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1785回目:求められるものを提供する

転職経験をされた方。
面接で、いきなり英語での質疑応答が
始まったことってありますか。

もちろん、業務上英語が必須という
場合に限られる話です。

私は18年前に今の会社に転職した時に
やられました。

後に上司となる採用部署の方も
人事の方も日本人。
途中までは日本語での面接でした。

が、急に「ちょっと英語で自己紹介
してもらえますか」と言われて
思わず「えっ」と言ってしまいました。

すると相手は「あ、ごめんなさいね。
いきなり話しづらいよね」と言って

「Can you introduce yourself in English?」
と、英語で質問し直してくれました。

いや、そういう問題じゃないよ、と
笑いそうになってしまいましたが、
英語で自己紹介しました。

という思い出もあり、
かつTOEICのスコアでは実際に会話が
できるかどうかはわからないので
(自分がスコアで規定されたレベルほど
話せなかったので)、

グローバルセールス部門にいた頃の
採用活動では、1時間の面接のうち
最後10分くらいは英語で質疑を行う
ことにしていました。

これ、やっぱり皆さん驚くようです。

もちろん相手の方が英語が堪能なことも
あるわけで、その時の恥ずかしさったら
ありません。

でも、中には会話にならない方もいます。
TOEICのスコアは基準を満たしていても、
です。

やはりどんなに恥ずかしくても
英語での質疑をしないわけには
いかない。

と言うか、ちゃんと募集要項に
読み書きだけでなく、英語での会議に
参加して議事録が作成できるレベルが必要、
と書いているのだから

本来(私が)恥ずかしい思いをする
リスクを負ってまで、英語で質疑応答を
する必要はないはずです。

専門的な用語を知っているかどうかの
確認が必要だったわけではありませんし。

求められる条件をクリアしていること。

基本中の基本とも言えることなのに、
そうではないことが起こるとしたら

それ以外のところでカバーします!
という交渉をするつもりだったのか、

もしくはクリアできていると
思い込んでしまったとか……。

まぁ、転職活動においては、
多少そのあたりは甘くみられる部分も
あるような気もしますが、
やっぱり条件はクリアしておきたい。

採用面接に限りませんが、
求められている条件をクリアできて
いるか。

もしできていないとしたら、
他でカバーすると交渉できる
ネタをもっているのか。

いずれにしても、相手が求めるものを
的確に把握して、それ、もしくは
代替となるものを提供できるように
心掛けていきたい。

夏季休暇明けの仕事初日。

気を引き締めて仕事に臨むために
そんなことを考えていました。

【今日のまとめ】

相手が求めるものを的確に把握して、
それ、もしくは代替となるものを
提供する。


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