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Warwick 2

近年ものの中古ですのでUSBケーブルで充電ができます。試奏時にも問題無く音出しできたので残量はあったと思いますが、家で繫いだら5時間半後にチャージ完了のLEDが灯りました(チャージ中は点滅)。というわけで今朝、自宅での音出しをしたわけですが、相変わらずの、店頭と自宅(あるいは現場)での印象の乖離はどうしようもないですね。まぁその辺は追々喋っていきます。覚悟はありましたので嫌気が差したりはしていません。

1時間くらいの練習をやって、のべ3時間くらいだらだら弾いて、固有の疲れ方はあるなと感じます。長丁場の現場をこれ1本で通すのはちょっとつらいかもしれません。パフォーマンス系はまだしも、譜面仕事だときつそうです。ローポジションが遠くて。E線1fのF音からのFmアルペジオとか、ちょっとやばいです。1f人差し指からの4f小指、ただそれだけなんですが。ですからLoB弦の6fを小指で取る運指を選ぶかな、みたいな…。要は4弦ベースの音域もLoB弦を使って鳴らしていくことで、なんとか使いこなせそうです。もちろんシンプルなJBなりPBなりのドカーンと屈託なく鳴るフィーリングにはできないですね。根本的に違う楽器です。

よく問題にしている12〜15f付近でのLoB弦への小指アクセスに関して、ストラップで吊るとボディ面が上向きになる分、LoB弦が遠くなり指は届きにくくなります。従って12fの小指は良好ですが15fは厳しくなります。でも及第点でしょう。楽器ボディをしっかり垂直に立てて、指板面が全く視認できない角度でホールドしたとき、左手が一番楽なので、そうしたいのですが、楽器がそう立ってくれません。ストラップピンの位置を検討したくなりました。吊るとボディが下向きになるくらいが好きです。

ボディも幅が小さく小型なため、足台をいつもより10cm近く高くして、かつ腿の上にタオルを置いた上に楽器を載せます。ショートホーンは痛くないのですが、楽器の重さを感じるので柔らかく受け止めたい感じです。右足乗せですがクラシックギターみたいに膝の位置が高いです。

そんなこんなでなんとかやれているので、失敗したとは思っていません。ナット幅52.15mm、12f位置でのネック幅73.5mm、24f位置でのネック幅84.6mm、弦間は現状17mmでした。ブリッジのサドルで調整が利きますが広めにとってあるようです。HiCが私が弾いて弦落ちしやすいので、もう少し狭めることにします。おそらく全てセンターにすれば16mmになると思われます。ナットのところは、弦はほどほど内側にセットされているので50mm幅でも行けそうです。現状は太いなぁ(手強いなぁ)と思わせる堂々としたグリップです。

ネックの状態は、やや順反り気味で、もう少し弦高を下げたいと感じます。ブリッジともども明日弄ってみようと思います。ナットも上下できるんですよね、たしか。

サーキットはマスターボリューム、PUバランサー、トレブル、バスと4potのみが並んでおり、MECのソープバーは金文字のロゴなのでアクティブタイプです。PU本体内にプリアンプを内蔵し、配線には電源を取る用に赤い導線が生えています。EMGみたいなやつなのでしょうから、ダブルコイルかどうか、まだ定かではありません。PUのコイル配置を調べたり、バックパネルを開けるなどは明日やってみたいと思います。

で、ボリュームノブがプッシュプルでアクティブ・パッシブと言われておりますが、そういうわけなので本物のパッシブにはならず、EQのon/offに過ぎません。工夫があるのは、トレブルポットが、EQ=offの時にハイカット(パッシブトーン)に化けることです。センタークリックより下げていくと音色が丸まっていくのを確認できますが、そうした端子は出ていないはずなのでポットカーブの具合で、利いてないように聞こえるくらい初動が微妙になっているだけかもしれません。店頭ではハイカットトーンには気付かず、家で試して喜びましたが、結構おとなしめの利きで少しもの足りない。このハイカットはMECのサイトで調べると25kポットに47nFとなっています。コンデンサは普通ですね(換算合ってる?)。

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