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kickstarter 2021年2月後半 気になるプロジェクトまとめ

どうも、オンラインボドゲが楽しくて仕方ないDUCKです。
昨年からTableTopiaを使えるようになったのが一番大きいですね。
最初は操作方法が分からず、少し敬遠していましたが、使ってみるとそこまで複雑ではないため、最近は頻繁に遊んでいます。
また、遠方で普通なら遊ぶことのできない方とも遊べるのも個人的には嬉しいポイントです。
自粛期間が延びるのは嫌ですが、オンラインボドゲ会は続けていきたいですね。
さて、今回は2月後半の気になるKickstarter情報のまとめです。
今回もTantrum House様(https://www.youtube.com/user/tantrumhousegames)のKickstarterのまとめ動画を参考に紹介させて頂きました。
怒涛の新規プロジェクトラッシュの中、私がどの作品に注目したのか、予想しながら読んでもらっても面白いかもしれません。
※出典の明記がない画像は全てBGGからお借りしています。
※記載された内容に誤りがあった場合、ご指摘頂けると助かります。

【Paladins of the West Kingdom: City of Crowns】

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プレイ人数:1~4
プレイ時間:90~120
メカニズム:Card Drafting, Market, ,Worker Placement Different Worker Types
BGG Weight:不明
デザイナー:Shem Phillips, S J Macdonald
アーティスト:Mihajlo Dimitrievski
パブリッシャー:Garphill Games
キャンペーン期間:2月16日~
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/317980/paladins-west-kingdom-city-crowns
Kickstarter URL:https://www.kickstarter.com/projects/shem/paladins-of-the-west-kingdom-city-of-crowns?ref=user_menu

『Paladins of the West Kingdom』の新拡張登場。
拡張を導入することによるプレイ人数、時間の変更はないようです。
デザイナーはShem Phillips氏とS J Macdonald氏です。
Shem Phillips氏はご存じの方も多いかとは思いますが、Garphill Gamesの設立者にして同社から発行している全ての作品をデザインしています。
最近国内で発行された作品ですと『Raiders of the North Sea』のセルフリメイクに当たる『Raiders of Scythia』が流通しています。

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S J Macdonald氏は『West Kingdom』シリーズからGarphill Gamesの作品に参加された方ですね。

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アートワークはお馴染みのMihajlo Dimitrievski氏。
Garphill Gamesの作品以外にも『Claim』や『Dice Settlers』など、他にも多くの作品に関わっています。

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ただ、『Circadians: First Light』以降、Shem Phillips氏の作品のイラストをSam Phillips氏が担当する頻度が高くなり、ちょっとだけ残念。

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パブリッシャーのGarphill Gamesはニュージーランドに拠点を構える企業です。

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Kickstarterでは過去に14ものプロジェクトを立ち上げており、内13回成功しています。
私は以前に2回程支援しているのですが、どちらも予定より1~2ヵ月早く手元に届いており、とても安心感のあるパブリッシャーだと思っています。
本拡張を導入により侯爵や男爵などからの援助を受けられるようです。
それに伴って新たなアイコンも多数登場しています。

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また、メインボードや個人ボードに新たなエリアが追加されたため、今まで以上に広いスペースが必要となりました。

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今回のキャンペーンでは拡張だけでなく、基本セットも纏められるコレクターズボックスも併せて支援できます。

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出典:https://www.kickstarter.com/projects/shem/paladins-of-the-west-kingdom-city-of-crowns?ref=user_menu

基本セットをお持ちの方はご存じかと思いますが、このゲームは内容物の量に比べて箱が小さく上手く片付けないと蓋が浮いてしまいます。
個人的には拡張も一纏めにしておきたい私としては、コレクターズボックスは嬉しいですね。
また、今回のキャンペーンでコレクターズボックスを支援すると新たな色のワーカーが追加となるミニ拡張が同梱されます。

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ミニ拡張はパブリッシャーの公式通販サイトでも後日販売されるらしいので、もしコレクターズボックスに興味がない方は小まめにチェックしても良いかもしれませんね。

公式通販サイト:https://garphill.com/
公式通販サイト(プロモ):https://www.garphillpromo.com/

現在、『Paladins of the West Kingdom』の基本セットはケンビル様より日本語版が発売されています。
そのため、キャンペーンが気になっている方の中には日本語版の動向が気になる方もいるかもしれませんが、そんな方向けの情報を1つ。
プロジェクトページの最後、他言語版について言及されており、そこには日本語版の発売についても同様のスケジュールで進行中と記載されていました。
勿論、ケンビル様からの公式発表はありませんが、期待しても良いと思います。
プレッジの設定額はNZ$38(約2930円)、コレクターズボックス込みだとNZ$70(約5397円)。
私は元々、原語版を持っていることもあって支援しています。
コレクターズボックスも欲しいですしね。

【Block and Key】

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プレイ人数:1~4
プレイ時間:20~40
メカニズム:Drafting, End Game Bonuses, Grid Coverage, Line of Sight, Pattern Building, Pattern Recognition, Stacking and Balancing, Three Dimensional Movement
BGG Weight:不明
デザイナー:David Van Drunen
アーティスト:Edu Valls
パブリッシャー:Inside Up Games
キャンペーン期間:2月17日~
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/311930/block-and-key
Kickstarter URL:https://www.kickstarter.com/projects/insideupgames/block-and-key?ref=profile_saved_projects_live

