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スマートフォン株式会社 プレイ記録(1)&簡易レビュー

東中野のディアシュピールで初プレイ。

他のゲームをやりながら、ルールブックをパラ読みしてインストしてみました。
事前準備していないと、あまり上手くはできないですね。
インストのコツを知りたい。

【『スマートフォン株式会社』ってどんなゲーム?】
プレイヤーはスマートフォンを販売する会社の経営者となり、計画からVP獲得までの全8フェーズを5ラウンドに渡って行います。
VPの一番高かったプレイヤーが勝利。
フェーズは、実行するアクションの回数などを決める計画フェーズ。
販売するスマートフォンの値段を決める価格設定フェーズ。
販売するスマートフォンの台数を決める生産フェーズ。
後述するパッドに配置できるタイルを獲得する生産改善フェーズ。
スマートフォンに4GやLTEなどの新技術を追加する技術研究フェーズ。
スマートフォンの販売地域を増やす物流フェーズ。
作ったスマートフォンを売る販売フェーズ。
売れたスマートフォンの台数を基にVPを獲得するVP獲得フェーズ。
このゲームはフェーズ1のパッド2枚を重ねて行う計画が特徴的で、この計画によって以降のフェーズで実行できるアクションの回数が変わってきます。

【プレイ】
ラウンド1

とりあえず、価格を抑えつつ、技術研究する方向で計画フェーズを終える。
技術研究フェーズでは、後手番だったこともあり、1回で開発しきれる4G開発しか手が出せず、特殊能力は得られなかった。
物流フェーズはカナダの小売業エリアに参入し、11VPをゲーム終了時に獲得。
少ないながらもVP欲しい。
まぁ、販売台数少ないので最下位スタート。

ラウンド2
このラウンドでも引き続き、技術開発に力を入れる。
他のプレイヤーは4Gの開発に参入してこなかったので、一旦4G開発を後回しに。
NFCを特許獲得のために開発開始。
やっぱり欲しいよね、特許。
続いて、物流フェーズでUSAに3個コマを置き、地盤固めの準備を行う。

ラウンド3
やっと4GとNFCの開発終了で特許を手に入れた。
ゲーム終了時のVPを合計で22点獲得、これはデカイ。
その後、物流フェーズで中国の小売業エリアを獲得して、追加でゲーム終了時に20点手に入れた。
よしよし…この段階でゲーム終了時に52点獲得できる。
相変わらず、最下位だけど、ここから巻き返してみせる!

ラウンド4
ゲーム終了も目前。
生産開発フェーズで何とか価格を上げられるタイルを獲得したいものの、条件に合うタイルがなく断念。
これはパッド内にある価格+1で戦っていくしかないか。
技術開発ではWi-Fiとli-ionをやっと開発完了。
その後、ヨーロッパとUSAのシェア獲得した。
うん、現段階で独占できてる地域がいくつかあるので、次のラウンドでバンバカ売るぞ。
ちなみにまだ最下位。

ラウンド5
計画フェーズで価格+1、残りは生産に全振り。
価格設定は6。
他のプレイヤーは6以上の方だけなので行動順は1番手。
生産コマは11個獲得。
これで独占地域を制圧するぜ。
流通フェーズで独占地域に他プレイヤーの参入もありましたが、手番順でそこまで邪魔されることもなく、シェアボーナスも獲得。
これにてゲーム終了です。

最終得点は230でトップ。
最下位から一気に得点を伸ばし、大逆転!
これは気持ちいい!

【オススメポイント】
・特徴的な計画フェーズ
両面2枚のパッドを重ねながら、行動順を考えるのが、兎に角悩ましくて楽しい。
アレをやったらコレができないとか、コレをしたらアッチが破綻するとか考えること沢山。
悩ましいゲームがお好きな人にオススメです。

・テーマに合致したメカニクス
このゲームの手番順は、販売するスマートフォンの値段で決まっていきます。
スマートフォンが安ければ安い程、行動順が早くなりますし、高ければ高い程、どんどん遅くなります。
安いスマートフォンの方が普及率は早いので、それに倣って出番順も早いんじゃないかと私は感じました。
この他にも最初に開発しきった技術に対しては特許として勝利点を獲得し、その代わりに開発までのコストが高かったり、既に開発された技術なら低コストで開発ができるといった具合。
このテーマとメカニクスがしっかりと噛み合ってる感がとても好みですね。

【気になるポイント】
・VP計算が少し分かり難いかも?
基本的なVPの獲得方法はスマートフォンの販売した台数に依存します。
そのため、ラウンドごとに設定したスマートフォンの単価×販売台数となります。
プレイヤー全員に配られている衝立にも計算表があるので、そこまで面倒ではありませんが、ラウンド毎に計算方法が異なるのは慣れていないと混乱するかもしれないですね。

【まとめ】
これは買ってなかったことを悔むレベルのゲーム。
あ〜、再販されないかなぁ。
ルールさえ覚えてしまえば、やることは単純だから、あまり時間はかからなかったイメージです。
プレイしたい方はボドゲカフェに置いてある場合もあるので、探してみても良いかもですね。

最後に、今回のプレイでDUCKが販売するスマートフォンにはGPSとゲームの機能がないものでした。
◯ケモンGOとか◯ラクエウォーク的なゲームができないスマートフォンってことです。
ビジネス向けってことかな…私なら絶対買わないですね。(笑)

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