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ブラジルCD覚書

ダンボールからCDを出して床に並べている状況は不自由ですので早く棚に収納しなければなりません。ジャンルごと、アーティスト順に並べたい気持ちは山々ですが、じっとそれに絶える気分になれません。とにかくスペースを作りたい。しかしブラジル音楽のところで手は止まります。

1990年代は、ほとんどの時間、ブラジル音楽に夢中でした。演奏もよくやったし未知の音楽を探求する熱量を持っていました。片っ端から集めることは出来ませんでしたが、CDもそれなりの分量があります。21世紀に入ると私の興味はアフロ・キューバン系、特にラテン・ジャズと言われるスタイルに傾倒し、それはニューヨークに住んだことがきっかけですが、CDを現地では倹約のために買わないことにしましたから、同時にCDを購入しない習慣が身につき、自分で「鎖国」と呼ぶ状況に入ります(そして20年が経ちました)。

ここにあるブラジル音楽のCDは、ですから私の20代後半から30代前半に「一番好きな」音楽として愛好したものばかりとあって、この機会にもう一度出会いたいと強く思いました。他のジャンルは棚に突っ込むだけですが、ブラジル音楽はアーティスト毎に整理し、カタログの不十分なところは、興味に従い、これから徐々に埋めていこうかと考えています。

今判明しているブラジル音楽のライブラリ(所有しているCD)は以下の通りで、自身の覚え書きとして列挙します。数字はCDパッケージの数です(2枚組以上も1として数える)、数字がないものは1枚のみ所有です。海賊版も含みます。DVD等は含めません。ボサノバ、サンバ、MPBなどのOmnibus盤は6枚ありました。

Antonio Carlos Jobim (7)
Ary Barroso
Azymuth (10)(Ivan Contiソロ名義含む)
Bebel Gilberto
Caetano Veloso (16)
Chico Buarque (4)
Claudete Soares (2)
Djavan(14)
Edu Lobo (4)
Egberto Gismonti (3)
Eliane Elias (11)
Elis Regina (5)
Flora Purim (2)
Fruitcrackers
Gal Costa (4)
Gilberto Gil (5)
Guinga
Hélio Celso
Ivan Lins (22)
João Bosco (6)
João Donato (2)
João Gilberto (18)
Jorge Ben
Leila Pinheiro (2)
Lúcio Alves
Marcos Valle (7)
Maria Bethânia
Milton Naschmento (20)
Nara Leão
Os Cariocas (2)
Oscar Castro-Neves
Patricia
Pixinguinha
Quarteto Em Cy (4)
Quarteto Negro
Ricardo Silveira
Roberto Menescal
Rosa Passos (9)
Rosinha de Valença
Sergio Mendes (6)
Sylvia Syms
Tania Maria (24)
Toninho Horta
Toots Thielmans Brasil Project (2)
Trio Esperança (3)
Uakti
Wanda Sá

総数252となりました。想像よりも少ないですかね。大ざっぱに言えば、あの頃月に2枚ずつ手に入れていた計算となりますが、感覚的にはもっと圧倒的に没入した記憶があります。データ化しながら丁寧に聴き直していくつもりです。

なお、収納上の都合でAzymus、Tania MariaはLatin Jazzの棚へ、Eliane EliasはFusionの棚へ、またToots Thielmansは"Brasil Project"の2枚を彼の諸作品とは別にBrasilカテゴリーに加えます。上記枚数表記でJoão Gilberto (18)には重複3枚を含みますので正確には16タイトルとなります。整理が進めば他に紛れたものが出てくるかもしれません。以上、覚え書きでした。


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