている方々の表情、いつもとは違う非日常の景色

【雑記】本との出会いは人との出会い【一箱古本市、読書会体験記】

皆さんにとって、読書は1人で行うイメージが強いのではないだろうか。 確かに本を読むという行為は1人で行うことが多く、1人でも楽しめる趣味ではある。僕も普段読書をする時は1人で行っている。しかし、僕は「読書を通じて誰かと直接交流できる場」に参加したことで、読書の楽しみ方が増えたと思っている。そのきっかけとなったのが、「一箱古本市」と「読書会」だった。当記事は、その時に感じたことなどについて書いた。 一箱古本市6月18日に、新潟市で開催された「一箱古本市in現代市2023」(