カードで指定されたカタチにブロックを配置していくアクション性の高いゲーム。
プレイ時間は20~40分の軽量級。
デザイナーはDavid Van Drunen氏は、今作が2作目となります。
1作目の『Gnomes at Midnight』は5~10分で遊べる軽めのゲーム。

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アートワークを担当したのはEdu Valls氏。
この方もまだ関わった作品数は本作も含め4本と少なめ。
その内の1本は今月プロジェクト開始予定の『Tiny Turbo Cars』です。

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コントローラーのような個人ボードがラジコンっぽさを表しており、こちらも気になりますね。

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パブリッシャーはカナダのInside Up Games。

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過去に雪山でのサバイバルを題材とした『Summit: The Board Game』や剣闘士同士の戦いを題材とした『Gorus Maximus』を発行しています。

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どちらの作品もKickstarter発の作品で、今作も含めると8つのプロジェクトを実施していました。
ちなみに『Gorus Maximus』を例に過去の発送状況を確認したところ、当初予定されていた2018年10月予定されていた発送予定が11月頃から徐々に動き出していた模様。
数ヵ月の遅れであれば、許容範囲内かなと個人的には思います。
ゲームは上段と下段に分かれた立体ボード上に、ブロックの獲得と配置のどちらかを手番で行うものとなりますが、配置には制限があり、接地面や高さといった要素に悩まされそうです。

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カードに指定された配置になるよう組まなければならず、見た目よりもインタラクションは強いかもしれません。

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既にKickstarterページで公開さているルールブックは、冒険者の手記をイメージさせるつくりとなっています。
書き殴ったような文字の配置が少しだけ読み難くも、雰囲気があって好み。
プレッジはCA$54の1種類のみ。
コンポーネントが多いので送料はお高めかと思いきや、CA$16とお安め。
パズル要素のある少し変わったゲームを遊んでみたい方は是非支援を検討してみても良いと思います。

【Root: The Marauder Expansion】

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プレイ人数:2~6
プレイ時間:60~90
メカニズム:不明
BGG Weight:不明
デザイナー:Patrick Leder, Cole Wehrle
アーティスト:Kyle Ferrin
パブリッシャー:Leder Games
キャンペーン期間:2月23日~
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/330149/root-marauder-expansion

『Root』シリーズの4つ目となる拡張登場。

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プレイ時間は60~90分の中量級。
デザイナーはメインゲームを製作したCole Wehrle氏に加えて、『Root: The Underworld Expansion』から引き続き、Patrick Leder氏が参加。

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Patrick Leder氏は他に『Vast』シリーズの『Vast: The Crystal Caverns』や『Vast: The Fearsome Foes』などの拡張にも関わっている方です。

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Cole Wehrle氏は昨年の今頃、プロジェクトを実施していた『Oath: Chronicles of Empire and Exile』や、先日放送されたテンデイズTVでも日本語版が発表された『Pax Pamir: Second Edition』の作者です。

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私が苦手なインタラクションが強めの作品を多くデザインしている方ではありますが、それでも一度は遊んでみたいと思ってしまうのはボードゲーマーの性ですかね。
アートワークはKyle Ferrin氏が担当しています。
Kyle Ferrin氏と言えば、やはり『Root』シリーズが有名ですが、他にも『Fort』や『Dungeon Mayhem』といった絵本のようなイラストが特徴的な方です。

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パブリッシャーのLeder Gamesはミネソタ州にある企業です。

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代表作は『Root』シリーズや『Vast』シリーズが有名です。
Kickstarterでは過去に7つのプロジェクトを実施しており、どれも成功させています。
前作『Root: The Underworld Expansion』のアップデートを見ると、2019年12月発送が予定通りスタートできたものの、世界的な輸送の乱れが大きく影響し、2020年7月の段階でも地域によっては受け取れていなかった方がいたようです。
この拡張では新たに2種族が追加となり、それぞれ2人用のゲームに最適な能力を有しているとのことです。

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片方の種族は他の派閥が所有する建物に火を放って破壊し、森の支配を目指します。
もう片方は他の派閥と同盟を結び、古代文明の遺物を集めることを目的とするらしい。
また、本拡張には新たなセットアップドラフトも導入されるとのこと。
プレッジは前作『Root: The Underworld Expansion』が$50だったので、同程度と予想。
拡張としては少しお高めではありますが、ファンなら即支援案件なのではないでしょうか。
要注目です!

【まとめ】

今回は拡張多めではありますが、気になる作品はありましたでしょうか。
私的に既に支援が確定しているのは『Paladins of the West Kingdom: City of Crowns』ぐらいですかね。
他にも気になる作品はあるのですが、ふるりん本舗様より発売が予定されている『Age of Steam DX』やアークライト社から既に予約が開始している『KANBAN EV』など、欲しい作品が多く、頭を抱えております。

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両方とも欲しいなぁ…どうしようかなぁ…
5月に入ると『On Mars: Alien Invasion – A Somewhat Cooperative Expansion』のKickstarterキャンペーンも開始されるので、まだまだ頭を抱える日々は続きそうです。

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そんな欲望塗れのDUCKなのでしたとさ。


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