『Loot of LIMA』ってどんなゲーム?
少し前に話題になっていたQ.E.の発売元、Chad DeShonの新作。
※掲載されている画像はBGGからお借りしています。
https://www.kickstarter.com/projects/1296268806/loot-of-lima
https://boardgamegeek.com/boardgame/293972/loot-lima
発売元だとは全く知らず、Twitter上で本作が話題になっているのを見たのが興味を持ったキッカケでした。
12/10(火)現在、ルールブック翻訳の許可を頂けていないので、簡単にルールをまとめてみることに。
送料が高い(本体より高い)ため、私もどうしようか悩んでいるのですが、kickされる方の参考になればと思っています。
もしも、私の説明の中に間違いや分かり難い等あればご指摘頂けると助かります。
【ゲーム概要】
このゲームは19世紀初頭、リマから運び出される途中で海賊に奪われ、ココス島に隠された2つ財宝を最も早く探し出すことを目的としています。
ゲーム開始前に場所トークンを2個除外してから、それぞれのプレイヤーは他のプレイヤーと同じ個数になるようにトークンを獲得します。
この獲得したトークンは財宝がない場所を示しており、最初に除外したトークンが何なのかを他プレイヤーからの情報を元に予想していくのです。
各プレイヤーは自身のターンの始めに方位の示された12面ダイスを3個振り、その中から任意の2個を選んでから、1人のプレイヤーに質問をします。
質問はココス島の地図と、それぞれの先端に左右の矢印があり、地図の中央から外に向けて伸びといる針を基に行います。
手番プレイヤーは質問する相手を選択したあと、2個のダイスに書かれた方角に針を合わせ、二本の矢印で示される範囲内にいくつ場所トークンを持っているか聞くことができます。
例:
手番プレイヤーのA君はダイスを振り、N・NW・Wの出目でした。
狭い範囲を調べたいA君はNとWのダイスを選択し、右矢印をW、左矢印をNに置いてからB君に『場所トークンは何個あるか』を質問しました。
B君は7Fと8Mの場所トークンを持っていたので『2個』と答えました。
このとき、選んだダイス目の背景色が同じなら、地図上の範囲内にある同じ背景色を指定し、場所トークンの数を質問することもできます。
財宝が隠された位置が分かったら、自分の出番でなくても宣言し、財宝の数字を確認します。
宣言した数字が正しければ、そのプレイヤーの勝利。
間違っていれば、そのプレイヤーは脱落し、ゲームは継続されます。
もしも、脱落していないプレイヤーが残り1人になら、そのプレイヤーが勝利となります。
ルールは以上となります。
この他にも細かいルールはありますが、そちらはご自身で確認頂けると助かります。
さて、ここからはルールブックを流し読みしてみての感想です。
他の方もおっしゃっていましたが、『Cryptid』の宝探し版といったところでしょうか。
各プレイヤーの手元に記録シートがあり、他プレイヤーの答えを記録しながらプレイができること、1人1回までしか財宝を当てる権利がないため、プレイの緊張感があることの2点は個人的に好みなポイントですね。
ただ、内容的にクリプテッドと比較されてしまうのは、魅力的なゲームだけに残念。
1人1回ずつ使える3種類の特殊トークンなどクリプテッドと違う要素もあり、楽しめるとは思いますけどね。
送料的な意味合いで、なかなかkickを躊躇われる作品ではありますが、共同購入であればだいぶ安くなるとは思います。
ちなみに私発信での共同購入は見送りつもりでいます。
12月後半のkickstarterプロジェクトが怖いですからね。
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