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kickstarter 2021年6月後半 気になるプロジェクトまとめ

今年も半年が過ぎておりますが、如何お過ごしでしょうか。
夏のマスクは嫌い派のDuckです。
元々、暑さに弱い私としては、この時期にマスクをつけて外出するのが相当しんどいです。
水分は取るようにしているのですが、頭がボーッとしてしまうと言いますか、そこそこ生活に支障が出ているような感じです。
一応、冷感マスクやスポーツマスクを使いながら騙し騙し生活しています。
正直それも気休め程度にしかなっていませんけどね。
まだまだ時間はかかるでしょうが、早いところマスク生活ともオサラバして、気軽にボードゲームカフェに行ける日々が戻ってくることを切に願う限りです。
さて、今回もKickstarter気になる作品の紹介です。
既に6月末なので、プロジェクトがスタートしているものもありますが、是非支援の参考にしてもらえると幸いです。
今回もTantrum House様(https://www.youtube.com/user/tantrumhousegames)の動画を見て、まとめました。
※出典の明記がない画像は全てBGGからお借りしています。
※記載された内容に誤りがあった場合、ご指摘頂けると助かります。

【Villagers: Shifting Seasons】

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プレイ人数:1~5
プレイ時間:不明
メカニズム:  Drafting, End Game Bonuses, Variable Set-up 
BGG Weight:不明
デザイナー:Haakon Gaarder
アーティスト:Haakon Gaarder
パブリッシャー:Sinister Fish Games
キャンペーン期間:6月29日~
Kickstarter URL:https://www.kickstarter.com/projects/sinisterfish/villagers-shifting-seasons?ref=discovery_category_newest
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgameexpansion/333503/villagers-shifting-seasons

昨年、日本語版が発売された『Villagers』に新しいカードやルールが追加された拡張版が登場。

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本拡張によって増えるプレイ時間は不明ですが、基本セットが30~60分となっているため、増えたとしても90分以内に終わるぐらいではないかと予想。
デザイナーとアートワーク共にHaakon Gaarder氏が担当しています。
まだまだ、携わっている作品自体多くありませんが、『Villagers』の他にも昨年9月にプロジェクトを実施し、多くの支援者を集めた『Streets』も彼の作品です。

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どちらの作品もポップで愛着が湧くような可愛らしいイラストが特徴的で、その画風は今作でも健在。

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どれぐらいの枚数のカードが追加となるかは分かりませんが、ファンとしては楽しみですね。
パブリッシャーはイングランドに拠点を構えるSinister Fish Gamesです。

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Haakon Gaarder氏が携わった全作品を手掛けています。
その他に、19世紀に開催された万国博覧会を舞台に発明コンテストでの優勝を目指すカードゲーム『Great Scott!』もSinister Fish Gamesから発行しています。

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ちなみに過去、Kickstarterを利用したプロジェクトは3つあり、そのどれもが成功しています。
現在、開発継続中の案件として『Streets』が続いているようです。
当初、2021年6月に完成予定でしたが、1ヵ月程の遅れがあるようです。
ゲームには、全プレイヤーに対して新たなアクションと得点を与えるイベントカードや、ルールを歪めるほど強力な能力を持った村人カードなど、いくつかの追加要素があり、戦略の幅が格段に広くなると感じています。
基本セットのプレッジは£22でしたが、この拡張だけなら£15と相当お安め。
基本セットやプロモセットにまで手を出してしまうと、お財布への被害は少なからずありそうですね。
日本語版『Villagers』の発行元、ホビージャパンからどこかのタイミングで発行されそうな気もしますが、現状で再販の噂も聞かないし、どうしても気になる方はこのタイミングで支援するのはアリだと思います。

【6: Siege – The Board Game】

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プレイ人数:2~4
プレイ時間:60~90
メカニズム:Action Timer, Dice Rolling, Interrupts, Line of Sight, Variable Player Powers 
BGG Weight:不明
デザイナー:Carlos G.Q.
アーティスト:Stéphane Gantiez, Henning Ludvigsen, Olivier Thill
パブリッシャー:Mythic Games
キャンペーン期間:6月23日~
Kickstarter URL:https://www.kickstarter.com/projects/1162110258/6-siege-the-board-game/description
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/338067/6-siege-board-game

