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kickstarter 2021年1月前半 気になるプロジェクトまとめ

お正月も終わり、お仕事が始まった方も多いかと思いますが、皆様お元気でしょうか。
昨年末の自分が残した仕事に圧殺されかけているDUCKです。
去年の私め、こんなに仕事を残すとはとんでもない奴ですよ、まったく。
年末年始、例年ですと散財してしまって首が回らなくなっている私ですが、外に出る機会も減っている今、少しだけ余裕があったりする訳です。
余裕があるなら趣味に使いたい、そんなことを言いながら、1月上旬のKickstarter気になる作品をまとめたいと思います。
今年もTantrum House様(https://www.youtube.com/user/tantrumhousegames)の動画を参考に紹介させてもらいたいと思います。
※出典の明記がない画像は全てBGGからお借りしています。
※記載された内容に誤りがあった場合、ご指摘頂けると助かります。

【Darwin's Journey】

プレイ人数:1~4
プレイ時間:60~120
メカニズム:Contracts, Point to Point Movement, Set Collection, Turn Order: Stat-Based, Variable Set-up, Worker Placement
BGG Weight:3.44
デザイナー:Simone Luciani, Nestore Mangone
アーティスト:Paolo Voto
パブリッシャー:ThunderGryph Games
キャンペーン期間:1/5~
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/322289/darwins-journey
Kickstarter URL:https://www.kickstarter.com/projects/gonab/darwins-journey?ref=nav_search&result=popular&term=%20ThunderGryph%20Games

チャールズ・ダーウィンのガラパゴス諸島の旅を辿るワーカープレイスメント。
プレイ時間は60~120分の中量級ゲーム。
デザイナーはSimone Luciani氏とNestore Mangone氏。
Simone Luciani氏は『Tzolk'in: The Mayan Calendar』や『Marco Polo II: In the Service of the Khan』など、非常にファンの多いデザイナーです。

また、同じくデザイナーとして名を連ねているNestore Mangone氏は、過去にもSimone Luciani氏と共に『Newton』や『Masters of Renaissance: Lorenzo il Magnifico – The Card Game』を製作しています。

発表している作品数こそ10本と少ないものの、今後どのような作品に関わっていくのか注目です。
アートワークを担当したPaolo Voto氏は、『Hats』や『Rebis』といった作品に参加しているイラストレーター。

まだ、2作品とこちらも参加作品数は少ないものの、淡い色遣いが綺麗で今後人気が出そうな方です。
過去2作では人物を描いたイラストはほぼありませんでしたが、今作はクルーカードで人物を描いています。
既にBGG上でも公開されていますね。

この他にも数枚の画像が公開されていますので、興味がある方はそちらも確認してみては如何でしょうか。
パブリッシャーはThunderGryph Games。

『Spirits of the Forest』や『Tang Garden』といったクオリティの高い作品を多く発行しています。

また、私が絶賛支援しなかったことを後悔中の『Iwari』を発行しているパブリッシャーでもあります。

Kickstarterのプロジェクト実施数は、今作も含めると9本目となります。
『Tang Garden』が発送されるまでのアップデートを確認してみたところ、当初の予定では2019年1月に到着予定となっていましたが、発送が開始されたのは2020年1月でした。
次に『Iwari』が発送されるまでの状況も確認してみました。
当初、2020年1月に到着予定となっていましたが、2020年6月から徐々に発送が始まっていたようです。
今作の配送予定は2021年11月とはなっていますが、海外の状況を踏まえて考えると早くても2022年の上旬到着ではないかと予想。
支援検討されている方は待つ覚悟はしておいた方が良いかもですね。
ゲーム自体はワーカープレイスメントタイプの作品。
ガラパゴスの島々を航海や探索、標本の採取など選択できるアクション数は非常に多く、戦略の幅が広いように感じました。

プロジェクト自体は数日前よりスタートしており、既に26種類ものストレッチゴールが解放されています。
既に支援を決めている方からすると嬉しい限りですね。
選択できるプレッジは通常版とデラックス版の2種類。

出典:https://www.kickstarter.com/projects/gonab/darwins-journey?ref=nav_search&result=popular&term=%20ThunderGryph%20Games

デラックス版にはメタルコインなどに加え、Fireland拡張もセットとなっています。
ただし、コレクターエディションのみに対応したストレッチゴールもありますので、そこは注意が必要。
また、アドオンでミニ拡張や一部コンポーネントを豪華仕様にできるようです。

