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SN DUCK BOARD GAME AWARD 2021

明けましておめでとうございます。
久々の休みにのんびりグダグダだったDuckです。
どれだけのんびりしていたかと言うと、折角の休みなのに翻訳を全く進めておりません。
う~ん…これは新年早々いけませんぞぉ。
昨年末、2022年の目標に「積んでる翻訳に手を付ける」を掲げているDuck的にはよろしくない。
何とか気を引き締めて、コツコツ進めていきたいと思います。

さて、本日の記事は昨年も同時期に投稿した『SN DUCK BOARD GAME AWARD』の2021年版です。
こちらでは昨年初プレイした作品の中で、印象深く面白かった作品を紹介したいと思います。
ちなみに昨年プレイした作品は85本。
その中から12作品を紹介したいと思います。

※各作品のパッケージイラストはBGGと作者様Twitterよりお借りしています。

【Barrage】

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ずっと興味はあったけど遊べていなかった、ダムや発電所を建設し、電気を生み出すことを目的とした作品です。
一手一手、気が抜けない感じが本当に痺れました。
初手で失敗ると巻き返しは難しいところや、インタラクションの強さは人を選ぶと思いますが、間違いなく昨年遊んだ作品の中で上位の面白さなのは間違いありません。
結局、まだほとんど遊べていないため、今年はもっと回数遊びたいところです。

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【Kanban EV】

トヨタ自動車のかんばん方式を題材とした作品。
ラセルダ氏の過去作『Kanban: Driver's Edition』が今風に調整されて再リリースされたゲームです。

https://boardgamegeek.com/boardgame/109276/kanban-drivers-edition

工場長サンドラの査定に怯えながら、設計図やパーツをかき集め、車を作り、会議で発言をするといった一連の流れが仕事の雰囲気を忠実に再現しており、人によっては苦い顔をしてしまうけど、テーマが斬新で面白い!
こちらもまだ、2回しか遊べていないので今年も引き続き遊んでいきたい作品です。

【Carnegie】

アメリカの実業家、アンドリュー・カーネギー氏の生涯に渡る功績を題材とした作品です。
まだ、ゲーム本体は発売されていないのですが、Board Game Arenaで何回も遊ぶことができました。
どれだけ相手の選んだアクションに相乗りできるかを常に考えながら、最善手を打ち続ける苦しさがたまらなく面白い。
鉄道のレベルとネットワーク構築、あとは寄付をどれだけ効率的にできるかを相手の動きを見つつ考えるのが楽しいですね。
問題はオンラインでもそこそこ時間が掛かる本作を、実物が届いたときにどれだけプレイできるかってところでしょうか。
今年の上旬には届きそうなので、楽しみにしたいと思います。

【It's a Wonderful World】

カードドラフトと、資源の生産や変換を繰り返しながら自帝国の繁栄を目指す作品。
2021年に最も遊んだ作品です。
ルールの簡単さ、プレイ時間の短さ、適度な悩ましさの3つが揃っており、とても遊び易かったです。
カード運に左右される部分はありますが、今ある手札でどう組み立てるかを考えるのは最高に面白いように感じました。
実はキャンペーンモードも手元にはあるのですけど、そちらは翻訳が終わっていないため、遊べていなかったりします。
何とか今年中に遊びたいところですね。

ちなみに、インタラクションはドラフトの部分だけでほとんどないため、バチバチの殴り合いがお好みの方は『It's a Wonderful Kingdom』の方がオススメですよ。

https://boardgamegeek.com/boardgame/327711/its-wonderful-kingdom

【18Chesapeake】

鉄道の発展と株取引にスポットを当てた18xx系の入門版と言われる作品。
私にとって初めての18xx系のゲームです。
最初の内は何をどうすれば良いのか全く分からず、歯が立たないこともしばしばありましたが、慣れてくれば他プレイヤーとの駆け引きが面白く、株やD列車で利益が出たときは非常に爽快。
これはマジでスルメゲーと言えます。
対面でプレイすると6時間を超える超重量級の作品のため、勧め難い部分もありますが、今年も引き続き遊んでいきたいですね。

【Mini Express】

短時間で鉄道と株取引の要素を楽しめる作品。
線路を引いたり、株式を買うことで各企業に対する影響力が上下する訳ですが、その動き方が絶妙で自分の思い通りにならない苦しさが非常に刺激的なゲームです。
これを1時間という短い時間にまとめられてるのは凄く助かる。
これを鉄道ゲームの導入として持っていくのはアリかも。
今年発売予定の追加マップが非常に楽しみですね。

