BB弾の精度チェック 0.4g↑

0.4g以上のBB弾として

BLS 0.4,0.43,0.45g バイオ
NOVRITSCH 0.4,0.43,0.46g バイオ

を比較していきます。

価格比較

BLS Amazonにて2024/9/26日の価格
0.40g/1000発/2580円/1発2.6円
0.43g/1000発/2790円/1発2.8円
0.45g/1000発/3280円/1発3.3円

NOVRITSCH m&s11B2販売サイトにて
0.4g/555発/sold out(仮3000円)/1発5.4円
0.43/555発/3388円/1発6.1円
0.46/555発/3872円/1発7.0円

見た目の比較

NOVRITSCHの方が表面に光沢が見られる。
BLSは艶消し、マットな表面をしている。

大きさ比較

マイクロメーターで外径をランダムに50個計測する。
その結果がこちら

5.9〇〇の○○を数値として記載している。
BLS0.45gが平均5.962mmとわずかに大きい

数値のばらつきについては、グラフにまとめた

大小の差は見られるが、この結果で言うとNOVRITSCHの方がより大きさが整っていると言える。


NOV0.46
NOV0.43
NOV0.40
BLS0.45
BLS0.40
BLS0.43

重さの比較

デジタルスケールを用いて重さを50発づつ計測した。
こちらも0.4○○gの○○のみを記載した。

同一BB弾を50回計測し計器の精度を確かめた上での計測を行っている。

各0.4○○gの表記で
NOVRITSCHの0.46のみ平均して軽め
他は表記より重めに作られている。

重さのばらつきはグラフに表すとこの様になる。

概ね平均から+-0.01gの範囲には収まっていて
それなりにまとまっていると思われる。
重さに関しての優劣はつけ難い。


NOV0.43
BLS0.43
BLS0.45
BLS0.40
NOV0.46
NOV0.40

総評

調べられる範囲で各ポイントについてみたが
表面の違い、大きさの精度の違いが見られた。

大きさのばらつきはそのまま性能に影響を及ぼすことは言うまでもない。

表面処理については、現時点では表面処理による光沢の有無、ワックスの有無が制度に影響するかはわからない。

なぜならNOVRITSCH同様に光沢のあるBB弾が出回っている。
しかしそれらは私の知る最高精度の弾に及ばない。
そして最高精度の弾は表面に凹凸のあるマット調の仕上げだった。

重さに関して言及すると
標準偏差が2点代を記録している。
過去に0.28gで計測した際は
1点台前半が1種、1点台後半に多くのメーカーが並んだ。

これについては重さが増えた分仕方ない。
10gを測るのに1gのぶれは10%になるが
1kgの1gのぶれは0.01%になる。

その観点から見ると
標準偏差の数値の割合は0.28の最良のランクと同等となる。

0.28g→1.25〜2.46/重量の0.4%〜0.9%
0.40g→2.09〜2.43/重量の0.5%〜0.6%

今まで使用した肌感で言うと、NOVRITSCHの方が優れていると言う感覚はある。

しかし値段が倍以上するので、無意識のうちに値段が高いから精度もいいだろうと思ってしまっている縁がある。

近隣に手軽に実射による精度チェックをできる環境がないのでもどかしいが、後日何らかの方法で実射性能も試して追記する。

0.4g代のBB弾はよく使われる0.2g,0.25gのBB弾と比較すると10倍以上の価格になるが
スナイパーにとっては10倍でも当たるなら買いである。

現状NOVRITSCHの方がいいが、
ここでもBLSの2倍の値段になるので

2倍当たるかどうか
フライヤーが半分以下に減るか追加テストを行なっていく。

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