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Kickstarter 2020年2月前半 気になるプロジェクトまとめ

怒涛の1月が終わり、2月になってしまいました。
早いものですね。
kickstarter2月前半の情報がTantrum House
(https://www.youtube.com/user/tantrumhousegames)で更新されましたので、また気になる作品について、BGGの情報を元に調べてみました。
ご参考までにどうぞ。
※掲載されている画像はBGGとTwitterからお借りしています。

【PARKS: Nightfall Expansion】

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プレイ人数:1~5
プレイ時間:30~60
システム:ポイントトゥポイントムーブメント、セットコレクション、ワーカープレイスメント
BGG Weight:不明
デザイナー:不明(Henry Audubon?)
アーティスト:Fifty-Nine Parks Print Series
パブリッシャー:Keymaster Games
キャンペーン期間:2 月 4 日(火)~
BGGURL:https://boardgamegeek.com/boardgame/298729/parks-nightfall-expansion

昨年の2月頃、キャンペーンを実施していたParksの拡張が登場。
kickstarterを始めたばかりの頃に興味を持った作品なのですが、検討の末、その時は見送りました。
その後、遊んだ方々のツイートを拝見し、激しく後悔。
結局、ゲームマーケット秋で購入した次第です。
本拡張について、プレイ人数が増えたりする拡張ではなさそうですね。
デザイナーは表記されていませんが、Henry Audubon氏だと思われます。
ちなみにHenry Audubon氏の他作品ですが、あまり情報はありませんでした。
パブリッシャーも変わらず、Keymaster Gamesです。
過去の作品を確認したところ、Campy CreaturesやControlなどkickstarter発のゲームが多いようです。
ただ、Parksのkick版が一般流通より後だったのが少し気になります。
BGGの解説を読んでみましたが、どういう拡張なのかはイマイチ不明。
新しいメカニックはあるとのことなので、2月4日からのキャンペーンが楽しみ。
しかし、更に楽しみな情報が飛び込んできました…
それがこれ。

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Parks Memories
1月29日の朝、公開された情報です。
ここにきて、3タイトル同時に情報公開されるとは思いませんでした。
【Plains Walker】
https://boardgamegeek.com/boardgame/300076/parks-memories-plains-walker
【Mountaineers】
https://boardgamegeek.com/boardgame/300296/parks-memories-mountaineers
【Coast to Coast】
https://boardgamegeek.com/boardgame/300298/parks-memories-coast-coast

こちら追加拡張ではなく、新しいゲームのようです。
また、この3種類はバージョン違いなだけでルールは全く同じみたい。
プレイ人数は2〜8人。
時間も20〜30分と大分短めです。
ゲームは大きく4つのステップに分かれています。
①裏向きで配置したタイルを2枚めくる。
②1枚を選択し、獲得。
③場に新しいタイルを裏向きで配置。
④タイルにハイカートークンを配置してロックする。
このステップを繰り返し、同じタイルを3枚獲得するとゲーム終了するみたい。
神経衰弱っぽい。
ステップ④がイマイチよくわかりませんが、これでペアを作るってことかもしれませんね。
同じく4日からキャンペーンが始まるとのことで、これは期待が高まります。
『Nightfall Expansion』とセットでキャンペーンは行うようですが、All Inプレッジは一体おいくらになるのか…
考えただけで恐ろしいですね。
私の見立てではexpansionが2000円、memoriesが各3000円と言ったところでしょうか。
要検討案件ですね。

【Kanban EV】

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プレイ人数:1~4
プレイ時間:60~180
システム:アクションポイント、ハンドマネージメント、バリアブルポーズオーダー、ワーカープレイスメント
BGG Weight:不明
デザイナー:Vital Lacerda
アーティスト:Ian O'Toole
パブリッシャー:Eagle-Gryphon Games
キャンペーン期間:2月6日(木)~
BGGURL:https://boardgamegeek.com/boardgame/284378/kanban-ev

On Marsのラセルダ新作です。
ゲームとしては以前発売されたKANBANのリメイクで、効率的な自動車の生産ライン作り上げることを目的としたゲームです。
ラセルダは他にも『Escape Plan』や『The Gallerist』といった独特なゲームを多く制作したデザイナーです。
私の知る限り輸入以外での日本流通はありませんが、ファンは多いように感じます。
アートワークは『Black Angel』や『Clinic』のIan O'Toole氏。
日本でも少しずつお見かけするようになった方ですね。
シャープな絵柄が格好良くてとても好みです。
Eagle-Gryphon Gamesは多くの作品をkickstarterで発表しているパブリッシャーです。
新作もありますが、人気ゲームのDX版を多く発表しているイメージが私はありますね。
予定通りに届く可能性は低そうですが、kickstarterの実績もありますし、途中で頓挫することはないように思います。
ゲーム自体は先程も記載した通りリメイクですが、今回は電気自動車をテーマとしているようで、新しい仕掛けにも注目しています。

