みちのく日和。
ときどきコラムなことを書いてます。
花のお散歩ショットです。
かみさんが病に倒れてから、3ヵ月に1度検診を受けてます。 その日は有休をもらって必ず付き添います。 たまたま今回は金曜日だったので、お駄賃の3連休。 せっかくだからと一泊で温泉に行ってきました。 老夫婦の温かい時間が幸せでした。 そんな一コマを残すのが、自分の写真なんです。
頑張る大人はかっこいいですね。 自分も、老体にムチ打って働いてますが、かっこよさは挫折しました。 それでも、まだ前を向いて歩いてます。(笑)
カメラは20年前のものです。 カメラは性能より愛着と思って長く使ってます。 今を生きる人たちは、時代が変わっても一生懸命なんですね。 自分もそうして、長く頑張ってます。 もう、よれよれですが。(笑)
母親がいます。92歳になり、今は施設にお世話になってます。 ずっと苦労をかけっぱなしで、母の老いるのをみるのはつらいです。 この連休、紅葉が綺麗な季節になりました。 見せてあげたいなと、かみさんと一緒に連れて行ってあげました。 母の「きれいだね。」の一言に、涙がこぼれました。 来年も、再来年も、一緒に見に行くつもりです。 長生きしてくれ・・
「疲れた。疲れた。」と、休みの日に家でゴロゴロしていると、それはそれで疲れるんです。 ということで、 休日は、人里離れた静かな温泉がいいです。 老夫婦の「あったまるー」は、幸せの温もりです。(笑)
物価の高騰が、貧しい我が家を襲ってます。 経済危機です。ピンチです。 そんな生活が厳しい中、ありがたい交流会がありました。 今日の幸せは、大きなネギひとたば300円。助かります。 お酒を片手に焼いて食べたら、甘くて "あー、しあわせ" (笑)
かみさんが倒れた時のことが、今も脳裏にあります。 あの時、病院の先生に涙ながらに "助けてください" と懇願したことも鮮明です。 命を救ってもらって、 いま、二人で生きていれることが本当に幸せです。 古いフィルムカメラですが、かみさんの命を撮り続けたいと思います。
大きく知られることのない、地域に愛される歴史を探訪するのが心地よかったです。 二人の散歩を愛おしみ、かみさんと歩くのが大好きです。
きちんと撮ってあげたかった。 のに・・ 失敗しました。 でも、微笑ましいんです。(笑)
昭和生まれの古い人間です。 今の窮屈な時代には、ついていこうとしないお年頃です。 なんのことはありません。 時代遅れのゆったりした時間を生きれれば、いまも自分なりに美しいんだと思うんです。
季節はほんのりと秋を描き始めました。 樹木が少し秋化粧を始めた感じです。 今日は、かみさんか作ってくれたお弁当持って出かけました。 はじめてのデートも、かみさん(当時は恋人)が作ってくれたおにぎりを持っての秋田市にある大森山動物園でした。 もう45年も前のことですが、あのとき緊張をしておにぎりをポロポロこぼしながら食べたことを覚えています。 かみさんの弁当は美味しいんですよ。(笑)
テレビを観ていたかみさんが、「ここ、行ってみたい。」と。 "生きているうちに、どこへでも連れていくよ" が、かみさんが病に倒れた時の心の誓です。 チンタラ車を走らせ約2時間。 かみさんの元気な姿を見ているのが、自分の一番の幸せです。
地方の駅の姿が好きです。 都会の近代的な駅よりは、田舎の小さな駅のほうが性に合います。 ほんの小さな旅の、ずっと残る記憶の証です。
かみさんは娘の幸せを願い、娘はかみさんの病を心配してくれます。 とっても仲のいい、かみさんと娘。 ピースサインは幸せの合図なんです。(笑)
古いカメラのシャッター音はJazzです。心に沁みます。
眼差しは志を投影し、その真実の姿に亡失した自分のまやかしを知らされました。 初心に帰ろう。