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1757回目:職業、舞台人。

先週末、フジテレビで27時間テレビが
放送されていました。

その企画の一つで、芸人さん達が
高校生とダンスのコラボレーション
をするというものがあり、
たまたまその一部を見ました。

スタジオでの本番の前、
丸山礼さんが高校生たちと
練習しているシーン。

レッスンを始めてどのくらいの
ことかは分かりませんが、
体育館の端に座って泣いている
丸山さんの映像が流れました。

できないかもしれない、という
プレッシャーからの涙だった
ようです。

27時間テレビの最後、寝ていない状況で
生で4分間のダンスを披露する。

楽しさが基準ではあるけれど、
プロのダンサー達の審査があって
順位がつく企画。

バラエティ番組でしばしば見かける
できないことが笑いにつながるような
企画ではなさそうでした。

何せ高校生たちは本気ですし。

以前カルチャーセンターで
ゆるゆるとではありますが
15年以上タップダンスを習って
いました。

年に一度発表会があるのですが、
4分間の振りを覚えるのも
簡単ではなかったですし、
踊り続けるのに思った以上の
体力が必要です。

27時間テレビでは、準備期間は
3ヶ月間でした。

私がダンスを見たのは、
丸山さんの他に
チョコプラの松尾さん。

おそらく2人ともダンス経験者では
なさそうでした。

松尾さんは4分間踊る体力がない、
と走り込みもしていました。

ライブで披露したダンスは
お2人とも十分高校生について
いっていました。

丸山さんは、プレッシャーで涙を
流していた人とはまったく思えない
自信たっぷりな雰囲気で踊っていましたし

松尾さんは体力不足など感じさせず
最後まで踊り切っていました。

もしかしたら丸山さんはプレッシャーを
まだ感じていたかもしれないし、
(なかったかもしれないですが)

松尾さんもギリギリ踊り切ったのかも
しれません(余裕だったのかも
しれませんが)。

でも決してそうは見せていなかったし、
そう見せずに済むレベルまでの
努力を積み重ねたのではないかと
感じました。

ま、そもそもバラエティですから、
そこも含めて作りこまれたもの
なのかもしれませんが、
素直に感動しておくことにします。

(この言い方が、素直とは
言い難いですね(苦笑)。)

人前に立つ仕事で、逃げられない。

その緊張感にヒリヒリしました。

丸山さん松尾さんとはまったくもって
比べ物にならないものですが、

タップダンスの発表会で経験した
緊張感をすこーしだけ思い出しました。

気が抜けているわけではありませんが、
日頃の仕事にもあの緊張感をもって
臨むことができたら、
今より準備をするだろうと思いました。

特に慣れてきた仕事は、無意識に、
反射的に処理してしまっていることも
あります。

ステージに立っている。

そういえば、このところ
ふざけそびれていましたし、

明日から舞台人として仕事に
臨んでみることにします。

【今日のまとめ】

人前に立つ、逃げられない仕事
だと思って日々の業務にあたる。


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