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これでいんじゃね?的な

11月三連休中、あっちやこっちへ仕事に行きました。アンプ持参で。思うところあって、これまで外で使うことのなかったEuphonic Audioの小型スピーカーを試しました。組み合わせるヘッドの方も、ギャリエンとかワーウィックとかその他諸々、家で鳴らしてみて、やっぱりDemeterのBass400がダントツで良かったので決まりです。ヘッドの話をここで展開しませんが、近年ものの安いD級ヘッドでも用を成すのですが、やはり音質には値段相応に格の違いが現れます。誰が聞いてもそれは明白なはず。

先日はDemeterにBarefaced Audioの12インチ(複数あるうちの最小エンクロージャーのタイプ)を組み合わせて満足した記事を載せました。今回は8インチウーハーにコーンのスコーカーとツイーターで組んだ3ウェイになります。軽量を目指した設計ではありませんが、ともかく小型なので軽く片手で持ちあげられます。

以下、仕様となります。VL-108 8"woofer / 5.25"midrange / 4" 3/16"Tweeter、クロスは1KHzと5kHz。58〜18kHz、能率121dB、200W/8Ω、約12kgです。運搬用に筐体左右に加え、下部にもキックバックセッティング用のハンドルがあります。

11/3は17人編成、11/5はボーカル入り5人編成とスタイルは異なり、出音はPA任せで、ベースアンプは主としてベーシスト本人のモニター兼、中音として他のメンバーにも多少届くといった音量で使用されます。同じ帯域でかぶりがちなエレキギターがおりません。私の音楽活動の過半数でギタリストは呼ばれないので、ベースアンプにそれほどの出力が要求されません。

このセットで何が嬉しいかというと、運搬に利用するミニ3ドアのリアハッチを開けたところに現れるトランクスペースに、リアシートを倒さずともきっちり収まるのです。このセットなら、もしかするとマツダのロードスターでも仕事へ行けるかもしれません。てへ

ベース本体はクルーズに戻しておりまして、久しぶりでしたので弦を張り替えました。Sadowskyの黒ラベル・ステンレスということで、前回はオカダインターナショナル扱いで、今回のは山野経由だと思われます。どうも製造元が変わったようで、私感では別物です。まずみんなが嫌いなステンレスのざらざら感が倍増した気がします。Lo-B弦は丸めてある途中で折り癖があり、鳴りもいまいちな気がします。本当のところは不明ですが、正直、もうこの弦を買うことはないだろうと思います。まだ4弦用が残っていますが、それで良くなければ、以後やめます。

どちらの現場でも音がいいと共演者に褒められ、本人としては、あのゴツい低音が出るdragonflyより劣る気がしないでもないのですが、弾きやすさで上回るので、客観的な評価も得られたからこれでいいやと思います。ただLo-Bは、弦のせいなのか本体の限界か、不満です。しかし細ネック万歳。

ビッグな音像は得られないこのアンプセットだからといって、やりにくさは皆無だし、みんな口を揃えて音がいいと言ってくれるので、もうこれでえーやんと思いました。

木部以外全て交換してしまったクルーズ改
ボリューム12時でちょうど良い音圧
バッファーアンプのs/rでプリアンプとボリュームペダルを繫いでいます
この現場で初めてdarkモードで使いました◎
プリアンプのEQセッティングは現場で変えています

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