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1923回目:仮説検証とは、仮説が正しいと証明されるまでやるもの

ラクスル創業者で現在会長の松本恭攝(やすかね)さんが、ベンチャーキャピタルANRI代表の佐俣アンリさんとの対談で語っていた言葉で、心に留めておきたいものがありましたので、書いて残しておきたいと思います。

(発言そのものを記載しているのではなく意訳しています)
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仮説検証は、仮説が正しいと証明されるまでやるもの。検証がうまく行かなかったからといって、新しい仮説を立て直すというものではない。仮説の正しさを証明しようとするからアプローチが見つかるのだ。
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松本さんは印刷業界は非効率的だという仮説をもって、ラクスルが軌道に乗るまで何度もアプローチを変えて取り組んだそうです。これだ! と思うアイデアは、世の中を変えるインパクトがある! と信じて、それでモチベーションを10年保つことができると語っていました。

対談の場では具体的に何年間でどのような取り組みをしてきたのか、何度アプローチを変えたのかという話が出ていなかったのはちょっと残念でしたが。

この対談をPodCastで聞いて、そもそも自分は仮説をもっていないというところから反省させられました。組織で仕事をしていると、自分で仮説を立てる必要がないケースが多いのではないかと思います。ですが、せっかく何かのアクションをとるのですから、チーム、部署、部門、会社、社会、世界、といったさまざまなレベルでの仮説を考えて行動していかれたらと思いました。

仮説を正しいと証明するために、いつものアプローチだけでなく他のやり方はないのか。常によりよいアイデアを出すことを目指していきたいと思います。

【今日のまとめ】

仮説を正しいと証明するまで検証しようとするから、さまざまなアプローチが見つかる。


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