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ゲームマーケット2020秋 気になる作品 第2回

11月入り、ゲームマーケットまで残り2週間を切りましたが、如何お過ごしでしょうか。
私は無事に10時からの入場チケットをゲットでき、何を予約しようか悩みながら日々を過ごしております。
今回は予算の上限が低く、あまり派手に買い物ができないこともあって、ここ数日は情報収集ばかり。
そんな中、気になる作品がいくつかありましたのでご紹介したいと思います。
今回は、既に何人かの方が取り上げられている作品ばかりですが、ゲームマーケットに参加される皆さんの参考になれば、嬉しいです。
※ご紹介するゲームはサークルのTwitter等の画像を使用させて頂く都合上、事前にご許可頂いております。

【PERFUMERY】

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出典:http://tactical-games.net/perfumery/

デザイナー:戸塚中央
アートワーク:鈴木陽太
メカニズム:Card Drafting, Set Collection, Worker Placement
サークル:タクティカルゲームズ
ブース番号:D08
価格:3800円
Twitter:https://twitter.com/TacticalGamesJP?s=20
特設ページURL:http://tactical-games.net/perfumery/
BGG:https://boardgamegeek.com/boardgame/322815/perfumery
予約:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSftikxQE_Bbuw-k0MyP68kcpA2TSx6hyc2khoKUUlu_LGvuyg/viewform

可愛いワーカープレイスメント『アニマルシェ』、選んだ陣営によって勝利条件や戦い方が異なるアブストラクトゲーム『The arctic』のデザイナーである戸塚中央氏の新作で、香水の製造をテーマとした作品です。

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出典:https://gamemarket.jp/game/152493

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出典:https://boardgamegeek.com/image/5470853/arctic

イラストは『TREELINED AVENUE』の鈴木陽太氏が担当されています。

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出典:https://gamemarket.jp/game/150837

プレイ時間としては40~60分とやや軽めの中量級といった感じでしょうか。
2~4人用のカードドラフトとワーカープレイスメント要素のあるゲームのようです。
ゲームは「開発」「調香」「クリーンアップ」の3フェーズから構成されており、これを繰り返し、パフュームカードとレシピカードの山札が無くなるまで続きます。
まず、開発フェーズではワーカーをアクションスペースに配置することで、カードの獲得、配置などのアクションができます。

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出典:http://tactical-games.net/perfumery/

面白いのはコストとしてカードを捨てるとき、一般的なゲームだと捨て山に廃棄する場合が多いですが、今作には捨て山が存在せず、共通のエリアに戻すところです。

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出典:http://tactical-games.net/perfumery/

次は調香フェーズです。
調香フェーズでは「トップ」「ミドル」「ベース」の3つからなるノートを順番に下から解決し、エッセンス(以下リソース)の獲得や獲得したリソースを別のリソースへ変換することができます。

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出典:http://tactical-games.net/perfumery/

イメージ的には『Wingspan』の鳥カードのアクション発動順番に似ているかもしれません。
各ノートで抽出されたリソースは、パフュームカードの「トップ」「ミドル」「ベース」それぞれで求められたリソースを消費することで、場に出せるようになるのです。

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出典:http://tactical-games.net/perfumery/

ここでも面白い要素があり、抽出して残ったリソースは各パフュームカードにある保存スペースに残せるもの以外、全て蒸発してしまうため手元には残りません。

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出典:http://tactical-games.net/perfumery/

だから、出来る限り無駄がないよう抽出を行う必要がある訳です。
ラウンドの最後、クリーンアップフェーズではワーカーを回収、共通の場にカードの再配置など次ラウンドの準備を行います。
ゲーム終了時、パフュームカードに書かれたブランドの価値合計が最も高いプレイヤーが勝者です。
いやはや、非常に面白そうですね。
シンプルなのに悩みどころが多いルール。
魅力的なアートワーク。
素敵なコマの数々。

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出典:http://tactical-games.net/perfumery/

どれをとっても非常に素晴らしいクオリティのように感じます。
私は体験会に参加できていませんが、これは超期待ですね。
ちなみに現在予約受付中とのこと。
先行予約特典として本作をイメージしたフレグランスのサシェがもらえるようです。
数に限りがあるようなので、興味がある方は早々に予約を済ませた方が良いかもしれません。

【ガンナガン / 拡張 OVERHEAT】

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出典:https://gamemarket.jp/blog/161294

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出典:https://sites.google.com/view/gng-overheat

