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1789回目:家族の当たり前について

夏休みに国内旅行にでかけた際、
羽田空港で全身白い服を着た親子を
見かけました。

両親と推定小学校低学年の女の子、
3人とも白づくめのオシャレ家族。

(オシャレがわからない私が言うのも
なんですが。)

それを見て、全身白い服を着る勇気、
自分にはないなぁと思ったんですよね。

汚さないかが、どこかに汚れがついて
いないか気になって、一日中意識が
服に向かってしまいそうです。

しかも、大人よりも汚しがちな
低年齢の子どもにも全身白。

凄すぎます。

しっかりしていて、食べ物などを
こぼすことのすくない、落ち着いた
お子さんなのかもしれませんが。

きっと彼女にとっては、両親が当たり前に
全身白い服を着ているし、自分自身も
幼児の頃から同じようにする(される)
ことも当たり前なのでしょうから、

特に何の疑問や汚れるリスクが高いから
白い服は避けよう、という考え方は
ないのでしょう。

一方、我が家。
旅行にはむしろ古い服を着て行って、
旅行先で処分してしまうことも多い。

旅行先がどこで、何をするかという
目的の違いもあるのだとは思いますが

少なくとも、日常でも白い色の服は
汚してしまうことが怖くて
自分も避けがち。

全身白なんてもってのほかです。

そんなことを考えると、
育つ環境で自分の当たり前や
価値観が決まっていくことを
再確認して恐ろしくなりました。

服装だけでなく、食事などの
生活全般において、子どもは
親の影響を受けてしまう。

頭ではわかっていたことですが、
全身白づくめの家族を見て
こういうことだよなぁと実感。

よいとか悪いということではなく、
親子のタイプが合わなければ
狭い家の中で苦しい思いをすること
だってあるに決まっています。

悪気がないのはわかるから、
親子ともに我慢して相手に合わせて
しまうこともあるでしょう。

親と自分も、全く違うタイプでしたが、
私と子どもも、全く違うタイプです。

お互いの許容範囲を見極めながら
生活していくことの必要性を感じました。

【今日のまとめ】

家の中の当たり前の基準は、
家人にとっても許容できるものであるか。


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