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kickstarter 2021年8月前半 気になるプロジェクトまとめ

どうも、お盆休みも終わり、現実世界に連れ戻されたDuckです。
ボードゲームしたいゾンビになりつつありますが、最近はBGAのターンベースでフォロワーさんたちと遊べているので、大分欲求を満たせています。
ちょいちょい新しいゲームでも遊べてるのも良いです。
ただ、我が家の棚に積まれたボードゲームの山がこれ以上高くなるのは精神衛生上よろしくはないので、コロナウィルスの感染状況が良くなり次第、すぐにでも遊べるよう準備しなきゃかなとは思います。
さて、今回もそんなことを言ってはみたものの、Kickstarterの新作チェックは怠れません。
このチェック自体も楽しみの一つみたいなところもありますからね。
今回もTantrum House様(https://www.youtube.com/user/tantrumhousegames)のまとめを参考とさせてもらいました。
今回はプロジェクトの成功が危うい作品が多いですが、興味があれば是非支援を検討してみてくださいませ。
※出典の明記がない画像は全てBGGからお借りしています。
※記載された内容に誤りがあった場合、ご指摘頂けると助かります。

【Cartouche】

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プレイ人数:1~4
プレイ時間:20~80
メカニズム: Card Drafting, Enclosure, Simultaneous Action Selection, Solo, Storytelling, Tile Placement 
BGG Weight:2.00
デザイナー: Peter C. Hayward, Jeff Fraser
アーティスト:Tina Bongorno
パブリッシャー: Coffeebean Games
キャンペーン期間:8月3日~
Kickstarter URL:https://www.kickstarter.com/projects/peterchayward/cartouche?ref=profile_saved_projects_live
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/342006/cartouche

古代エジプトで使われていたファラオの名前を囲む、ヒエログリフを題材としたタイル配置ゲーム。

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5

プレイヤーは考古学者となり、歴史から消された女王ハトシェプストの痕跡が残された壁画の修復を目的としています。

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%88%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%97%E3%82%B9%E3%83%88

プレイ時間は20分×プレイヤー人数とのこと。
見た目的に、もう少し軽い作品なのかと予想していました。
デザイナーはPeter C. Hayward氏とJeff Fraser氏の2名。
Peter C. Hayward氏は隣国に対して戦闘を繰り返し、最も早く遺物を集めたプレイヤーが勝利する『Village Pillage』や、ドラキュラの舞踏会に招かれたプレイヤーたちが秘密裏に勝利を目指す『Dracula's Feast』など、短時間で遊べる作品を中心に手掛けてるようです。

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一方、Jeff Fraser氏は今作の他だと、ジャンプ漫画を題材とした『Boruto: Naruto Next Generations – The Board Game』というゲーム。

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他のプレイヤーと協力して里に迫る敵を撃退する作品とのこと。
アートワークを担当するのはTina Bongorno氏。
微生物の培養をテーマとした『BIOTIX』や、ロボットのパーツを競り落とし、与えられたミッションを攻略しながら勝利を目指す『BetaBotz』などがあります。

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パブリッシャーは2020年に設立されたばかりのCoffeebean Gamesです。

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そのため、製作に関わっている作品も本作の他だと、トロッコ問題を題材とした『Trolley Problems』だけとなります。

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無事に完成するのか不安がありましたが、Kickstarterのページを調べてみると、プロジェクト運営はBlue Beard Entertainmentが担当するようです。
Blue Beard EntertainmentはPeter C. Hayward氏が手掛けた作品を中心にプロジェクトを実施しています。
過去に実施した20ものプロジェクトの内、17タイトルを成功へと導いているとのこと。
ちなみに直近のプロジェクトの進行はあまり芳しくないようで、『French Toast』は2021年7月完成予定が8月上旬の段階でサンプルが手元に届いた旨の報告がアップデートに記載されていました。

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ゲームは10ラウンドに渡って壁画ボードに動物タイルを配置し、3種類あるストーリーカードで求められた条件を達成することでポイントを獲得していき、最終的に最も多くポイントを獲得したプレイヤーが勝者となります。
ストーリーカードで求められる条件には、特定のトークンを集めたり、アイコンに隣接するように動物タイルを連続して配置したり、動物タイルでアイコンを囲ったりと様々。
各ラウンドではプレイヤーはストーリーカードと動物タイルをドラフトで獲得していきます。
他にもゲームごとにランダムで選ばれる目標カードが登場し、この目標を達成すると強力なボーナスを得られるとのこと。
プレッジは$39と妥当な金額設定のように感じます。
送料はストレッチゴールの達成度によって異なる可能性があるらしく、キャンペーン終了後に確定するようです。
送料が見えないのは少し不安ではありますが、高くても$30ぐらいではないかとは思います。
ゲームとしては軽めなので、支援するなら稼働率と相談した上で決めたいものですね。

