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幻コロッケ 2024年2月9日

近状と雑感です。

・20歳になった。なんとなく、もう後戻りできないね。



・母手製コロッケは、東雲家では伝説の幻メニューである。数年に一度、食べられるか、食べられないかの、スペシャルな料理だ。


・パチ…パチ…ぐつぐつぐつぐつ…パチ…
・(3...2...1...0...)ピピピ!ピピピ!ピピピ!ピ!

・ぐつ、じゅわぁぁぁ………!トン…

はわ………!!!!!!
はわわ………!!!!!!!!!!!!
はわわわわわわわわわわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


・幻コロッケ!!!!!!!!!!!!

・誕生日に食べたいものをリクエストしたときに、食べられればいいなと軽い気持ちで「コロッケ……」と言ったら本当にコロッケを作ってくれた。
・ホクホクの芋、ナツメグの効いたはっきりとした味、お肉がごろごろしている幸せたるや。そしてこの分厚さ。これは天国のたべものだ。
・本当に美味しい。ほんとうの本当に、おいしいのだ………!

・父は花束をくれた。妹からは香水をもらった。すごく嬉しい。私は幸せ者だ。




・成人した訳だが、あらためて、ちゃんとした人間になりたい。

・自分で言ったことをちゃんとこなし、自分の直感に従い真っ直ぐに生きたい。その上で他人を愛せるようになりたい。要は行動に根拠と余裕のある人になりたいと思う。

・器用でなくてもその不器用に正しさがあれば通るものがあると日々感じている。一旦気楽にそう生きてみようと思う。若いうちに。数年後には社会に擦れてつまらない人に成らざるを得ないかもしれないが(今成りかけていないことを祈る。自分では気づけていない)。

・ただ、めちゃくちゃなこの時代に生きていく自信はない。すぐそばにある近い幸せを精一杯にみつけ続けながらなんとか生きたい。

・こう立派に言葉を述べたけど、果たしてそれに見合う立派な人なのだろうか私は。見合う人になるためにここに書き残す。


・酒は全然飲めない。

・高校の生物の授業でやったアルコールのパッチテストでもう真っ赤になっていたり、幼少期にお洒落なゼリーに入っていたリキュールで赤くなっていた時点でお酒に弱いことは分かっていた。
・まあ一応飲むか…父が買ってきてくれたし…と飲んだのがこれ↓。

度数5%

・これの4分の1ほどの量を飲んだらもう限界だった。水をチェイサーに挟みながら飲んだけど。
・「暑い→頭ガンガン→いつも通り喋れない→心臓バクバク→眠い→眠い→眠い→寒い」良いことない。令和に生きててよかった。酒が強要されることなき時代に生きててよかった。


・以前と人の関わり方が変わったのを実感している。

・本当に大切にしたいかたちはこれだと最近思う。「それぞれのこと、立ち入らず立ち入れぬまま」。これが宝で、生活のみなもとだ

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