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『民営化=私営化』 だったのか!

巷でよく言われる「民営化」って、良い方向への改革や僕たちの生活が豊かになるとか、いろいろ良い意味で受け取りがちですが、Choose Life Project「D2021 Vol.3 Dialogue 「水は誰のものか」」岸本聡子さんがおっしゃっていた言葉で『民営化=私営化』であると。
(私営化での「私」とは個人というよりは特定企業を指します)

こういう風に考えるといろいろな問題もシンプリに見えてくるようになる。

よく「官民共同」「官民連携」とかいわれると、行政と民間が共同で創り出す良いもの的な考えがあり、ちょっと「?」的なところがあっても多少納得してしまっていたが、「官共同」「官連携」と考えると「?」的な部分は不正や無駄である事とわかる。

また、水道法の改正や民営化についてはなんとなく知ってはいたが、理解はしていなかった。理解する事のきっかけができて良かったと思っている。

後藤正文さんが「世界的にみて日本が周回遅れ的な事を推進しているよね」みたいな事をおしゃっていたが正にその通りだと思う。
世界で推進してきたものが結果的に失敗や撤退をした案件を日本はこれからやろうとしている。(水道事業、カジノ、原子力、等)
また、斎藤幸平さん、もしくは藤原辰史さんが「アウトソーシング」から敢えて「インソーシング」の考えも必要との意見にも賛同ができた。
良かれと思って「アウトソーシング」してきた事が公共性や継続性、文化・風俗等を疎かにしてきた事に気づかせてもらった。確かに効率性や生産性を考えると営利目的な民間に託した方が良いのかもしれないが、視野を広げて考え案件にもよるとは思うが「インソーシング」した方が良いものもある。
視野を広げて公共事業の将来を見据えた判断が必要となる。

水は誰のモノなのか?

みんなのモノにする為に考え、微力ながら行動もしていこうと思う。


【水道法の改正について |厚生労働省】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/suishitsu/index_00001.html

【水道法改正の概要について - 厚生労働省】
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000540453.pdf



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