【探ぱん】

https://twitter.com/6chan_games/status/1462034399092899841?s=20

親プレイヤーが選んだ女の子のパンツを当てる作品。
大学時代の友人たちとワイワイ言いながら遊ぶのには最適。
拡張が出続ければ『萌札』と同様に長く遊べるゲームになりそうな予感。

https://boardgamegeek.com/boardgame/173457/moefuda

とはいえ、遊べるてるのはそこだけだし、嫌悪感を持つ方もいるとは思いますので、なかなか出し難いゲームでもあります。
お酒飲みながら頭空っぽにして遊びたい作品ですね。

【Aqua Garden】

自分好みの最高の水族館を作る作品。
うちばこやの可愛い魚コマ盛々で、それだけでテンションが上がっちゃいますね。
可愛い見た目の割にインタラクションも程良いし、拡張も4種類あるので長く遊べるところも私的に気に入っています。
2022年後半には大型拡張がKickstarter上でプロジェクトがスタートするようですし、それまでに遊び倒したいところですね。

【Coffee Traders】

3ラウンドに渡って、コーヒーの栽培から出荷までを一手に行う作品。
勝利点を得る方法はいくつもあり、どこから手を付けたら良いのか迷いながらプレイするのが楽しい。
効率を考えれば各地域でのエリアマジョリティと、アラビカトラックを優先的に押さた方が良いのかもしれないのだけど、つい目移りしてしまいます。
フェイズによっては相手のアクションに相乗りができ、プレイヤー間でWinWinの関係を築けるのは今風で善のインタラクションといった感じでしょうか。
まだ、オンラインでしか遊べていないので今年こそ対面で遊びたいですね。

【Wildcatters】

『Coffee Traders』のRolf Sagel氏とAndré Spil氏の処女作。
『Coffee Traders』が今風のインタラクションだとすれば、『Wildcatters』は昔ながらのバチバチの殴り合いが楽しめる、石油の採掘をテーマとした作品。
元々、殴り合いの色が強い作品は苦手だったのですが、この作品で楽しさに目覚めてしまいました。
『Coffee Traders』よりも選べる選択肢は少ないですが、抜身の刀のような洗練された面白さがあって、プレイ中はずっと唸りながら遊んでいます。
2021年の7月ぐらいまでは米アマゾンでも割と安値で取引されていたため、輸入を見送り続けた結果、未だに購入できずにいる訳です。
いつでも買えるだろうと高を括っていた、当時の私を殴り飛ばしたいですね。

【American Book Shop】

2020年のゲームマーケットで双子のライオン堂より発行された本を題材としたトリックテイキングの新版。
今まで、数える程しかトリックテイキングを遊んだことがなく、正直避けていた部分もありましたが、食わず嫌いは良くないと思わされた作品です。
本型のお洒落なボックスに本のタイトルを題材としたカード、ルールの分かり易さ、プレイ時間の短さなど、魅力的な要素盛り沢山。
最後の最後まで逆転できる可能性があるのも、個人的に気に入っているところです。
2022年は他のトリックテイキングも積極的に遊びたいですね。

【SCOUT】

2019年のゲームマーケットでワンモアゲームより発売された『SCOUT』がデザインを一新してOink Gamesより再発行された作品。
数字が上下に振られたカードの天地を入れ替えたり、順番を崩さない等、いくつかの制限を守りながらプレイするため、思うようにカードを出せず、何とも悩ましい。
重量級のゲームとゲームの間にサクッと遊べるのは、私的にとても有難い。
しばらくは、ボードゲーム会のお供に持っていく機会が増えるんじゃないかな。

【まとめ】

以上、12作品の紹介でした。
自分が思っていたより遊んでいたように思います。
とはいえ、まだまだ遊び足りないのも本音だったりするんですけどね。
今回、この記事を書くに当たり、過去にTwitterへ投稿したプレイ記録を振り返っていたのですけど、本当に苦しいとか辛いとか、そんなゲームばっかし遊んでた一年でした。
Duckさんのハマるポイントが徐々に変な方向へ流れていってる気もしますが、今年も辛くてしんどいゲームに頭を抱えながら効力していくのだと思います。
では皆様、今年もよろしくお願いいたします!!


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