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メインボードは例によって巨大。
日本の家事情には合っていないため、プレイする場所は選びそうですね。

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また、On Marsでも感じましたが、ミープルが可愛いのも特徴的。
種類も多そうなので、これは期待度高しです。
Stretch Goleで更に豪華になれば言うことなしですね。
これだけ豪華なこともあり、お値段もお高めではないかと思われます。
10000円〜12000円ぐらいでしょうか。
私がkickする場合、過去作のAdd Onあればそちらもセットで発注したいので20000円は超えそう…
予算的には大打撃ですね…困ったものです。

【Wonderland's War】

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プレイ人数:2~5
プレイ時間:45~75
システム:エリアマジョリティ、カードドラフティング、デッキビルディング
BGG Weight:不明
デザイナー:Tim Eisner, Ben Eisner, Ian Moss
アーティスト:Matt Paquette, Manny Trembley
パブリッシャー:Druid City Games, Skybound Game
キャンペーン期間:2 月 11 日(火)~
BGGURL:https://boardgamegeek.com/boardgame/227935/wonderlands-war

不思議の国のアリスを題材としたビジュアルがとても可愛いゲーム。
プレイ時間は中量級。
デザイナーのIan Moss氏は知っているところだと『Dinosaur Island』の拡張に携わっているぐらいでしょうか。
Tim Eisner氏とBen Eisner氏の作品は残念ながら知りませんでしたが、お二人で『Dungeon Hustle』というゲームを作られているようです。
こちらのゲームは『Wonderland's War』のパブリッシャーであるDruid City Gamesから発売されており、元々繋がりがあることが分かりますね。
アートワークはMatt Paquette氏とManny Trembley氏のコンビ。
Matt Paquette氏は『Bosk』のアートワークを担当されていた方です。
もう1人は『Dice Throne』のキャラクターデザインを担当されたManny Trembley氏。
今まで知らなかったゲームですが、キャラクターイラストがとても好み。

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このイラストがミニチュアになるかと思うと楽しみですね、ぜひ塗って遊びたいところ。
パブリッシャーはkickstarterを中心に発行しているようです。
プロジェクト自体は全て成功しているようなので、そういう意味では安心感のあるパブリッシャーと言えるかもしれません。
このゲームはティーパーティーと戦争を交互に3ラウンド繰り返し、最もポイントを集めた派閥が勝利するようです。
ティーパーティーフェイズでは仲間を集めやリーダーの強化、戦争では戦闘だけではなく、えあらマジョリティの要素もあるとのこと。

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見ての通りミニチュアのクオリティも高く、どれだけ種類が入っているのか気になるところ。
今のところ公開されているだけでも量があることを考えると、お値段もそこそこお高いのではないかと思ってしまいます。
8000円〜10000円ぐらいですかね。

【Gorinto】

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プレイ人数:2~4
プレイ時間:30~60
システム:パターンレコグネイション、セットコレクション、タイルプレイスメント
BGG Weight:不明
デザイナー:Richard Yaner
アーティスト:Josh Cappel
パブリッシャー:Grand Gamers Guild
キャンペーン期間:2 月12 日(月)~
BGGURL:https://boardgamegeek.com/boardgame/270293/gorinto

謎多きタイルゲーム。
プレイ時間は30〜60分と中量級の中でも軽め。
デザイナーのRichard Yaner氏は、まだあまり作品は作られてない様子。
新人なのかもしれません。
パブリッシャーはGrand Gamers Guild。
こちらもkickstarter中心に制作を行っているようです。
『The Artemis Project』や『Pocket OPS』が特に多くのバッカーを集めた作品とのこと。
今回、このゲームが気になったのには理由がありまして、題材となっているのが日本にもある五輪塔を題材としているおり、珍しく感じたため。

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ゲームはタイルを集めて、それを決められたルールに基づき重ねることで得点を獲得できるらしいです。
この文章を読む限り、割とサクッと遊べそうですね。
見たところ、お値段が高くなる要素も少なそうですし、4000円〜5000円ぐらいではないかと思われます。
こちらは詳細が分かるまでは様子見ですかね。

【まとめ】
今回も多いぞ、新作情報。
もう多過ぎてお腹いっぱいです。
2月後半にも新作が控えているかと思うと、大分恐ろしいですね。
私としては『PARKS: Nightfall Expansion』と『KANBAN EV』が特に気になります。
ただ、2月後半のことを考えると、あまり無理はできなそうですね…
後半の情報も確認しつつ、支援する作品を決めたいところ。

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