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kickstarter 2021年3月前半 気になるプロジェクトまとめ

2月も終了目前に迫る中、皆様如何お過ごしでしょうか。
昼飯を食べ過ぎて若干グロッキーなDuckでございます。
今日の昼食はドライカレーを食べていたのですが、「いけるやろ」の精神で大盛りを食べたら気持ち悪くなってしまい、この時間まで引きずっている訳です。
はい、もう若くない。
そんなDuckではございますが、少しぐらい体調が悪くても来月前半のKickstarterの新作情報を無意識の内に集めてしまうのは、習慣なのでしょうか。
今回もTantrum House様(https://www.youtube.com/user/tantrumhousegames)のまとめ動画を参考に紹介させて頂きました。
※出典の明記がない画像は全てBGGからお借りしています。
※記載された内容に誤りがあった場合、ご指摘頂けると助かります。

【Caper: Europe】

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プレイ人数:2
プレイ時間:25~35
メカニズム:Area Majority, Card Drafting, Set Collection
BGG Weight:不明
デザイナー:Unai Rubio
アーティスト:Josh Emrich
パブリッシャー:Keymaster Games
キャンペーン期間:3月2日~
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/328565/caper-europe

ヨーロッパ各地に仲間を送り込み、盗みを働きポイントを獲得する2人用ゲーム。
プレイ時間は25~35分の軽量級。
デザイナーはUnai Rubio氏。
本作も含め、関わった作品は4作と少なめではありますが、『Caper』と『It's Mine』のどちらも10000位以内に入っており、期待しても良いように感じています。

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なお、プレイ人数やゲーム設定も含め、とても似ている『Caper』との関係性は不明。
最初は『Caper』の2作目かとも思いましたが、特にそのような記述はなく、拡張でもなさそうなので、もしかしたらセルフリメイクではと思っています。
アートワークはJosh Emrich氏。
こちらも参加しているプロジェクト自体は少なく、『Caper』の他には『Campy Creatures』シリーズのみ。

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イラストはちょっとシニカルだけど、お洒落な雰囲気がとても好みです。

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パブリッシャーはKeymaster Games。

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このパブリッシャーが出版しているゲームと言えば、国内でも人気の高い『PARKS』が有名ですね。

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今まで7つのプロジェクトを実施しており、内6つが成功しています。
『PARKS』を例に発送されるまでのスケジュールを確認したところ、予定通り2019年8月には発送が開始された模様。
Twitterの過去ログを見る限り、日本の支援者に届いたのは10月頃だったようです。
ゲームはアリアマジョリティとセットコレクションが中心で、全6ラウンドに渡って進行していきます。
プレイヤーは窃盗団の首謀者として仲間を集め、ヨーロッパ各地に送り込む訳なのですが、送り込んだ仲間の装備を強化することで盗みを有利に進めることができるようです。
BGG上にはパッケージ画像以外は公開されていないため、ゲームの雰囲気は想像するしかありませんが、他のゲーム同様にシニカルでお洒落な雰囲気なら支援しても良いかも。
『Caper』が現在€30で取引されていることを考えると、プレッジも同額ぐらいではないかと予想。
アートワークを重視する私的にはとても気になります。

【Take the Kingdom】

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プレイ人数:2~4
プレイ時間:20~30
メカニズム:Campaign, Card Drafting, Deck Building, Hand Management, Take That
BGG Weight:不明
デザイナー:Ian Walton
アーティスト:Filipe Ferreira, Luke Horsman
パブリッシャー:Walnut Games
キャンペーン期間:3月2日~
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/232656/take-kingdom

2017年に発行された中世をテーマにしたカードゲームがKickstarterで再始動。
プレイ時間は20~30分の軽量級。
デザイナーはIan Walton氏です。
本作の他だと『Ukiyo』を発行していますが、他はまだ作品を発表していません。

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アートワークはFilipe Ferreira氏とLuke Horsman氏の2名。
Filipe Ferreira氏は本作が2作目となり、1作目の『Deities Domination』は神々同士の戦いを題材とした作品です。

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一方、Luke Horsman氏は今作が初めて作品となります。
パブリッシャーはイギリスに拠点を置くWalnut Gamesです。

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Ian Walton氏がディレクターを務めていることもあり、発行している作品も彼の作品となっています。
Kickstarterでは2作品のプロジェクトを実施しており、その内の1つが今回再始動となる『Take the Kingdom』です。
2018年にプロジェクトが実施された際、残念ながら支援者が集まり切らず、キャンセルとなっているようです。
ちなみにもう片方のプロジェクト『Ukiyo』は達成率450%と成功を収め、現在3月の発送に向け準備を進めているようです。
残念ながら最新のアップデートは支援者限定のため見られず、正確な状況は不明ですが、支援者の手元に無事ゲームが届くことを祈っております。
本作は自身の王国を築き、他プレイヤーと生き残りをかけて戦う脱落要素のあるゲームのようです。
まず、砦の壁や堀などの強化からゲームはスタートし、他プレイヤーへの攻撃を行っていく流れとなっています。
使用するカードは言語依存度が高く、素読みができない私にとっては翻訳必須。

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もし、どんなゲームか気になる場合はTabletop Simulatorでプレイできるようなので、一度触ってみても良いかもしれません。
プレッジ金額は過去のプロジェクトに倣い、£19と予想。
直接攻撃も有るため、好みは分かれそうな作品ではありますが、一度は触ってみたいところです。

