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kickstarter 2021年7月後半 気になるプロジェクトまとめ

どうも、Etsyで各種アイテム購入を悩んでいるDuckです。
以前からボードゲームのインサートやら、アップグレード駒やらが大好きおじさんのDuckは定期的にEtsyを流し見している訳なのですが、最近輸入したい欲求が強くて困っております。
例えば、StrataStrikeの『Terraforming Mars』系のアップグレード駒。
3Dタイルも見栄え的に最良ですけど、木材のシンプルな中にある格好良さが堪らなく好きなんですよね。

金星拡張のボードも素敵なんですよね。
称号と褒章タイルもセットなので何だかお得感あります。

プレイアビリティが向上を一番に考えると、こちらを選択したいところ。

キューブが動かないように小さく仕切られているのが嬉しいですな。
8月7日現在、これらのアイテムは全て、10%OFF期間中のようで心が揺れ動きます。
このキャンペーン、いつまでやってるんだろう。
オーガナイザーなら、TheNiftyOrganizerから発売の『Age of Steam DX』が気になっています。

『Age of Steam DX』のオーガナイザーなら他にもTheShipshapeGamerから発売されているものも格好良いのですけど、TheNiftyOrganizerのオーガナイザーだとタイルを種類別に分けれるようで、使い易そうと感じたのが理由だったりします。

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出典:https://www.etsy.com/jp/listing/844621907/age-of-steam-deluxe-edition-wooden?ref=shop_home_active_6&variation0=1479287967

後はTheBrokenTokenから発売されている『Terraforming Mars』の木製ビックボックスとかも欲しいですね。

まぁ、送料込みで2万を余裕で超えるので、なかなか手は出ませんけどね。
いや、欲望に果てがないのは厄介なことです。

さて、既に8月中旬が近付いている中、今更感はありますが、7月後半のKickstarter気になるプロジェクトをまとめたいと思います。
今回もTantrum House様(https://www.youtube.com/user/tantrumhousegames)のまとめを参考に作成しております。
時期的に終了間際なプロジェクトばかりですが、支援を悩んでいる方の参考になれば幸いです。
※出典の明記がない画像は全てBGGからお借りしています。
※記載された内容に誤りがあった場合、ご指摘頂けると助かります。

【Spire's End: Hildegard】

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プレイ人数:1~2
プレイ時間:30~180
メカニズム:Cooperative Game, Dice Rolling, Die Icon Resolution, Move Through Deck, Push Your Luck, Role Playing, Solo,  Storytelling
BGG Weight:不明
デザイナー:Greg Favro
アーティスト:不明
パブリッシャー:Self-Published
キャンペーン期間:7月14日~
Kickstarter URL:https://www.kickstarter.com/projects/favro/spires-end-hildegard/description
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/338069/spires-end-hildegard

『Spire's End』の世界を舞台に主人公のヒルデガルドの任務を通して世界を見るアドベンチャータイプのソロ、または協力型のカードゲーム。
プレイ時間は30~180分と振れ幅が大きいようです。
デザイナーはカリフォルニア州に居を構えるGreg Favro氏。
彼は過去に本作と同じ世界観を共有した『Spire's End』という作品を発行しています。

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BGG上では不明となっていますが、イラストのタッチから推察するに前作のアートワークを担当したBenjamin Wiesemann氏だと思もいきや、Kickstarterのページを確認したところ、Diego Frías氏という方のようです。
非常に力強いタッチのイラストは惹きつけられるものがありますね。
BGGで公開されているイラストを見る限り、前作はイメージ的にデジタルゲーム『Wizardry』のような少し暗い印象を受けますが、今作はそれよりは色彩に富んだ明るい印象を受けています。

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個人的には今作の方が好みですね。
本プロジェクトの発行は決まったパブリッシャーを通さない自費での出版となります。
少し不安はありますが、前作『Spire's End』のプロジェクトでは、スケジュールの遅れはなく、ほぼ予定通りに発送がスタートされているため、リスクはあるものの信頼できるような印象を受けています。
本作は4つの章から構成されており、全部で400枚ものカードを使用するようです。

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ストーリーを進めていくと、自然災害や恐ろしい野生動物といった危険なイベントだけでなく、釣りや狩猟など旅を続けるのに必要なイベントも多く発生するようです。
ゲーム自体は非常にシンプルで、各カードに記載された選択肢の中から1つを選び、その番号に示されたカードを公開していく形式のゲームブックに近いプレイ感だと思われます。
ゲーム中に発生する戦闘もシンプルで、いくつかのダイスロールですぐに解決できる作りとなっているとのこと。
戦闘には「ターゲット」と「フェイスオフ」の2種類に分かれており、「ターゲット」は遠隔からパチンコでの狙撃、「フェイスオフ」は対面での戦闘で敵からの反撃もあるようです。
勿論、相手から反撃を受け過ぎると主人公は倒れてしまうため、要注意。
2人用協力プレイではブーメランを持った若き熱血娘、ヒルデガルドの妹、ホールヴェイグが登場します。
ゲームの進め方自体は1人用と同様ですが、戦闘では2人で戦う「プールプレイ」という要素が追加されるとのこと。
プレッジは$40と妥当なところでしょうか。
カードの言語依存度が高いため、なかなか支援する覚悟は決まり難いのですが、英語の素読みに自信のある方や、ソロゲームを良く遊ばれる方などにオススメしたい作品ですね。