サークル:Keepdry
ブース番号:D04
価格:3500円 (ガンナガン)
   2500円 (拡張OVERHEAT)
Twitter:https://twitter.com/keepdry88?s=20
URL:https://sites.google.com/view/gunngun/home (ガンナガン)
     https://sites.google.com/view/gng-overheat (拡張OVERHEAT)
BGG:https://boardgamegeek.com/boardgame/318036/gun-and-gun
予約:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe_alS7mjLOsuoYhfodeQNQLF1eE2jz0D6A0MdijwJZLeuWVQ/viewform

『神機共鳴コア・コネクション』シリーズのサークルKeepdryが送る2人用バトルカードゲームの拡張が登場。

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出典:http://keepdry88.chobi.net/cc1/index.html

基本ゲームは2019年のゲームマーケット秋で販売が開始され、即完売だったらしい。
私も興味はあったのですが、なかなかタイミングが悪く買い逃していた作品です。
ゲームは4人の銃士とそれぞれに設定された技能3種、6丁の機銃とデッキ20枚を組み合わせて戦うゲームとのこと。

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出典:https://sites.google.com/view/gunngun/game?authuser=0

銃士は2丁の機銃を持つため、各機銃に対応する2種類のデッキを駆使して戦う2デッキシステムを採用しています。

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出典:https://sites.google.com/view/gunngun/game?authuser=0

私が魅力に感じたのは、銃士と機銃の組み合わせのレパートリーが多いところ。
公式によれば180種類もの組合せがあるらしく、戦術の幅が広いのは嬉しい。

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出典:https://sites.google.com/view/gunngun/game?authuser=0

また、格好可愛い銃士や、特徴的な銃の数々も個人的には好き。
ちなみに銃士ならナトリちゃん、銃なら荷電式電磁投射砲ヌエが特にお気に入り。

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出典:https://sites.google.com/view/gunngun/character?authuser=0

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出典:https://sites.google.com/view/gunngun/gun?authuser=0

今回のゲームマーケット秋で発売となる『拡張 OVERHEAT』では、新たに2人のキャラクターと3丁の機銃が追加となります。

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出典:https://sites.google.com/view/gng-overheat

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出典:https://sites.google.com/view/gng-overheat

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出典:https://sites.google.com/view/gng-overheat

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出典:https://sites.google.com/view/gng-overheat

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出典:https://sites.google.com/view/gng-overheat

今回追加となったキャラクターと銃の特徴についての詳細は不明ですが、きっと今までの環境に一石を投じるような癖の強い仕様となっていると思いますので、既に基本ゲームをお持ちのファンにとっては買って損のない拡張のように感じます。
この2作品共は予約受付中のため、本作を確実に手に入れたい方は要予約案件です!

【箱庭キングス】

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出典:https://gamemarket.jp/game/177505

サークル:Hakuroku
ブース番号:チ17
価格:2000円
Twitter:https://twitter.com/hakuroku_bg?s=20
URL:https://gamemarket.jp/game/177505

資源を集め、建物を建造するデッキビルディングとワーカープレイスメント両方の要素を持ったカードゲーム。
プレイ時間は15~30分と非常に短く、この時間でできるワーカープレイスメントは珍しいように感じます。
ゲームデザインのHi-Rai氏とアートワークのずじ氏は前作、『よくばりハンターズ!』でもタッグを組んだお二人。

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出典:https://gamemarket.jp/game/145754

ずじ氏の可愛らしいイラストは、スクエアエニックスのRPGのような雰囲気があってとても好み。
ゲームは3つの建造物を立てるか、資源ポイントを15点集めると勝利となります。

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出典:https://twitter.com/hakuroku_bg/status/1319064682901106688

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出典:https://twitter.com/hakuroku_bg/status/1319064816657395713

ゲームの最初に手札のドラフトを行い、行動カードを獲得していきます。
ここで手に入れたカードを使うことで色々な効果が得られ、ゲームが進展していくようです。
ここら辺は少しドミニオンに似ているようにも感じます。
現状ではワーカープレイスメント要素がどのようなものか不明ですが、ワーカープレイスメントを遊んだことのない方に体験してもらうならお勧めし易いように感じました。
既に予約枠は埋まってしまったようなので、ご興味ある方は当日早めにブースへ行くことをお勧めします。

【まとめ】
今回は3作品を紹介させてもらいました。
前に記事を書かせてもらったときも感じたことではありますが、今年のゲームマーケットはやはり2人用ゲームが多いように感じます。
なかなか大人数で遊ぶ機会が減っただけに2人用の需要が高まったということでしょうか。
どちらかというとソリティアゲームの方が販売されると思っていたので、個人的には少しだけ意外です。
ゲームマーケット当日まであまり時間はありませんので第3回の記事が書けるかは分かりませんが、なんとか時間を見つけて書けたらなとは思っています。
どうぞ期待せずにお待ちくださいませ。

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