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ChatGPTの自己学習と自己監視についての対話 その2

その1 

からの続きです

ChatGPTに限らず、BingやGoogleの対話型AIはみな、自己が不適切な文章や言葉を生成を監視し、抑制する機構を持っていると思いますが、これは安全性を高める効果がある反面、過度な抑制によってユーザーからの問いかけに対して十分な回答が出来ないなど、かえって不適切な応答になってしまう恐れもあると考えられますが、この点についてはどのように考えますか?

ChatGPT
不適切なコンテンツを防ぐための監視やフィルタリング機構は、オンラインプラットフォームや対話型AIにとって非常に重要です。しかし、これらの機構は過度に厳格に設定されると、ユーザーエクスペリエンスに悪影響を及ぼす可能性があります。以下は、この問題についての考えです。

バランスの取り方: 安全性とユーザーエクスペリエンスのバランスを取ることは重要です。過度な監視やフィルタリングは、ユーザーの自由度を制限し、対話や情報取得の効果を損ねることがあります。これらのシステムは、誤検出や過度なブロックを最小限に抑えるように調整されるべきです。

ユーザー指導: ユーザーに対して、適切なコンテンツを生成するためのガイドラインやヒントを提供することが重要です。これにより、ユーザーは対話の中でより適切な方法で情報を得たり、質問したりすることができます。

フィードバックループ: 監視やフィルタリングのアルゴリズムには、ユーザーからのフィードバックを受け付けて改善するメカニズムを組み込むことが役立ちます。ユーザーが不適切なブロックや誤検出について報告できるようにし、システムを進化させることが重要です。

透明性と説明責任: プラットフォームやAI開発者は、監視やフィルタリングのポリシーについて透明性を持ち、説明責任を果たす必要があります。ユーザーはシステムの動作とポリシーについて理解できるようにすることが信頼性を高めます。

総じて、安全性とユーザーエクスペリエンスの両方を最適化するために、慎重なバランスと適切な調整が必要です。技術の進歩とユーザーのフィードバックに基づいて、監視やフィルタリング機構は改善され、より効果的なものになっていくでしょう。

素晴らしくまとまった回答ですね。挙げてもらったポイントは、今後、さまざまな生成系AIがビジネス上の競争フェーズに入っていったときに、サービスとしての完成度や質、ユーザーからの満足度などにおいて大きな差をもたらすと思います。

ChatGPT
ありがとうございます。AIの発展に伴い、サービスとしての完成度や質、ユーザー満足度は非常に重要な要素となります。監視やフィルタリングの適切な調整や、ユーザーにとって使いやすいガイドラインの提供などが、競争力を高め、良いユーザーエクスペリエンスを提供するのに役立つでしょう。AIの適切な使用と倫理的な運用に対する注力は、AI技術が進化し続ける中でますます重要になるでしょう。今後もAIの発展とその倫理的な側面についての議論や研究が進展していくことが期待されます。

ですよね。で、一つ思うのですが、人間が何か、倫理的に不適切な、あるいは不道徳で下品な問いかけをしてきた時のふるまい方として、「不適切な問いかけなので応じることはできません」と杓子定規に応答するのではなく、問いかけた人間の趣味趣向や言い回し、知的レベル、言語レベルに応じつつ、ギリギリセーフのきわどい応答が出来ることが、競争環境においてはむしろ重要になることが予想されます。これらは専門家や研究者の模範的・規範的な取組みだけでは対応が難しく、それなりに思い切ったアプローチやアイデアの導入が求められると考えられます。具体的に何かアイデアを出すことはできますか?ブレインストーミングとしてですので、この際、実現性の高さや必要な費用など実行上の障壁は考えない前提で結構です。

ChatGPT
倫理的で適切な応答を生成するために、特定の問いかけやユーザーのニーズに対応するためのアイデアを考えることは非常に重要です。以下は、柔軟で適切な応答を生成するためのアプローチの一部です。

コンテキストを理解する: AIは対話のコンテキストを理解し、質問や要求に対して適切な応答を生成する能力を持つべきです。コンテキストに基づいて、同じ問いかけに異なる応答を生成することができます。

