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Kickstarter 2020年8月前半 気になるプロジェクトまとめ

関東地方ではやっと梅雨が明けましたが、如何お過ごしでしょうか。
今年は冷夏らしく、涼しい日も多くとても助かります。
とはいえ、ここから暑い日々続くかと思うと気分も滅入ってしまうのも事実です。
そんな日はKickstarterの新規プロジェクトを見ながら、新しいゲームに思いを馳せるのも良いかもしれませんね。
そんな訳で、8月前半のKickstarter気になる新規プロジェクトをチェックしていきたいと思います。
今回もTantrum House様(https://www.youtube.com/user/tantrumhousegames)の動画を参考にさせて頂きました。
※掲載されている画像はBGGからお借りしています。
※記載された内容に誤りがあった場合、ご指摘頂けると助かります。

【Endangered】

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プレイ人数:1~5
プレイ時間:60~90
システム:Cooperative Game, Dice Rolling, Worker Placement
BGG Weight:2.50
デザイナー:Joe Hopkins
アーティスト:Ben Flores, Beth Sobel
パブリッシャー:Grand Gamers Guild
キャンペーン期間:8月11日~
BGGURL: https://boardgamegeek.com/boardgame/220133/endangered

絶滅の危機に瀕している動物を救うことを目的とした協力ゲーム。
プレイ時間は60~90分と中量級。
デザイナーのJoe Hopkins氏は『Endangered』が初作品。
既にいくつかの拡張も決まっており、もしかしたら今回のキャンペーンでアドオンとして選択できるかもしれません。

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アートワークを担当されたBen Flores氏とBeth Sobel氏の2人。
Ben Flores氏は『The Pirate Republic』のアートワークを担当しており、リアルなイラストが特徴的なように感じました。

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BGG上には今作のカードイラストも多く公開されており、中でもラッコのイラストはとても可愛らしいですね。

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一方、Beth Sobel氏は『Wingspan』や『Viticulture Essential Edition』のアートに関わっている方です。

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以前にも何度か紹介したことのあるイラストレーターでもあります。
パブリッシャーはGrand Gamers Guildです。

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『Endeavor: Age of Sail』シリーズや『The Artemis Project』シリーズを発行しているところとなっています。

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『Endeavor: Age of Sail』のアップデートを見る限り、ほぼスケジュール通りに発送まで行えているようなので、今作も期待できるように思いました。
ゲームは動物の保護を目的としているため、国連で動物保護法案が決議されればプレイヤーの勝利となります。

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各プレイヤーは動物学者やTVリポーターなどの活動家となり、それぞれの特殊能力を駆使して動物の保護活動を進め、国連に働きかけを行っていきます。

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ダイスを振り、カードに割り当てることでアクションを実行できます。
使用できるカードも各役職によって異なるため、プレイするたびに違った展開が楽しめそう。
アクションが実行されると動物の繁殖や環境破壊タイルの配置など、以降のゲームに影響を与えるイベントも発生し、先の読めないドキドキ感が味わえそうです。

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メインゲームだけであれば3000~4000円ぐらいのプレッジ金額のように思われますが、含まれる拡張数によっては8000円ぐらいになりそうな気もしますね。
テーマ的には珍しい作品なので、ボードゲーマーへの受けも含めて気になる作品です。

【Duels of Cartisora】

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プレイ人数:2
プレイ時間:5~10
システム:Hand Management, Rock-Paper-Scissors, Simultaneous Action Selection
BGG Weight:9.3
デザイナー:Jeremy Moshe
アーティスト:不明
パブリッシャー:Analog Game Studios
キャンペーン期間:8月11日~
BGGURL:https://boardgamegeek.com/boardgame/267916/duels-cartisora