【Amass】

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プレイ人数:1~6
プレイ時間:60
メカニズム:Area Movement, Dice Rolling, Hand Management, Secret Unit Deployment, Simultaneous Action Selection, Worker Placement 
BGG Weight:不明
デザイナー:Richard Davis (II)
アーティスト:Richard Davis (II)
パブリッシャー:Dark Frontier Games
キャンペーン期間:8月10日~
Kickstarter URL:https://www.kickstarter.com/projects/dfgames/amass-the-battle-for-resources-on-planet-xs/description
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/325433/amass

とある惑星を舞台に貴重な資源を巡って奪い合う作品。
プレイ時間は60分の中量級ゲーム。
ゲームデザイン及び、アートワーク共にRichard Davis (II)氏が担当しています。
BGGを見る限り、ボードゲームのデザイナーとしての経歴は浅いようで、2020年より以前の作品は登録されていません。
ちなみに登録されている作品だと、ポストアポカリプス的な世界を舞台に跋扈するゾンビを蹴散らしながら生き抜くサバイバルゲーム『Outbreak』などがあります。

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パブリッシャーはRichard Davis (II)氏の作品を全て手掛けるDark Frontier Gamesです。

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過去のプロジェクトを確認しましたが、2021年4月に同作品のプロジェクトを実施し、目標額に到達せず失敗に終わったようです。
今回のプロジェクトでも支援者があまり集まっておらず、順調とは言えなそうです。
ゲームは1ラウンド7フェーズで構成されています。
まずは、各エリアへの資源の分配を行うところからスタートします。
このとき、資源を奪いにやってくるエイリアンも同時に配置します。

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出典:https://www.kickstarter.com/projects/dfgames/amass-the-battle-for-resources-on-planet-xs?ref=profile_saved_projects_live

次に各プレイヤーは秘密裏に採掘クルーをどのエリアに送り込むのか、計画を立てていきます。

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出典:https://www.kickstarter.com/projects/dfgames/amass-the-battle-for-resources-on-planet-xs?ref=profile_saved_projects_live

真面目に採掘に向かうのか、他プレイヤーを襲撃するのか、または宇宙人を襲って強力なカードを奪うのかなど、幅広い選択肢が存在しています。
そのため、他プレイヤーがどこに採掘クルーを配置するのか予想しつつ、計画を立てる必要がある訳です。
計画が終わると、採掘クルーを各エリアへ配置となります。

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出典:https://www.kickstarter.com/projects/dfgames/amass-the-battle-for-resources-on-planet-xs?ref=profile_saved_projects_live

配置後、相手基地を攻撃したり、資源を隠したりなどの様々な効果を持つアクションカードを使用できるフェーズです。

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出典:https://www.kickstarter.com/projects/dfgames/amass-the-battle-for-resources-on-planet-xs?ref=profile_saved_projects_live

続いて、各プレイヤー間の戦闘や相手基地への襲撃を行えるフェーズです。

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出典:https://www.kickstarter.com/projects/dfgames/amass-the-battle-for-resources-on-planet-xs?ref=profile_saved_projects_live

プレイヤー間の戦闘は非常に簡単で、基本はダイスロールで決着が着くよう設計されていますが、戦闘中に使用できるカードを駆使することで、有利な立ち回りも可能となるようです。

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出典:https://www.kickstarter.com/projects/dfgames/amass-the-battle-for-resources-on-planet-xs?ref=profile_saved_projects_live

最後に資源を基地に運び込むフェーズや、戦闘によって負傷した採掘クルーを治療するフェーズを行って、ラウンドは終了となります。

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出典:https://www.kickstarter.com/projects/dfgames/amass-the-battle-for-resources-on-planet-xs?ref=profile_saved_projects_live

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出典:https://www.kickstarter.com/projects/dfgames/amass-the-battle-for-resources-on-planet-xs?ref=profile_saved_projects_live

基地にある全ての空きスペースを資源で埋めることができれば、ゲーム終了のトリガーが引かれるようです。
ルールを見る限り、他プレイヤーとの戦闘が頻繁に起こるゲームなので、そこで好みが分かれそうですね。
プレッジは£35とコンポーネントや見た目の割にお安めな印象。
送料もまさかの£6と激安。
海外輸送費が高騰している中、この安さで本当に届くのかと若干、不安に思うところもあります。
とはいえ、仮に送料が追加徴収になったとしても、個人的には想定の範囲内なので許せちゃう不思議。
私的にはアートワークも好みなので、要検討案件ですかね。

【まとめ】

今回も2作品を紹介いたしました。
どちらのプロジェクトも未だ目標金額には到達しておらず、相当ピンチではありますが、何とかプロジェクト成功を祈る次第です。

では、今回はここまでにしたいと思います。
お盆期間中、蕩けていたら予定が全く消化できなかったDuckでした。

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