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RB 10 矢島康希(4年)

2018年春、中学時代から夢見ていた東京学芸大学に合格した。小学校の頃からよく遊びに行くくらい家から近く、教師という仕事に対して魅力を感じていた自分にとって、とても嬉しかった。

合格発表の時、様々な部活から新歓のビラをもらった。ラクロス、アメフト、アイスホッケーなどこれまでバスケしかやってこなかった自分にとって視野が広げられた感じがして新鮮だった。それでもバスケを続けるんだろうなぁと思っていた。というよりバスケしか考えられなかった。高校時代、大して活躍もしていないバスケから逃げる感じがして嫌だった。プライドの問題だった。

春休み、早く友達を作りたいと焦っていた自分は「逃走中」に参加した。そこで初めてSNAILSの先輩とコンタクトを取った。同じA保の先輩の宮本さんだ。めちゃくちゃデカかった。高校時代、それなりにトレーニングしフィジカルに自信があった自分でも到底及ばず、この世にこんなデカい人がいるのかと思った。他にも色々なSNAILSの先輩に声をかけてもらってアメフトに興味を持つようになった。それでもやっぱりバスケだと心の奥では思っていた。

それからタッチフットに参加して、練習の見学にも行った。すごかった。部活に懸けてるんだと思った。本気の雰囲気が伝わった。アメフトが好きになった。入部するかも分からない自分によくしてくれる先輩方の人柄にもどんどん惹かれていった。

そしてSNAILS体験会に参加した。素直に楽しかった。全く可能性が未知の自分に「お前とアメフトしたい。」と言ってくれる先輩もいた。この人たちと戦いたい、4年間SNAILSに懸けたいと思った。その日、バスケへの腐ったプライドを捨て、SNAILSへの入部を決意した。

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