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1667回目:恐怖の質問を与える際の準備

昨日の投稿で、「なぜ」と問われる
ことは怖いことだと書きました。

今日はその質問を突きつける側の
弁護をしたいと思います。
(敢えて、突きつける、という
言葉を使い続けます)

問う人のひとりとしての
私の考えではありますが、

相手を怖がらせようなどと
思っていることは全くなく
前に進むためのディスカッションの
きっかけのために質問しています。

なので、「なぜ」を問うときには
手ぶらでいくわけではありません。

自分なりに理由を想像しておく、
仮説をもっておくという準備が
必要だと思っています。

「こういうことですか?」と。

確度はその時々によって、

おそらくこういうことだろう
と思うこともあれば、

全然わからないけど、あるとするなら
こういうことか? という
レベルのこともあります。

仮説を立てておく理由は、
そうでないと相手から何も
出てこなかったときに議論が
進まないからです。

たとえ的外れであっても、
こちらが仮説を出すことで

「そう言われれば、」と
そこから理由が生まれることも
あります。

相手も、なぜそれをしているか
実は理解していなかったけど、
「こういうことだと思う」という
話ができたりするのです。

ただ、これは理想形。

実際にはこちらが仮説を出しても
「いや……」という感じで
押し黙ってしまう人も多い。

微妙な空気が流れます。

こちらは切なさを感じ、
おそらく相手は責められていると
感じていたりするのでしょう。

繰り返しになりますが、
これには私の問い方の問題も
あるかと思います。

ついショートカットして
単刀直入になりがち。

この点は引き続き、三歩進んで
二歩下がりながらも
(三歩も進めている気がしない……)
前進していくように努めるしか
ありません。

だってやっぱり「なぜ」を
問い続けたいですから。

そのために、相手が受けてくれる
問いの出し方を求めたいと思います。

【今日のまとめ】

恐怖を与えない「なぜ」の
問い方を求める。


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