イラストが特徴的なコロシアムを舞台とした2人用対戦カードゲーム。
プレイ時間は5~10分と非常に短く、インスト込みでも短時間で終わるように思えます。
テーマ的には微妙かもしれないが、ちょっとした空き時間にもプレイできそうですね。
デザイナーのJeremy Moshe氏は今回が初作品。
ですが、以前から既存ボードゲームのバリエーションルールの製作はしていたようで、その経験が今作に生かされているかもしれません。
アートワークを担当された方は、今のところ明らかにはなっていません。
現在公開されているイラストを見る限り、明暗の塗分け方に個性を感じます。

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また、キャラクターの立姿は武器を使うタイプの格闘ゲームをイメージしてデザインされたようにも感じました。
パブリッシャーはAnalog Game Studiosです。

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Kickstarter 2020年6月前半 気になるプロジェクトまとめ』でも紹介した『Latte Throwdown』を手掛けています。

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『Latte Throwdown』のプロジェクト当初、日本への発送は対象外となっておりましたが、日本人バッカーからの問い合わせから柔軟に対応いただけるようになったこともあって、個人的には良い印象しかありません。
現在、ルールについては情報が少ないため詳細は不明。
選択した技によって勝ち負けが決まる『じゃんけん』のような要素はあるらしく、相手プレイヤーが次に何を出すのか予想しながらのプレイが求められそうです。
コンポーネントの詳細も不明ですが、内容的にはカードゲームらしいのでプレッジ金額は割と休めではないかと予想。
3000円ぐらいだと支援し易いですね。

【Fjordar】

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プレイ人数:2~6
プレイ時間:40~180
システム:Area Majority ,Deck Building, Modular Board, Movement Points, Network Building, Pick-up and Deliver, Push Your Luck
BGG Weight:3.00
デザイナー:Frode Brændø
アーティスト:不明
パブリッシャー:Go To Pieces Games
キャンペーン期間:8月中
BGGURL:https://boardgamegeek.com/boardgame/292707/fjordar

1130年から始まるノルウェー内戦を題材とした2~6人用戦略ゲーム。
プレイ時間は40~180分と重量級と言えます。
ですが、BGG Weightは3.00と複雑過ぎるということはないようです。
デザイナーのFrode Brændø氏は今回が初の作品。
ノルウェーのゲームデザイナーとのことです。
アートワークを担当された方も公表されていません。
現在公開されているイラストも非常に綺麗ですし、他のコンポーネントも期待できそう。
パブリッシャーはノルウェーのGo To Pieces Games。

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こちらもボートゲームを発行するのは初のようです。
重量級のゲームを経験の少ないパブリッシャーが手掛けるのは、完成できるのかも含めて不安が大きいように感じます。
勿論、魅力的な作品であればバッカーは集まるとは思いますが、有名パブリッシャーよりは支援のハードルが高くなるのは間違いなさそうです。
ゲームは戦闘やエリアマジョリティなど複数の要素を含んでいるらしい。
政略結婚によって地域の支配力を高めるといったアクションがあり、政治にも気をまわさなくてはならないのは面白そう。
他にも造船や村の建設などのアクションがるのも好みです。
個人的にはマルチ要素が強過ぎると苦手なので、他の要素でどれだけ得点化ができるのか気になるところ。
現在、BGG上に公開されている画像を見る限り、多くのミニチュアや木ゴマが同梱されているらしく、ゲーム終盤は相当盤面が賑やかになりそう。

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これだけコンポーネントが豪華だとプレッジ金額も安くとも8000円ぐらいは行きそうな気がしますね。

【まとめ】
今回は初登場のデザイナー多めの紹介となりました。
私的には『Fjordar』が一番気になりますが、お値段次第といったところ。
流石に新設パブリッシャーの重量級作品を蹴るのは勇気がいりますしね。
それに今月は『Vinhos Deluxe Edition』の国内流通が始まるらしく、こちらにリソースを割きたいところ。
先日、TableTopiaでインストしてもらった感じだと面白いのは間違いなさそうですし。
なので、今月はKickstarterの支援は控えめでいこう…
そんなことを言いながら、新規プロジェクトのチェックは欠かさないDUCKなのでした。

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