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Assimilation(同化):新たな時代のテクニカルターム

政府が外国人労働者の受け入れ拡大へかじを切りました。しかし、議論を先延ばしにしてきたため、ほとんど中身はスッカラカンと云う始末。
結果、問題噴出です。問題解決は、各自治体や国民にお任せになります。

では、外国人の受け入れを拒めばよいのか?今後10年間で、労働人口が500万人も不足する現実に、その選択はあり得ません。ゲストワーカーとして、労働力だけ一時的に輸入する考えはどうか?おそらく、この考え方が一番危険でしょう。労働人口の不足は、かなり長期間に及びます。その間、短期滞在者が何回転もすることになります。一時滞在者の彼らは、日本で手にした財は、本国に全て持ち帰るはずです。一時滞在者であるからと、よそ者扱いされれば、強固な自国のコミュニティを国内で形成するでしょう。また、犯罪だって、犯しやすくなります。

解は、同化(アッシミレーション)にあるのではないでしょうか。
噴出する問題は時間を掛けて解きほぐすしかないのでしょう。
長期滞在であれば、可能ではないでしょうか。わたしたちの考え方、文化を理解してもらい、日本で消費し、日本で資産を形成してもらい、地域のコミュニティの一員として参加してもらう。そうすれば、おのずと犯罪だって、犯しにくくなるはずです。

ただ、「云うは易し、行うは難し」です。
冒頭のリンクは、それを物語っています。日本も過去にアジア諸国で行った同化政策では、大きな禍根を残しました。成功例は、少ないようです。失敗する可能性の方が高いようです。でも、可能性はゼロではないはずです。

むしろ、なんでもハラスメントの現在は、チャンスかもしれないです。
差別や圧力に敏感なこの時代、彼らに寄り添って共に歩むことができるかもしれないです。この国は、オモテナシの国なんでしょ?自分、自分ではなく、相手の立場に立って物事を考えることを美しいと感じられる国なんですから。
混迷の時代と嘆くより、江戸の時代から明治の時代へと変わったように同じような大躍動期の時代なのだと今を捉えるべきなのかもしれないです。
ならば、日本の未来は、決して暗いものではないはずです。

昨晩、日本のルーツの大きな流れの一つにベトナムのキン族が入っていることをテレビで知り驚きました。キン族って、いまのベトナムのマジョリティなんですよね。あぁ~、日本はアジアの民族の一つのなんだぁ。と感慨深くなり、投稿してみました。

こんな未来がやってくればいいですね。
https://note.mu/snailspace/n/ne68abf82e288


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