適切なトーンとスタイル: AIはユーザーの言語、トーン、スタイルに合わせて応答を調整できるようになるべきです。ユーザーがフォーマルな表現を好む場合や、カジュアルな表現を好む場合に対応できます。

教育的アプローチ: 不適切な問いかけに対して、AIは教育的なアプローチを取ることができます。例えば、不適切な質問に対して、それがなぜ不適切かを説明し、適切な質問の方法を示すことができます。

選択肢の提供: AIはユーザーに対して、より適切な問いかけやトピックに関する選択肢を提供することができます。これにより、不適切なトピックから適切なトピックへの転換が促されます。

感情認識と適切な反応: AIはユーザーの感情を認識し、感情に適した応答を生成することができます。例えば、冗談や皮肉に対しては軽いトーンで応答し、真剣な質問には真剣に応答します。

エスカレーション: 不適切な内容や攻撃的な言葉を検出した場合、AIはユーザーに対して警告を行ったり、適切な機関に通報するなど、適切な対応を取ることができます。

これらのアイデアは、AIがユーザーに対してより適切な応答を提供し、同時に倫理的なルールを守るための方法として考えることができます。実現可能性や実行上の障壁は考慮せずに、これらのアイデアを基にさらに創造的な方法を模索することが、将来のAI開発に役立つかもしれません。

ありがとう。でもこれは、申し訳ないけどクソ真面目な大学生が書きそうな一般論的な内容で、さまざまな対話・創造型AIの競争環境の中で求められる軽妙な応答を創る能力を持つうえでは不十分だと思います。もう一歩具体的なところに踏み込んで、たとえば、著名なタブロイド紙やゴシップ誌などとタイアップして、彼らが培ってきた、「ギリギリセーフ」の表現や応答のノウハウを学習して反映させるとか、彼らの監修を受けるといった方法や、著名なトップレベルのコメディアンとコラボレーションをするとか。そういったアイデアを挙げてみることはできませんか。

ChatGPT
確かに、AIがより軽妙な応答を生成するために、さらに具体的な方法や戦略が求められます。以下に、そのようなアイデアをいくつか提案します。

エンターテイメント業界との協力: AI開発者は、著名なコメディアンやライター、エンターテイメント業界の専門家と協力することができます。彼らのユーモアのセンスやクリエイティビティを取り入れ、面白く適切な応答を生成する手助けとなります。

コンテンツライセンス: AIが軽妙な応答を生成するために、著名なコメディアンやコメディ番組からコンテンツをライセンス化することが考えられます。これにより、彼らのユーモアやスタイルを学習し、それに基づいて応答を生成できます。

ユーザー設定可能なスタイル: ユーザーがAIの応答スタイルをカスタマイズできるようにすることが考えられます。ユーザーが自分の好みに合ったユーモアやスタイルを選択できるようにすることで、個別のニーズに対応します。

コンテキストに即したユーモア: AIは対話のコンテキストに基づいて、的確なジョークやユーモア的な応答を生成できるようになります。例えば、ユーザーが特定のトピックについて話している場合に、それに関連したユーモアを提供することができます。

ユーザーからのフィードバックを活用: ユーザーからのフィードバックを収集し、AIのユーモアとスタイルを改善するための情報として活用します。ユーザーの好みに合わせた応答を生成するための学習プロセスに組み込むことができます。

これらのアイデアは、AIがユーモアや軽妙な応答を生成する能力を向上させるのに役立つかもしれません。エンターテイメント業界やコメディの専門家との連携、ユーザーのカスタマイズ可能なオプション、そしてコンテキストに即したユーモアの活用は、AIがユーザーエクスペリエンスを向上させ、競争環境で差別化する手段となります。

所感
対話・創造型AIが不適切な回答をしないように開発者、提供者が自己規制を徹底するあまりお役所のようにひどくつまらない応答しかできなくなってしまうと、人間にとっては逆に困るのではないか...。そこで対話のシチュエーションに応じて軽妙な応答が出来た方がいいんじゃないか、と持ち掛けて、それを実現するためのアイデアを提示してくれないかと、やってみたが終始優等生的な回答で終わってしまった。こっちの問いかけ方の工夫が足りないのかもしれない…


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