『アサシンクリード』などで有名なUBIソフトの名作FPS『Rainbow Six Siege』がボードゲームとして登場。
プレイ時間は60~90分の中量級。
デザイナーはCarlos G.Q.氏です。
過去、製作に関わっていたのは、宇宙空間を飛び交う小惑星やスペースデブリを避けながら行う球技を題材としたスポーツゲーム『CoreBall: The Zero Gravity Sport』のみ。

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アートワークはStéphane Gantiez氏、Henning Ludvigsen氏、Olivier Thill氏の3名。
Stéphane Gantiez氏は2チームに分かれ、場の中央に伏せられたカードから自陣営の色のカードを仲間に当ててもらう『Codenames』や、火山の噴火によって海に消えつつある島からの脱出をテーマとした『Survive: Escape from Atlantis!』など、多くの作品に関わっています。

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続いて紹介するHenning Ludvigsen氏も数々の実績を持つアーティストです。
代表作にはバイキング一族の戦士として戦い、ヴァルハラでの地位を確保し、ラグナロクで栄光の死を遂げることを目指す、独特の世界観と多くのミニチュアが魅力的な『Blood Rage』や、アーカムの街の舞台に自分が狂気に呑まれる前に邪悪な存在の正体を暴き、倒すことを目的としたRPGとカードゲームを融合した作品『Arkham Horror: The Card Game』などがあります。

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最後に紹介するOlivier Thill氏は、今作の他ですと『HEL: The Last Saga』という新天地を求めるバイキングたちの冒険を描いた協力型サバイバルホラーゲームに携わっていました。

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まだ、関わっている作品自体は少ないですが、今後の活躍に期待したいアーティストですね。
パブリッシャーはルクセンブルクに拠点を持ち、多くのミニチュアゲームを世に送り出しているMythic Games。

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代表作にはギリシャ神話の世界を舞台に力を失った神々が力を取り戻すため、仲間を集め戦う『Mythic Battles: Pantheon』や、フランスの百年戦争にスポット当てたストーリー性の強い『Time of Legends: Joan of Arc』などがあります。

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Kickstarterでは11ものプロジェクトを実施し、その全てを成功に導いています。
ちなみに2021年6月完成予定だった『HEL: The Last Saga』ですが、5月末のアップデートを見る限り、テストプレイに想定以上の時間を要していることから制作に相当な遅れが出ているようです。
そのため、完成自体も2022年初頭の可能性が高いとのこと。
『6: Siege – The Board Game』はシナリオベースのゲームではないため、ここまで遅れることは考え難いですが、ある程度の遅れは覚悟した方が良いかと思います。
ゲームは攻撃側と防衛側に分かれて対戦が行われます。
勝利条件は対戦相手チームの殲滅の他に、爆弾の解除や人質の救出など、いくつかのものが用意されているようです。
このゲームの特徴の1つとして、マップや勝利条件を踏まえ、自分好みのチームを編成するところにあります。
各チームいる兵士から5人を選択していく訳ですが、兵士ごとに個別の能力を持っているため、どの兵士を部隊に組み込むかを考えるだけでも相当楽しそう。

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基本セットにはチームごと10人の兵士が入っている訳ですが、この他にも選択したプレッジ、もしくはアドオンから新たな部隊を追加で発注できるようです。
ちなみに公開されている追加の部隊は5種類あり、どれも超絶格好良い。
ゲームは原作同様、攻撃側は壁の破壊など、ダイナミックな動きをしながら攻略を目指し、防御側も罠を仕掛けるなど、多彩な方法で敵を迎え撃つ訳です。
陣営ごとに制限時間が設けられており、原作の緊迫感が表現されているのも素敵ですね。
基本セットだけなら$69と思っていたよりは安めですが、アドオン全盛だと$269と流石にお高い。
非常に魅力的な作品だけに支援するか、超悩んじゃうね。

【まとめ】

今回は2作品の紹介でした。
どちらも面白そうではありますが、私的に支援するなら『6: Siege – The Board Game』かな。
ちなみにこの記事を投稿する時点で、プロジェクト終了まで残り28時間。
悩んでる時間もあまりありませんが、頭を抱えながら眠ろうと思うDuckなのでしたとさ。

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