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正解のない子育てに一貫性のない対応をしてしまう

こんにちは。

トーマスにはまっている子どもに誕生日プレゼントとしてトーマスの列車を買うことにしました。いつもおもちゃはネットだったのでどこで売っているか分からず。職場で聞くとみんな声をそろえて「電気屋さん」。

知らなかった。電気屋さんにあんな大きなおもちゃ売り場コーナーがあるなんて・・・。確かに電池で動くおもちゃも多いから、そのまま電池も買えるし便利よね。

子育てに対する姿勢の違い

【フランスの子どもは夜泣きをしない/パメラ・ドラッカーマン】を読みました(おすすめです)。著者はアメリカ人でイギリス人の夫と3人の子どもをパリで養育しています。その中で英米人とフランス人の考え方や捉え方の違いを様々な例で示していくのですが、読んでいて、私はかなり米英人タイプだと思っていました。

端的に言うと、

米英人タイプ:

子ども主導。

上手でも下手でも子どものしたことは褒める。     

子どもを対等には扱わないため、知り合いの子が挨拶しなくても「そういうもの」と放っておく。

子どもがかんしゃくを起こして親を叩いても「そういうもの」として終わる。

かまいすぎる傾向がある。結果『王様化した子ども』となる。分別のつかない好き勝手する子どもになる。

フランス人タイプ:

まず子どもに『待つ』ことを教える。それはネンネトレーニングの時も同様ですぐに抱き上げあやさない。子どもが上手に眠れるよう教えるのが親の役目で、子どもが今どういう状態か、眠いのか、完全に起きてしまったのか、を観察する。泣いてもしばらく『待つ』。

『枠組み』を明確に持つ。それを守るには確固たる態度で臨む。それが効果を発揮するには日ごろからの信頼や尊敬の関係ができていること。

『決定権は私(親)が持つ』。「ダメなものはダメ!。議論の余地はない」と言い切る(もちろん禁止の理由を説明する)。


私としては、これはどうなのか?子どもの気持ちを聞いたり、親側の譲歩も必要ではと思いましたが、フランス流では「選択肢が多くあると子どもが不安になる」「甘やかすほど子どもにとっては不幸」と考え、「世の中には理屈がいらないこともある」「人生、気が進まなくてもしなくてはいけないことがある」と世の中の真理を伝える。 

英米の絵本は基本的に最後はハッピーエンドで終わるが、フランスはそうとは限らない。いじめられて、仲直りして、結局またいじめられて、何も変わってない状態で終わるなど考えさせられる終わり方も多い。

本を読んで、フランスでは子どもでも一個人として扱い、特別甘やかしたり、良い面だけみせることはしないのだと知りました。

振りかえると、私の子育ては枠組みはゆるゆるで、こうすればいいと言われれば取り入れ、上手くいかないとまた別の方法を取り入れと一貫性がない。そして、子育てに困っているお母さん方の共通点も子どもを優先しすぎて、振り回され、訳わからなくなっているな、と思うことが多いです。

子どもに対して『自立して欲しい』という大きな目標は持っているが、それに見合うサポートをしていたか?というとできていない。

すぐに介助の手を出してしまうし、子どもの感情につられて自分の感情コントロールもまともにできない。

すべてがすべてフランス流が良いとは思わない。私からしたら冷たい感じがするし、うちの「愛情が欲しいの~」と言う娘には適していないことも多いけど、枠決めと主導権は親!は徹底しても良いかと思う。そうでないと子どもがぐずる度にTVを見る時間が長くなり、寝る時間が遅くなるしね。

我が家は寝る時間だけは厳守してきた結果、寝る前に「もっと遊びたい~」とひとしきり大泣きするけど(それも毎日。諦めろ)、最近はすぐに泣き止み、暗闇の中でごそごそと自分の最適な寝る場所を見つけ、おしゃべりすることなく寝るようになってきた。年齢があがったからかもしれないけど、これが枠組みかな?と思ったりもする。




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