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1669回目:事実はひとつ、考え方はふたつ

子どもの自転車を買いました。

身長が伸びたのでサドルの高さを
上げようと思ったら、
スポッと抜けて驚きました。

もうすでにそれ以上高くできない
ところまで上がっていたのでした。

ということで、22インチタイヤから
26インチの自転車に乗り換え。

最初からいきなり自転車に乗れて
しまう子もいますが、うちの子どもは
けっこう練習しました。

なかなか漕ぐスピードが上げられず、
安定しないから転んだり、
足をつくことになったり。

理科が得意ではない私にとって、
止まっていたり、ゆっくりだと
バランスが取れずに倒れてしまうのに

ある程度スピードに乗れば
片手どころか手放し運転でも
走れてしまう。

片手や手放し運転はもちろんNGですが、
物理的にはできる、という話。

一定のスピードを保つことができれば、
バランスが取れて倒れないって
シンプルにすごいと思ってしまいます。

ですが、一方で自転車操業という
言葉があるように

一定のスピードが保てなければ、
バランスが取れなくて倒れてしまう。

同じように「自転車が倒れずに
走っている状態」を表しているのに

どう捉えるかでポジティブにも
ネガティブにもなる。

「事実はひとつ、考え方はふたつ」
という陽転思考そのものです。

ちなみに陽転思考とは、
ものすごーくざっくり説明すると

作家でコンサルタントの和田裕美さんが
提唱されているもので

どんなにネガティブな出来事からも
「よかった」を探して、
気持ちを切り替えて前に進んでいく
という考え方です。

怒っても、泣いても、悔やんでも
ぐちを言ってもいいけれど、

いつまでもその気分のままでいないで
切り替えていこう、という点が
ポジティブシンキングと違うところ。

買ったばかりの店からの帰り、
ぎりぎり足が届く慣れない自転車で
ヨタヨタ走る子どもの姿をみながら

自転車が倒れずに走るのって
すごいよなぁと

いつの時代の人? とツッコまれそうな
ことを考え、

そこから、物事の捉え方にはやっぱり
2つあると再確認し、

やっぱり、ポジティブな側面に
目を向けたいなぁと思っていました。

【今日のまとめ】

一定の速さを保てばバランスがとれて
倒れない。

一定の速さを保てなければ
バランスが取れずに倒れる。

どちらも同じ「自転車が走っている」
状態を表している。

どちらの捉え方をするかは
自分次第。


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