出典:https://www.kickstarter.com/projects/gonab/darwins-journey?ref=nav_search&result=popular&term=%20ThunderGryph%20Games

この木製レンズ、ゲームの雰囲気に合っていて良い感じですね。
デラックス版好きにはたまらない仕様と言えます。
また、これとは別にThunderGryph Gamesで過去に発行した『Iwari』や『Tang Garden』などのデラックス版もプレッジマネージャーで発注ができるらしい。
『Iwari』が欲しかった私としては、なかなかに抗い難い誘惑です。
ただ、送料は€32とお高めなので、もしも『Iwari』も併せて発注した日にはどれだけの請求が来るのか、あまり想像したくありません。
デザイナー的には国内流通も十分有り得るとは思うのですが、デラックス版の欲しさに支援してしまいそうです。

【Tinners' Trail】

プレイ人数:1~5
プレイ時間:60~90
メカニズム:Action Points, Auction, Dice Rolling, Time Track
BGG Weight:不明
デザイナー:David Digby, Martin Wallace
アーティスト:Javier González Cava, Ossi Hiekkala
パブリッシャー:Alley Cat Games
キャンペーン期間:1/11~
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/321277/tinners-trail

2008年に発行された、19世紀のコーンウォールを舞台とした作品のリメイク。
プレイ時間は60~90分と中量級。
デザイナーはDavid Digby氏とMartin Wallace氏。
David Digby氏はケンビルさんから昨年発売されている『Chocolate Factory』をデザインされた方です。

まだ、関わっている作品自体は少ないため、実力は未知数。
ただ、BGGの表記によると、David Digby氏が今作の開発と拡張のリードデザイナーを務めているらしいので、どのような仕上がりになるのか楽しみ。
そして、国内でもファンの多いMartin Wallace氏。
代表作と言えば、『Age of Steam』と『Brass: Lancashire』が挙げられます。

また、『Tinners' Trail』の2008年版の原作者でもあります。

今作はリードデザイナーがDavid Digby氏とのことなので、Martin Wallace氏は原作者として名前が載っているだけかもしれませんね。
アートワークはJavier González Cava氏とOssi Hiekkala氏。
Javier González Cava氏は『Caverna: The Cave Farmers』や『Cooper Island』のアートを担当している方です。

続いてはOssi Hiekkala氏です。
Ossi Hiekkala氏は『Eclipse』のイラストを担当しています。

今作のパッケージイラストの雰囲気的にはOssi Hiekkala氏が描かれたように感じていますが、どうなんでしょうね。
パブリッシャーはイギリスに拠点を構えるAlley Cat Games。

『Dice Hospital』や『Tungaru』など、多くの作品をKickstarterのプロジェクトを通じて発行しています。

先程、David Digby氏の代表作として紹介した『Chocolate Factory』も、その1つ。
ちなみに『Chocolate Factory』は2019年10月に発送予定だったようですが、ほぼ予定通り発送が始められたようです。
世界的に輸送関係が混乱していますが、割と早めに手元に届くかもしれませんね。
ゲームは鉱石の採掘と、港や駅の開発、コーンウォール以外の産業への投資といった、いくつかの要素で構成されています。
現在、BGG上で公開されている画像では工場や列車、船といったコマが配置されており、ゲームが進むにつれ、盤面が相当賑やかになりそうです。

今作は2008年に発売された『Tinners' Trail』から変更となった要素がいくつかあるらしく、例えば、プレイヤー人数の変更や、ボード上のリソースがダイスからタイルに変更など、大きく手が加えられているようです。
また、本体に2種類の拡張も含まれているため、大分長く楽しめそうな予感。
プレッジはデラックス版の有無で大きく変わりそうではありますが、木ゴマも多そうですし、6000円~7000円ぐらいは覚悟した方が良いかもしれませんね。
とりあえず、送料が『Darwin's Journey』級でないことだけは祈りたいと思います。

【まとめ】

今回は2作品を紹介させてもらいました。
『Darwin's Journey』は諸般の事情(Iwari)により支援は決定しているのですが、『Tinners' Trail』はどうしようか悩み中。
正直、プレッジにもよる部分が大きいのですが、面白そうですし、可能であれば支援したいところ。
とはいえ、1月後半には待望の『Carnegie』のプロジェクトもスタートするんですよね。

しばらくは頭を抱える日が続きそう、そんなことを思うDUCKなのでしたとさ。

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