見出し画像

1657回目:助けを求められますように。

前にも書いたことがあるのですが、
辛いときは助けを求めた方が
いいと思います。

ただ、助けを求めるのも
勇気がいることだったりします。

誰も助けてくれなかったら
どうしよう。

「そんなの大したこと
じゃない」と言われたら
どうしよう。

できない人だと思われたら
どうしよう。

いろんな「どうしよう」が
頭の中に浮かんで、
誰かに伝える勇気が出ない。

あと、こういうのも
あるかもしれません。

相手は忙しいから、
そんな相談をするのは
申し訳ない。

ただ、これに関しては、
相手のことを思っているようで

「こっちが忙しいのを
わかっているのに、
そんな相談をしてきて」

と思われてしまったら
どうしようという思いが
隠れているのではないかと
考えています。

厳しい言い方になるのは
承知で書きますが、

助けを求められないのは
いずれも自分の問題なのかも
しれないと考えています。

ただ、渦中にいる人にとっては
そういう状況は見えていない
かもしれません。

ですが、もし自分が相談される側
だとしたら、

よっぽど嫌っている相手でなければ、
辛いなら相談してくれればいいのに
と思いませんか。

相談するのは勇気が要ります。

自分の弱さをさらけ出す
ことでもありますから、

それによって相手が引いてしまう
ことだってあるかもしれません。

ですが、本当に辛くて、
本当に状況を変えたいなら

相手は引かない、と信じて
相談するしかありません。

たとえどんなに考えが合わない
上司が相手だとしても、

よっぽどの方でなければ
何らかのサポートはしてくれると
期待できるのでは。

少なくとも私はそういう
経験があります。

辛いなら、大変なら、
相談した方がいい。

ただし、慰めてもらいたいだけの
悲劇のヒーロー/ヒロインでは
困ります。

本当に現状を何とかしたくて、
自分で何とかしようとしていて、
でもどうにもできない。

だからこそ、価値観がまったく
違う相手でも、助けてくれようと
するのだと思います。

誰かが何かをしてくれること
だけを期待して待っているのとは
違います。

そういう意味では、
本気の相談は、いくつもの
「どうしよう」が現実化する
リスクを取ったものだとも
言えるのかもしれません。

辛いけど、相談できない。

つい最近、そんな話を聞きました。
その方に直接ここで書いたことを
伝えることはしませんでしたが、

勇気を出して、リスクを取って
周囲に助けを求めることができ、
そして状況が改善しますように。

そんな想いで、書きました。

【今日のまとめ】

辛い時には助けを求める。

ただし、それには勇気がいるし
リスクを取ることも必要。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?