【Everdell: Newleaf】

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プレイ人数:1~4
プレイ時間:40~100
メカニズム:不明
BGG Weight:不明
デザイナー:James A. Wilson
アーティスト:Andrew Bosley, Dann May
パブリッシャー:Starling Games (II)
キャンペーン期間:3月9日~
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/332390/everdell-newleaf

可愛い動物たちの世界を舞台に繰り広げられる『Everdell』の新拡張その1。
本拡張を導入することによって、プレイ時間は基本の40~80分から40~100分に伸びました。
デザイナーはJames A. Wilson氏。
『Everdell』が有名ではありますが、他だと『Flourish』という美しいガーデニングゲームを発行予定です。

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アートワークを担当するのはAndrew Bosley,氏とDann May氏です。
Andrew Bosley,氏も『Everdell』が代表作ではありますが、他にも『Tapestry』や『Caylus 1303』のアートも担当しています。

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何となく暖かな絵柄が癒される、そんなイラストですね。
Dann May氏も多くの作品に関わっており、『A War of Whispers』や『Black Orchestra』などが代表作となります。

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パブリッシャーのStarling Games (II)は今まで紹介した『Flourish』や『A War of Whispers: Dark Alliances』だけでなく、『King's Forge』や『Archmage』といった作品も発行している企業です。

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Kickstarterでは10ものプロジェクトを実施しており、内8つを成功しています。
前作『Everdell: Spirecrest & Bellfaire』の発送予定は2020年2月となっていましたが、2020年3月頃から徐々に発想がスタートしていたようです。
私はレイトプレッジで発注していたこともあり、手元に届いたのは6月頃だったかと思います。
感染症拡大の影響から一番バタついていた時期であっても数ヵ月の遅れで届いたのであれば、割と早い方ではないかと思います。
ただ、輸送関係で気になるのは直近で実施していたキャンペーン(『Flourish』と『A War of Whispers』)のどちらも日本への発送が対象外となっていたことです。
その際、『Flourish』のFAQには以下のように説明がされていました。

Why can’t you ship to my country?
We are only able to ship to the countries listed in the shipping section, due to current restrictions and shipping uncertainties based on current world conditions.
…以下略…
引用元:https://www.kickstarter.com/projects/starlinggames/flourish-signature-edition/faqs

要約すると「世界の状況的に配送状況が読めないため、発送先に記載された国のみにお送りします。」とのこと。
まだ、正解的に感染状況が収まっていない状況を考えると、もしかすると国内からの支援自体ができないかもしれませんね。
この拡張では新たな生物、建物、イベントカードが追加されるだけでなく、駅ボードや鉄道といった新しい要素が追加されるようです。
パッケージに描かれた機関車がそれなのでしょうか…き、気になります。
プレッジ金額は過去の拡張を参考に$39といったところでしょうか。
どんなルールが追加されるのか、詳細は全く不明ですが、何とも楽しみな拡張ですね。

【Everdell: Mistwood】

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プレイ人数:1~4
プレイ時間:不明
メカニズム:Card Drafting, Events, Hand Management, Set Collection, Solo, Worker Placement
BGG Weight:不明
デザイナー:Chrissy Peske, Rob Bell, James A. Wilson
アーティスト:Andrew Bosley, Dann May
パブリッシャー:Starling Games (II)
キャンペーン期間:3月9日~
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/332397/everdell-mistwood

可愛い動物たちの世界を舞台に繰り広げられる『Everdell』の新拡張その2。
『Everdell: Newleaf』の内容と重複してしまうところも多いため、そこは省いて紹介していきたいと思います。
デザイナーはJames A. Wilson氏の他に、Chrissy Peske氏とRob Bell氏が加わりました。
お二人とも、今作が初作品なのでどんな作品になるか、ファン心理としては不安期待半分ずつといったところでしょうか。
ゲームにはナイトウィーブと呼ばれる極悪な存在が登場し、蜘蛛の子供たちを使ってエバーデールの乗っ取りを企てているとのこと。
パッケージの中央にいるシルクハットを被った昆虫がナイトウィードでしょうか。
手前には過去に登場した伝説動物たちが臨戦態勢を整え、戦いに臨もうとしているように見えます。
もしかすると、この拡張を導入することで協力プレイが可能になるかもしれません。
今までとは少し違った楽しみ方ができるなら、とても楽しみですね。

【Everdell: The Complete Collection】

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プレイ人数:1~6
プレイ時間:不明
メカニズム:Card Drafting, Events, Hand Management, Set Collection, Worker Placement
BGG Weight:不明
デザイナー:James A. Wilson
アーティスト:Andrew Bosley, Dann May
パブリッシャー:Starling Games (II)
キャンペーン期間:3月9日~
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/332398/everdell-complete-collection

『Everdell』のコンプリートボックス登場。
基本セット及び、拡張5種類をまとめられるのは魅力的です。
また、デラックスエディションのコンポーネント(主にプレイヤーコマ)が一箱に納められるのはとても助かります。
ただ、BGGの情報を見る限り、コレクター向けの空箱ではなく、新規向けといった印象。
プロジェクトがスタートしてみないと分かりませんが、空箱のプレッジも用意して貰いたいところです。

【まとめ】

今回は5作品をピックアップしました。
とはいえ、内3作品は『Everdell』の拡張な訳ですし、実質3作品と言っても過言ではありませんね。
今回紹介した中だと『Everdell』は要支援として、後は『Caper: Europe』は雰囲気が好きで気になっちゃいますね。
ただ、2人用ゲームはあまり回らないので、どうしようかなって感じではあります。
まだ、これから3月後半の新作もありますし、あまり飛ばし過ぎないように気を付けなければと自分に言い聞かせるDuckなのでした。

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