【Architects of the West Kingdom: Works of Wonder】

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プレイ人数:1~5
プレイ時間:60~80
メカニズム: Card Drafting, Set Collection, Variable Player Powers, Worker Placement   
BGG Weight:不明
デザイナー: Shem Phillips, S J Macdonald
アーティスト: Mihajlo Dimitrievski
パブリッシャー: Garphill Games
キャンペーン期間:7月28日~
Kickstarter URL:https://www.kickstarter.com/projects/shem/architects-of-the-west-kingdom-works-of-wonder/description
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/327245/architects-west-kingdom-works-wonder

West Kingdomシリーズの1作目にして『Architect of the West Kingdom』の第2拡張が登場。
基本ゲームのプレイ時間と比較すると、本拡張を加えても標記の上では大きく変わらないとのこと。
デザイナーはGarphill Gamesから発行している全ゲームのデザインに関わっているShem Phillips氏と、West KingdomシリーズからGarphill Gamesに関わっているS J Macdonal氏の2人です。
今作以外にも2人の共作で発表が楽しみな作品として、West Kingdomシリーズ最後の作品である『Viscounts of the West Kingdom』の2種類の新拡張です。
1つは新たな町民や英雄といったカードが増える『Viscounts of the West Kingdom: Gates of Gold』、もう1つはボックスアートも公開となっていない拡張ですが、BGGを見る限り新たなプレイヤーボードや施設が追加されるらしいので、相当楽しみですね。

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アートワークは既にお馴染みのMihajlo Dimitrievski氏。
2021年に発行が予定されている中で気になったのは、旅客機のハイジャックを題材とした『7500: Hijacked』です。

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プレイヤーは交渉人として警察の突入前までに可能な限り乗客の開放を犯人と交渉する協力ゲームとなっています。
何故この作品を選んだのかと言えば、Mihajlo Dimitrievski氏はファンタジーを題材とした作品の依頼を多く受けている印象があり、どのようなアートワークになるのか興味深かったからです。
どんなアートが公開されるのか、とても楽しみですね。
パブリッシャーも紹介するのが常連と化しているGarphill Gamesです。

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ちなみに本プロジェクトの前に支援者を募集していた『Paladins of the West Kingdom: City of Crowns』は現状、フルフィルメントセンターに向けて移動中とのこと。
若干の遅れはあるかもしれませんが、この状況下でも予定通りに到着しそうなのは好感が持てますね。
本拡張では新たにメインボードの右側に拡張ボードが追加されました。

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このボードでは新たなパラメーターとして登場する影響力の管理が行えます。
影響力を高めることで建物カードを獲得したり、指定された影響力を失う代わりに銀貨や美徳の支払いを免れたりと新たな選択肢が追加となるようです。
影響力は本拡張から追加となった姫様と悪徳商人によって得られ、セットアップ時に指定されたエリアでアクションをすると影響力が上昇していく訳です。
また、本作のタイトルにもなっている特殊な能力を持つ巨大な建造物を建てるためには多くの資源や一定以上の影響力を消費しなくてはいけません。

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出典:https://www.kickstarter.com/projects/shem/architects-of-the-west-kingdom-works-of-wonder?ref=user_menu

勿論、コストが大きい分、能力も強力なため挑戦してみる価値はありそうですね。
プレッジには、『Architects of the West Kingdom』の基本と今作も含む、2本の拡張全て収納できるコレクターズボックスやプレイマットがセットとなった豪華版、West Kingdomシリーズ全てをまとめ買いできるものまであります。

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出典:https://www.kickstarter.com/projects/shem/architects-of-the-west-kingdom-works-of-wonder?ref=user_menu

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出典:https://www.kickstarter.com/projects/shem/architects-of-the-west-kingdom-works-of-wonder?ref=user_menu

コレクターズボックスには専用のプロモカードも付属されるとのこと。

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出典:https://www.kickstarter.com/projects/shem/architects-of-the-west-kingdom-works-of-wonder?ref=user_menu

このプロモパックは来年、プロモストアでも販売するようなので、そちらに興味がある方は少し待ってみるのもアリかもしれません。
現在選択できる言語は英語とフランス語、ポルトガル語の3言語のみ。
今後、ドイツや日本などのいくつかの言語版も発売を予定しているが、今回のプロジェクトでは選択できないので要注意です。
ただし、コレクターズボックスが国内流通するのか今のところ不明なので、コレクターズボックス目当てで支援するのも良いかもしれませんね。

【まとめ】

今回は2作品を紹介いたしました。
2月にも出たばかりのWest Kingdamシリーズの拡張のキャンペーンが、こんなにも早く出てくるとは思わず、大分驚いています。
来年には新たなシリーズもスタートするらしいので、そこも楽しみにしつつ、引き続き新作情報を集めていきたいと思います。

ではでは、今回はここら辺で終わりにしたいと思います。
お盆期間中、中途半端になっているアレコレをやっつけることを目標に生活したいと思うDuckでした。

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