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Crowdfunding 2023年8月 気になるプロジェクト①

どうも、Duckです。
皆さま、夏休みはゆっくり休めましたでしょうか?
私は今の部署に配属になってから夏って忙しかったのですけど、今年から業務変更に伴って相当ゆっくりできました。
まぁ、ゆっくりし過ぎて何も進んでないんですけどね。
さて、今回の記事は現在クラウドファウンディングで進行中のプロジェクトの中から気になる作品をご紹介していきます。
既に多くの支援者を集めている作品なので、ご存知の方も沢山いるかと思いますが、是非最後まで読んでいただけますと幸いです。

【Bear Mountain Camping Adventure】

https://boardgamegeek.com/image/7615607/bear-mountain-camping-adventure

プレイ人数:1~4人
プレイ時間:90~120分
メカニズム:Deck Building, Race, Worker Placement  
BGG Weight:2.00
デザイナー: Casey Mattes
アーティスト:Vecteezy
パブリッシャー:SweaterBear Games
クラウドファンディング:Kickstarter
キャンペーン期間:8月1日~9月1日
参考リンク集:

https://www.kickstarter.com/projects/1271213949/bear-mountain-camping-adventure-a-race-to-the-top/description

概要

色々なキャンプ場を巡りつつ、旅を楽しむ作品。
プレイ時間は90〜120分の重量級。
見た目以上に重そうな予感ありますね。
デザイナーはCasey Mattes氏。
今回が初作品のため、どんなゲームが完成するのか楽しみですね。
アートワークはベクトルグラフィックスコミニティであるVecteezyとなっていますが、詳細は不明。
このコミュニティ経由で依頼したのかもしれませんね。
ちなみに過去、Vecteezyが関わった作品としては1511年に起こったポルトガル軍とマラッカ王国軍の先頭を題材とした2人専用の『Malacca 1511』のみとなっていました。

https://boardgamegeek.com/image/5539129/malacca-1511

パブリッシャーはSweaterBear Games。

https://boardgamegeek.com/image/7613617/sweaterbear-games

本作が初めて制作に関わる作品のようなので無事完成するのかも含め、未知数。
今のところ、そこまで小まめなアップデートはしていません。
ただ、コメントに対してはちゃんと反応を返しているため、その意味では安心できるようにも思いますね。

ルール紹介

本作のプレイヤーは個人ボードで示されたキャンプ場を順番に回り、最終的にベアマウンテンキャンプ場へいち早く到着することを目指します。
各ラウンドの最初にキャンプ地で行うアクティビティを選択し、資源の獲得から行います。
アクティビティは手札からカードを場に出すことで行えます。

https://boardgamegeek.com/image/7613605/bear-mountain-camping-adventure

特殊な効果を持つカードもあるので、何を選べば良いのか悩んじゃいますね。
ここで得た資源を使い、新たなアクティビティを買ってデッキを強化できます。
ここはドミニオンなど、デッキ構築系のゲームの要素が含まれていますね。
ちなみに使用しなかった資源は全て捨てなければならないので、できるだけ使い切りましょう!
ただし、自分が持っているテントやキャンピングカーによって一部の資源を手元に残せるので、今後どう動くのか、計画を立てながら考えなければいけなそうですね。

https://boardgamegeek.com/image/7613608/bear-mountain-camping-adventure

続いてキャンプ場の移動です。

https://boardgamegeek.com/image/7613609/bear-mountain-camping-adventure

キャンプ場の移動はプレイヤーボードに示された枠の順番に進まなければなりません。
また、新しいキャンプ場に移動するためには指定された資源も支払う必要があります。
前述した通り、各ラウンドの最初に手に入る資源は基本的に一部しか持ち越せないため、常にカツカツな状況が続きそうな予感。
これに加えて、他プレイヤーがいるキャンプ場に入れないとか、同じキャンプ場に居続けられないなど、そう簡単にはゴールに辿り着けない仕掛けが随所にされています。
やっとの想いで新しいキャンプ場に到着したとしても、ゲーム開始時に裏面でランダムに配置されたタイルから凶暴な熊が現れると、通り過ぎたキャンプ場まで戻らなきゃなりません。

基本の流れはこんな感じ。
私の印象としてはデッキ構築+制限強めのすごろくゲームといったところでしょうか。
同じキャンプ場には入れないってところを除けば、あまりインタラクション強くなさそうですね。

その他

プレッジは通常版39$、豪華版と拡張1本のセット69$、豪華版と拡張3本のセット99$の3つです。
同梱される拡張はそれぞれアドオンとしても選択可能となっています。
これらの拡張についても簡単に紹介したいと思います。
まず、『Rough Terrain Expansion』ですが、こちらの拡張を加えることで5人まで遊べるようになるようです。

https://www.kickstarter.com/projects/1271213949/bear-mountain-camping-adventure-a-race-to-the-top/description

この他にも新たなアクティビティカードの追加や、オフロードを走ることのできるキャンピングカーなど、ちょっとした味変が楽しめる内容となっているようです。

続いての拡張は『Extreme Weather Expansion』です。

https://www.kickstarter.com/projects/1271213949/bear-mountain-camping-adventure-a-race-to-the-top/description

この拡張では名前からお察しの方もいるかもしれませんが、本作に天気の概念を追加する拡張となっています。
傘や長靴といった悪天候のときに役立ちそうな資源がコンポーネントには含まれているのにも注目したいですね。

最後は『Legend of the Falls』です。

https://www.kickstarter.com/projects/1271213949/bear-mountain-camping-adventure-a-race-to-the-top/description

こちらはKickstarter限定のゲームで、基本となるルールは同じですが、今作の勝利条件はすべてのキャンプ地を回るのではなく、地図上に5ヶ所ある滝の内、3ヶ所を回り切れれば勝利となります。
また、基本ゲームとは異なり、回る順番に制限が設けられていないのも本作の特徴と言えます。
更に訪れた滝カードには特殊な能力を得られるチャンスがあり、これらを獲得しつつ、勝利を目指すことが重要となりそうな予感がありますね。

ストレッチゴールは全部で20個あり、現段階で17個までは公開されています。
プロジェクト終了まで残りわずかな時間しかありませんが、ここまで来たらすべて達成してもらいたいところですね。
ちなみに$1,000,000集まるとKickstarter限定のミニ拡張が手に入る模様。

https://www.kickstarter.com/projects/1271213949/bear-mountain-camping-adventure-a-race-to-the-top/description

最後にKickstarter限定品を持ってくるあたり、支援者心理がよく理解していると言えますね。

送料は予想以上にお高めです。

https://www.kickstarter.com/projects/1271213949/bear-mountain-camping-adventure-a-race-to-the-top/description

リテール版ですら$49と高いのにも関わらず、豪華版だと更に高額となるのはネックとしか言いようがありません。
結構、送料が高くて支援を取りやめた方もいるんじゃないかしら。

まとめ

今回はアウトドアを題材とした【Bear Mountain Camping Adventure】をご紹介しましたが、如何だったでしょうか。
色々と調べた結果、資源のやりくりをどうするか考えながら遊ぶパズル的な要素と、デッキ構築の面白さを併せ持つ作品だと分かりました。
運の要素も少なからずあるので、そこは好みが分かれるかもしれません。
プロジェクト終了まで残り数時間、最後のストレッチゴールが達成されるのかも含め、結果が気になっちゃいますね。

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