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Canvas 紹介 & Rulebook 20200317ver(日本語翻訳)公開

現在、kickstarterにてキャンペーン中の『Canvas』ですが、先日ツイートしたところ思いの外反響があったので、早速ルールブックを翻訳しました。
パブリッシャーからは公開許可を得ているので、ご興味ある方はダウンロードをどうぞ。

https://drive.google.com/open?id=1tj8iw_sJSGXB_8TBIbxQpL1C10O0IGkL

更新履歴:
20200502 ver1.0 公開
20200510 ver1.1 公開
修正箇所
 P6 『空間(Space):・・・入ります。』 翻訳修正

※注意※
こちらのルールブックは最終版ではなく、改訂される可能性が高いです。
改訂版が出た場合も、パブリッシャーに確認の上、翻訳を公開する予定しています。

機械翻訳+出来る限り分かりやすいように意識して訳しております。
何か内容に不十分な点ありましたら、ご指摘頂けますと幸いです。

また、合わせて簡単ではありますが、どんなゲームなのかと個人的なオススメポイントをまとめました。
現在、支援を悩まれてる方、参考にして頂けると幸いです。
※画像等はBGGとのKSページからお借りしています。

【Canvasってどんなゲーム?】
プレイヤーは芸術コンクールに参加する画家となって、出展する3枚の絵画を完成させ、最も栄えあるベストインショーの受賞を目指すゲームです。

◯準備
中央にアートカード5枚と、スコアカード4枚を配置します。
スコアカードの上部には対応した色のリボントークンをまとめておいておきます。

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各プレイヤーには、背景カード3枚とインスピレーショントークンを4個受け取り、ゲームスタートです。

◯プレイ
自分のターンには、以下のどちらかを選択し、3枚の絵画完成を目指しましょう。

①アートカードの獲得
手札が4枚以下なら中央に並んだ5枚のアートカードから1枚を選んで手札に加えるられます。
獲得するとき、選択するカードより左側にある全てのカード上にコストとしてインスピレーショントークンを1個ずつ配置します。

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例えば、左から3番目のカードを獲得したい場合、左から1・2番目のカードの上にインスピレーショントークンを配置しなくてはなりません。

②絵画の完成
手札から3枚のアートカードを選択し、背景カードと重ねることで絵画が完成します。

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完成した絵画は背景カードと一緒にスリーブに入れておきます。
手札が5枚以上の場合、このアクションしか選択できません。
完成した絵画は他のプレイヤーに公開し、スコアカードを確認しながら対応する色のリボントークンを獲得します。
獲得できるリボントークンは絵画下部にあるアイコンの組み合わせによって異なります。
スコアカードの記載内容によって、獲得できるリボントークンの上限が設定されているため、注意が必要。
例えば以下のスコアカードの場合、

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ここから獲得できるリボントークンは最大4枚までです。
仮にそれ以上条件を満たしていたとしても、得点計算時の追加点がないため獲得する必要がありません。
また、スコアカードによっては1枚の絵画で複数回条件を満たせるものもあります。

◯ゲームの終了
ゲームは全てのプレイヤーが3枚の絵画を完成させるまで続きます。
ゲーム終了後、スコアカードを参照しながら獲得したリボントークンの個数ごとに得点を計算し、最も得点の高いプレイヤーがベストインショーを受賞が決定します。

【オススメポイント】
・ルール簡単
リボンの獲得方法はゲームごとに異なるため、そこさえ注意すれば非常に簡単なゲームです。
あまりボードゲーム に馴染みのない人でも楽しめそうなのは魅力的。
ボードゲーム布教用に活躍できそうな作品ですね。

・美しい絵画を作る楽しさ
1番のおすすめポイントです。
基本カードだけで60枚ものアートカードと15枚の背景カードがあり、カードの組み合わせによって多くの作品を生み出すことができます。

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ゲーム終了時、目に見える形があるのは嬉しいですね。
仮に負けたとしても、自分が組み合わせて作った絵画を見るだけでも満足感は相当高いように感じました。

・こだわりのコンポーネント
作者のこだわりが見えるコンポーネントの数々も魅力の1つ。
ルールブックや収納ボックスはリネン加工がなされており、ゲームのテーマにもマッチしています。
これはデラックス版のみのコンポーネントですが、絵画を立てる用の木製キックスタンドやインスピレーショントークンも格好良い。

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まだまだキャンペーン終了までは期間があり、更に豪華なコンポーネントになりそうなので、とても楽しみです。

・片付けても美しい
収納ボックスの裏側に壁掛け用の穴が空いており、本物の絵画のように飾ることができるみたい。

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こういう芸の細かいところ、相当好きです。
強度面に若干の不安はあるけど、美しいパッケージなだけに飾りたくなるのは分かる気がします。

【まとめ】
今回は日本語訳ルールブックと簡単な紹介でした。
『Canvas』は日本のボドゲーマーが好みそうな要素が多いように感じます。
手に入れる手段がKickstarterという特殊なものしか現時点ではないため、敷居は非常に高く感じられるかとは思いますし、キャンペーンが成功したとしても完成に至らないケースだってあります。
そのため、諸手を挙げてオススメできる訳ではありませんが、送料もお安めですし、ご興味あれば支援してみても良いんじゃないかと思います。
是非ご検討くださいませ。

kickstarterページはこちら
https://www.kickstarter.com/projects/roadtoinfamy/canvas-2

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